統計情報ライブラリー/産業工業統計調査

10.リース契約額及び支払額     ―年間支払額は195億円―
                           (従業者30人以上の事業所)

                          

 リース契約は、契約額(15年に新規契約し物件の納入があったもの)では147億円(前年154億円、前年比▲4.3%減)、年間支払額(15年以前に契約したものを含む)では195億円(同183億円、同6.3%増)となった(表28、図18)。

 このリース契約は、平成11年から調査項目に追加され、設備・機械などをリースで行うか有形固定資産として処理するかどうかの判断は、設備等の内容、費用、想定耐用年数などにより変わるため、リース契約額・年間支払額とその業種別内訳は、年によって大きく変動する傾向がある。

 

(1)リース契約額

 契約額を業種別(産業中分類別)にみると、化学が39億6,716万円で最も多く、構成比が27.0%(前年28.3%)、次いで電子部品が33億7,613万円で同23.0%(同26.7%)、一般機械が21億4,176万円で同14.6%(同7.9%)となった(表28、図18)。

   従業者規模別にみると、100〜299人規模が45億9,578万円(構成比31.3%)で最も多かった(表29)。

 

(2)リース支払額

  年間支払額を業種別にみると、電子部品が51億249万円で最も多く、構成比が26.2%(前年25.5%)、次いで化学が34億9,191万円で同17.9%(同12.5%)であった(表28、図18)。

   従業者規模別にみると、100〜200人規模が62億9,522万円(構成比32.3%)で最も多かった(表29)。