統計情報ライブラリー/産業工業統計調査

10.リース契約額及び支払額     ―年間契約額は281億円
                           (従業者30人以上の事業所)

                          

 リース契約は、契約額(16年に新規契約し物件の納入があったもの)では281億円(前年147億円)、年間支払額(16年以前に契約したものを含む)では290億円(同195億円)となった(表28、図18)。

 このリース契約は、平成11年から追加された調査項目である。設備・機械などの利用をリースで行うか、有形固定資産の取得として処理するかどうかの判断は、設備等の内容、費用、想定耐用年数などにより変わる。そのため、リース契約額・年間支払額とその業種別内訳は、年によって大きく変動する傾向がある。

 

(1)リース契約額

 契約額を業種別(産業中分類別)にみると、電子部品が1686,135万円で構成比が60.1%(前年23.0%)、一般機械が258,450万円で9.2%(同14.6%)、化学が239,201万円で8.5%(同27.0%)であった表28、図18)。

  従業者規模別にみると、1000人以上規模が1335,129万円(構成比47.6%)で最も大きかった表29)。

 

(2)リース支払額

  年間支払額を業種別にみると、電子部品が1536,343万円で構成比が53.0%(前年26.2%)、化学が30971万円で10.4%(同17.9%)であった表28、図18)。

   従業者規模別にみると、1000人以上規模が1206,784万円(構成比41.6%)で最も大きかった表29)。