統計情報ライブラリー／人口・自然／人口と世帯／人口移動調査／
人口と世帯/人口構造
2. 年齢別人口　−全国より3.5ポイント高い老年人口割合−
ア　県計
　平成24年の総人口を年齢３区分別にみると、「15歳未満の年少人口」が137,721 人（構成比12.8％）、「15〜64歳の生産年齢人口」が643,043人（同59.6％）、「65歳以上の老年人口」が297,862人（同27.6％）となっている。

　前年と比較すると、年少人口では2,358人（1.7％）の減少、生産年齢人口では15,204人（2.3％）の減少、老年人口では11,916人（4.2％）の増加となっている。構成比を前年と比較すると、年少人口では0.1ポイント低下、生産年齢人口では1.1ポイント低下、老年人口は1.2ポイント上昇した。（図６、表７）
図６　年齢３区分別人口割合の推移


表７　年齢３区分別人口の推移

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（割合：総人口＝100）
年　次 総　数 年少人口（ 15 歳 未 満 ） 生産年齢人口（15〜64歳） 老年人口（ 65 歳 以 上 ）
人　口 増減率 構成比 人　口 増減率 構成比 人　口 増減率 構成比
人 人 ％ ％ 人 ％ ％ 人 ％ ％
大正9年※ 724,276 290,997 − 40.2 393,489 − 54.3 39,790 − 5.5
14※ 749,243 292,017 0.4 39.0 418,688 6.4 55.9 38,538 △ 3.1 5.1
昭和5年※ 778,953 292,812 0.3 37.6 449,281 7.3 57.7 36,860 △ 4.4 4.7
10※ 798,890 299,595 2.3 37.5 461,036 2.6 57.7 38,259 3.8 4.8
15※ 822,569 298,947 △ 0.2 36.3 481,772 4.5 58.6 41,809 9.3 5.1
22※ 979,229 349,518 16.9 35.7 580,216 20.4 59.3 49,495 18.4 5.1
25※ 1,008,790 361,557 3.4 35.8 594,073 2.4 58.9 53,117 7.3 5.3
30※ 1,021,121 347,493 △ 3.9 34.0 614,972 3.5 60.2 58,645 10.4 5.7
35※ 1,032,614 307,923 △11.4 29.8 662,018 7.7 64.1 62,673 6.9 6.1
40※ 1,025,465 246,284 △20.0 24.0 709,713 7.2 69.2 69,468 10.8 6.8
45※ 1,029,695 229,658 △ 6.8 22.3 716,831 1.0 69.6 83,206 19.8 8.1
50※ 1,070,791 246,399 7.3 23.0 723,024 0.9 67.5 101,265 21.7 9.5
55※ 1,103,459 249,935 1.4 22.7 730,099 1.0 66.2 123,407 21.9 11.2
60※ 1,118,369 233,965 △ 6.4 20.9 740,728 1.5 66.2 143,646 16.4 12.8
平成2年※ 1,120,161 195,598 △16.4 17.5 754,081 1.8 67.3 168,946 17.6 15.1
7※ 1,123,125 170,045 △13.1 15.1 751,639 △ 0.3 66.9 201,320 19.2 17.9
10 1,126,336 162,487 △ 1.5 14.4 741,490 △ 0.6 65.8 222,238 3.3 19.7
11 1,125,177 159,805 △ 1.7 14.2 737,490 △ 0.5 65.5 227,761 2.5 20.2
12※ 1,120,851 157,179 △ 1.6 14.0 730,541 △ 0.9 65.2 232,733 2.2 20.8
13 1,120,320 155,317 △ 1.2 13.9 724,444 △ 0.8 64.7 240,161 3.2 21.4
14 1,118,518 153,939 △ 0.9 13.8 718,372 △ 0.8 64.2 245,809 2.4 22.0
15 1,116,926 152,518 △ 0.9 13.7 714,185 △ 0.6 63.9 249,825 1.6 22.4
16 1,116,306 151,579 △ 0.6 13.6 711,089 △ 0.4 63.7 253,240 1.4 22.7
17※ 1,111,729 149,545 △ 1.3 13.5 702,924 △ 1.1 63.2 258,317 2.0 23.2
18 1,109,205 148,724 △ 0.5 13.4 695,259 △ 1.1 62.7 264,279 2.3 23.8
19 1,105,312 147,416 △ 0.9 13.3 685,487 △ 1.4 62.0 271,466 2.7 24.6
20 1,101,292 146,383 △ 0.7 13.3 677,158 △ 1.2 61.5 276,808 2.0 25.1
21 1,095,217 144,753 △ 1.1 13.2 666,251 △ 1.6 60.8 283,270 2.3 25.9
22※ 1,093,247 141,936 △ 1.9 13.0 662,072 △ 0.6 60.8 285,102 0.6 26.2
23  1,088,409 140,079 △ 1.3 12.9 658,247 △ 0.6 60.5 285,946 0.3 26.3
24 1,082,763 137,721 △ 1.7 12.8 643,043 △ 2.3 59.6 297,862 4.2 27.6
（注）各年10月1日現在。※は「国勢調査」、その他は「富山県人口移動調査」による。総数は年齢不詳を含む。
 　　年齢別人口は、年齢不詳を含まないため、年齢別人口の和は総数に一致しない。
　　 構成比は、分母から年齢不詳を除いて算出。
　　 人口は、各年10月1日現在。増減率(対前年(前回))=(各年人口−前年(前回)人口)/前年(前回)人口×100
 
イ　市町村別　−年少人口割合の最高は舟橋村の21.1％、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　老年人口割合の最高は朝日町の37.2％−
　次に、市町村別に年齢３区分別人口構成割合をみると、それぞれ最も高い市町村は、年少人口では舟橋村で21.1％(県全体12.8％)、生産年齢人口では舟橋村で61.2％(県全体59.6％)、老年人口では朝日町で37.2％(県全体27.6％)となった。（表８）
表８　市町村別・年齢（３区分）別人口

市町村名 実 数 総数に対する割合
総　数 15歳未満 15〜64歳 65歳以上 15歳未満 15〜64歳 65歳以上
人 人 人 人 ％ ％ ％
県　　計 1,082,763 137,721 643,043 297,862 12.8 59.6 27.6
富 山 市 421,065 54,829 255,637 107,909 13.1 61.1 25.8
高 岡 市 174,037 21,042 102,354 49,903 12.1 59.1 28.8
魚 津 市 44,193 5,352 25,752 12,915 12.2 58.5 29.3
氷 見 市 50,347 5,533 28,537 16,264 11.0 56.7 32.3
滑 川 市 33,445 4,676 20,160 8,609 14.0 60.3 25.7
黒 部 市 41,677 5,441 24,599 11,553 13.1 59.1 27.8
砺 波 市 49,285 7,092 29,419 12,644 14.4 59.8 25.7
小矢部市 31,270 3,534 18,045 9,668 11.3 57.7 30.9
南 砺 市 53,412 6,093 29,909 17,369 11.4 56.0 32.5
射 水 市 92,831 13,054 55,764 23,793 14.1 60.2 25.7
舟 橋 村 2,947 621 1,803 523 21.1 61.2 17.7
上 市 町 21,598 2,558 12,474 6,563 11.8 57.8 30.4
立 山 町 27,085 3,566 16,104 7,406 13.2 59.5 27.4
入 善 町 26,476 3,108 15,480 7,876 11.7 58.5 29.8
朝 日 町 13,095 1,222 7,006 4,867 9.3 53.5 37.2
（注）平成24年10月1日現在。総数は年齢不詳を含む。
 　　 年齢別人口は、年齢不詳を含まないため、年齢別人口の和は総数に一致しない。
 　　 構成比は、分母から年齢不詳を除いて算出。


 
ウ　全国との比較
　本県の年齢３区分別人口構成割合（年少人口12.8％、生産年齢人口59.6％、老年人口27.6％）を全国（年少人口13.0％、生産年齢人口62.9％、老年人口24.1％）と比べると、年少人口で0.2ポイント、生産年齢人口で3.3ポイント低く、対照的に老年人口では3.5ポイント高い。また、75歳以上の後期高齢者については、富山県が14.3％で、全国の11.9％より2.4ポイント高くなっている。

　老年人口が年少人口を上回ったのは、富山県では平成５年から、全国では平成９年からで、ともにその差は拡大している。（表９、図７）
表９　年齢３区分別人口割合の推移

年　次 年少人口割合
（15歳未満）		 生産年齢人口割合
（15〜64歳）		 老年人口割合
(65歳以上）
(75歳以上）
富山県(全国順位) 全 国 富山県 全 国 富山県(全国順位) 全 国 富山県 全 国
％ 位 ％ ％ ％ ％ 位 ％ ％ ％
大正9年※ 40.2 3 36.5 54.3 58.3 5.5 24 5.3 1.7 1.3
14※ 39.0 11 36.7 55.9 58.2 5.1 31 5.1 1.4 1.4
昭和5年※ 37.6 22 36.6 57.7 58.7 4.7 33 4.8 1.5 1.4
10※ 37.5 27 36.9 57.7 58.5 4.8 30 4.7 1.3 1.3
15※ 36.3 28 36.1 58.6 59.2 5.1 20 4.7 1.2 1.2
22※ 35.7 − 35.3 59.3 59.9 5.1 − 4.8 1.0 1.1
25※ 35.8 24 35.4 58.9 59.6 5.3 24 4.9 1.3 1.3
30※ 34.0 24 33.4 60.2 61.2 5.7 25 5.3 1.7 1.5
35※ 29.8 32 30.2 64.1 64.1 6.1 29 5.7 1.9 1.7
40※ 24.0 40 25.7 69.2 68.0 6.8 32 6.3 2.1 1.9
45※ 22.3 43 24.0 69.6 68.9 8.1 25 7.1 2.3 2.1
50※ 23.0 36 24.3 67.5 67.7 9.5 20 7.9 2.8 2.5
55※ 22.7 29 23.5 66.2 67.3 11.2 18 9.1 3.6 3.1
60※ 20.9 36 21.5 66.2 68.2 12.8 17 10.3 4.8 3.9
平成2年※ 17.5 41 18.2 67.3 69.5 15.1 16 12.0 6.3 4.8
5 15.8 46 16.7 67.4 69.8 16.9 16 13.5 7.0 5.4
7※ 15.1 43 15.9 66.9 69.4 17.9 16 14.5 7.5 5.7
9 14.6 44 15.3 66.3 69.0 19.1 17 15.7 8.0 6.2
12※ 14.0 40 14.6 65.2 67.9 20.8 18 17.3 9.1 7.1
14 13.8 40 14.2 64.2 67.3 22.0 16 18.5 10.0 7.9
15 13.7 39 14.0 63.9 66.9 22.4 16 19.0 10.5 8.3
16 13.6 40 13.9 63.7 66.6 22.7 18 19.5 10.9 8.7
17※ 13.5 40 13.7 63.2 65.8 23.2 19 20.1 11.4 9.1
18 13.4 39 13.6 62.7 65.5 23.8 18 20.8 11.9 9.5
19 13.3 36 13.5 62.0 65.0 24.6 18 21.5 12.3 9.9
20 13.3 35 13.5 61.5 64.5 25.1 15 22.1 12.8 10.4
21 13.2 35 13.3 60.8 63.9 25.9 14 22.7 13.2 10.8
22※ 13.0 32 13.1 60.6 63.3 26.1 15 22.8 13.4 11.0
23  12.9  32 13.1 60.7 63.6 26.4 13  23.3  14.0  11.5
24 12.8 … 13.0 59.6 62.9 27.6 … 24.1 14.3 11.9
（注）各年10月1日現在。※は「国勢調査」、その他は富山県は「富山県人口移動調査」、
　　　全国は総務省「人口推計」（平成24年は概算値）による。
　　　なお、全国順位については※は「国勢調査」、その他は総務省「人口推計年報」による。


図７　年少人口割合、老年人口割合の推移