 １３．地域別の動き ―製造品出荷額等は、３つの地域で増加―（従業者4人以上の事業所） |
（１） 概 況
事業所数は、高岡・射水地域が1,264事業所（構成比38.1％）と最も多く、以下、富山地域が1,203事業所（同36.2％）、砺波地域が465事業所（同14.0％）、新川地域が388事業所（同11.7％）で、前年と比べ、全ての地域で減少した（表32､図22､表33）。
従業者数は、富山地域が51,222人（構成比40.6％）と最も多く、以下、高岡・射水地域が41,699人（同33.1％）、新川地域が18,975人（同15.1％）、砺波地域が14,134人（同11.2％）で、前年と比べると、３地域で増加した（表32､図22､表34）。
製造品出荷額等は、富山地域が１兆5,970億円（構成比42.9％）と最も多く、以下、高岡・射水地域が１兆2,135億円（同32.6％）、砺波地域が4,732億円（同12.7％）、新川地域が4,417億円（同11.9％）となり、前年に比べ、新川地域で減少したが、他の３地域で増加した（表32､図22､表35）。
また、出荷額等の地域別主要業種は、新川地域及び砺波地域では電子部品、富山地域では化学、高岡･射水地域では金属製品となっている（表32）。
（２） 事業所数
前年と比べると、新川地域が19事業所の減少（前年比▲4.7％減）、富山地域が52事業所の減少（同▲4.1％減）、高岡・射水地域が84事業所の減少（同▲6.2％減）、砺波地域が41事業所の減少（同▲8.1％減）と全ての地域で減少した（表33､図23）。
市町村別では、前年に比べ入善町、上市町で増加し、高岡市など12市町で減少した（統計表４−第1表）。
（３） 従業者数
前年と比べると、新川地域で627人の増加（前年比3.4％増）、富山地域で976人の増加（同1.9％増）、高岡・射水地域が749人（前年比1.8％増）となり、砺波地域が▲212人の減少（同▲1.5％減）となった。（表34､図24）。
市町村別では、前年に比べ射水市など8市町村で増加し、高岡市など7市町で減少した (統計表４−第2表）。
（４） 製造品出荷額等
前年と比べると、富山地域が985億円の増加（前年比6.6％増）、高岡・射水地域が447億円の増加（同3.8％増）、砺波地域が54億円の増加（同1.2％増）であったが、新川地域が▲126億円の減少（同▲2.8％減）であった（表35､図25）。
市町村別では、前年に比べ富山市など9市町村で増加し、高岡市など6市町で減少した（統計表４−第3表）。
