統計情報ライブラリー/産業工業統計調査

11.1日当たり工業用水量     ―前年に比べ▲2.7%減少―
                           (従業者30人以上の事業所)

                          

  工業用水量は、1,930千m3/日で、前年に比べ▲55千m3/日減少(前年比▲2.7%減)した。また、1事業所当たりでは2,437m3/日で前年に比べ▲72m3/日減少(同▲2.9%減)した。

 水源別でみると、回収水が988千m3/日(構成比51.2%(前年51.4%))が最も多く、次いで井戸水が413千m3/日(同21.4%(同21.0%))と、この2つで全体の72.5%(前年72.4%)をまかなっている(表30、図19)。

 用途別でみると、冷却用水・温調用水が1,290千m3/日(構成比66.8%(前年65.9%))で最も多く、次いで製品処理用水・洗浄用水が507千m3/日(同26.3%(同26.9%))と、この2つで全体の93.1%(前年92.8%)を使用している(表30、図19)。

 業種別でみると、パルプ・紙が478千m3/日(構成比24.8%(前年26.3%))で最も多く、次いで化学が431千m3/日(同22.3%(同22.9%))、鉄鋼が231千m3/日(同12.0%(同11.2%))と、上位3業種で全体の59.1%(前年60.4%)を使用している (図20)。