統計情報ライブラリー/産業工業統計調査

10.リース契約額及び支払額     年間契約額は541億円―
                           (従業者30人以上の事業所)

                          

 リース契約は、契約額(18年に新規契約し物件の納入があったもの)では541億円(前年722億円)、年間支払額(18年以前に契約したものを含む)では341億円(同319億円)となった(表28、図18)。

 このリース契約は、平成11年から追加された調査項目である。設備・機械などの利用をリースで行うか、有形固定資産の取得として処理するかどうかの判断は、設備等の内容、費用、想定耐用年数などにより変わる。そのため、リース契約額・年間支払額とその業種別内訳は、年によって大きく変動する傾向がある。

 

(1)リース契約額

 契約額を業種別(産業中分類別)にみると、電子部品が374億6,379万円で構成比が69.2%(前年84.9%)、非鉄金属が38億7,859万円で7.2%(同1.0%)、一般機械が28億9,108万円で5.3%(同3.7%)であった(表28、図18)。

  従業者規模別にみると、1000人以上規模が381億3,042万円(構成比70.4%)で最も大きかった(表29)。

 

(2)リース支払額

  年間支払額を業種別にみると、電子部品が193億6,746万円で56.8%(前年56.5%)、化学が32億7,603万円で9.6%(同10.4%)であった(表28、図18)。

   従業者規模別にみると、500〜999人以上規模が104億1,886万円(構成比30.6%)で最も大きかった(表29)。