統計情報ライブラリー/産業鉱工業生産指数

 
平成25年鉱工業指数の動向/業種別動向

 
 
(1)鉄鋼業            (2)非鉄金属工業         (3)金属製品工業           (4)はん用・生産用・業務用機械工業
(5)電気機械工業       (6)輸送機械工業         (7)窯業・土石製品工業   (8)化学工業
(9)プラスチック製品工業  (10)パルプ・紙・紙加工品工業  (11)繊維工業          (12)食料品工業    
(13)その他の工業

※ 業種別・品目別生産・在庫指数寄与度〔ダウンロード(Excel)〕

平成25年富山県鉱工業指数年報はこちら 
 



(1)鉄鋼業

@ 概 況

 生産指数は前年比▲3.6%(寄与度▲0.13)で92.3となり、2年連続で低下した。これは、3品目中、1品目(素製品(鋼半製品含))が増加したものの、2品目(熱間圧延鋼材、鋳鍛鋼品類)が減少したことによる(表1、統計表第1表)。
 在庫指数は前年末比▲20.5%(寄与度▲1.40)で87.6となり、2年ぶりに低下した。これは3品目中すべて(素製品(鋼半製品含)、熱 間圧延鋼材、鋳鍛鋼品類)が減少したことによる(表1、統計表第9表)。
 




A 生 産

 四半期別生産指数の前期比(季節調整済指数)は、T期8.7%、U期1.3%と2期連続で上昇したが、V期▲4.3%と低下し、W期4.9%と再び上昇した。
 また、前年同期比(原指数)は、T期▲11.0%、U期▲8.0%、V期▲3.6%と平成23年W期以降8期連続で前年を下回ったが、W期10.8%と前年を上回った(図3、統計表第3表)。


B 在 庫
 四半期別在庫指数の前期末比(季節調整済指数)は、T期▲4.6%、U期▲3.7%、V期▲14.8%と平成24年W期以降4期連続で低下したが、W期1.2%と上昇した。
  また、前年同期末比(原指数)は、T期0.2%と平成24年T期以降5期連続で前年を上回ったが、U期▲5.6%、V期
▲24.1%、W期▲20.5%と3期連続で前年を下回った(図4、統計表第4表)。





(2)非鉄金属工業

@ 概 況

 生産指数は前年比▲1.8%(寄与度▲0.15)で100.0となり、4年ぶりに低下した。これは7品目中、2品目(伸銅製品、電線ケーブル)が増加したものの、5品目(アルミニウム二次精錬、非鉄金属地金、アルミニウム圧延製品、非鉄金属鋳物、その他非鉄金属製品)が減少したことによる(表2、統計表第1表)。
  在庫指数は前年末比▲21.3%(寄与度▲1.04)で80.4となり、2年連続で低下した。これは6品目中、1品目(その他非鉄金属製品)が増加したものの、5品目(アルミニウム二次精錬、非鉄金属地金、伸銅製品、アルミニウム圧延製品、電線ケーブル)が減少したことによる(表2、統計表第9表)。

 
 
 


A 生 産

 四半期別生産指数の前期比(季節調整済指数)は、T期▲0.9%と平成24年T期以降5期連続で低下し、U期3.3%と上昇したが、V期▲0.1%と低下し、W期4.5%と再び上昇した。
 また、前年同期比(原指数)は、T期▲10.7%、U期▲2.4%、V期▲1.1%と平成24年V期以降5期連続で前年を下回ったが、W期7.4%と前年を上回った(図7、統計表第3表)。

B 在 庫
 四半期別在庫指数の前期末比(季節調整済指数)は、T期▲3.2%と低下し、U期3.2%と上昇したが、V期▲6.9%、W期▲13.3%と2期連続で低下した。
 また、前年同期末比(原指数)は、T期▲21.3%と平成24年U期以降4期連続で前年を下回ったが、U期4.1%と前年を上回り、V期▲1.1%、W期▲21.3%と2期連続で前年を下回った(図8、統計表第4表)。






(3)金属製品工業

@ 概 況
 生産指数は前年比8.8%(寄与度0.83)の上昇で110.9となり、4年連続で上昇した。これは6品目中、3品目(鉄構物、管継手、その他金属製品)が減少したものの、3品目(金属製建具、軽金属板製品、ばね)が増加したことによる(表3、統計表第1表)。
 在庫指数は前年末比37.0%(寄与度1.37)の上昇で92.2となり、2年連続で上昇した。これは4品目中、1品目(軽金属板製品)が減少したものの、3品目(金属製建具、ばね、その他金属製品)が増加したことによる(表3、統計表第9表)。




A 生 産
 四半期別生産指数の前期比(季節調整済指数)は、T期6.6%、U期3.0%、V期1.4%、W期1.6%と平成24年W期以降5期連続で上昇した。
 また、前年同期比(原指数)は、T期0.8%、U期10.1%、V期12.9%、W期11.6%と4期連続で前年を上回った(図11、統計表第3表)。

B 在 庫
 四半期別在庫指数の前期末比(季節調整済指数)は、T期32.5%、U期5.8%と2期連続で上昇し、V期▲2.6%と低下したが、W期4.8%と再び上昇した。
 また、前年同期末比(原指数)は、T期32.8%、U期37.1%、V期31.1%、W期37.0%と24年T期以降8期連続で前年を上回った(図12、統計表第4表)。





(4)はん用・生産用・業務用機械工業

@ 概 況
 生産指数は前年比2.2%(寄与度0.31)の上昇で101.3となり、2年ぶりに上昇した。これは8品目中4品目(軸受、金属工作機械、その他一般機械・部品、業務用機械)が低下したものの、4品目(油圧機器、ロボット・産業機械、金型、機械工具)が増加したことによる(表4、統計表第1表)。
 在庫指数は前年末比▲1.3%(寄与度▲0.20)で120.3となり、2年連続で低下した。これは5品目中、2品目(軸受、その他一般機械・部品)が増加したものの、3品目(金属工作機械、機械工具、業務用機械)が減少したことによる(表4、統計表第9表)。




A 生 産
 四半期別生産指数の前期比(季節調整済指数)は、T期▲1.0%と平成23年V期以降7期連続で低下したが、U期4.5%、V期1.2%、W期18.6%と3期連続で上昇した。
 また、前年同期比(原指数)は、T期▲12.0%、U期▲3.7%と平成23年W期以降7期前連続で前年を下回ったが、V期0.6%、W期27.5%と2期連続で前年を上回った(図15、統計表第3表)。

B 在 庫
 四半期別在庫指数の前期末比(季節調整済指数)は、T期▲22.8%、U期▲2.6%と平成24年T期以降6期連続で低下したが、V期13.1%、W期10.5%と2期連続で上昇した。
 また、前年同期末比(原指数)は、T期▲41.1%、U期▲41.1%、V期▲24.3%、W期▲1.3%と平成24年V期以降6期連続で前年を下回った(図16、統計表第4表)。






(5)電気機械工業

@ 概 況
 生産指数は前年比▲7.8%(寄与度▲1.25)で64.2となり、3年連続で低下した。これは6品目中、2品目(その他電気機械、電子部品)が増加したものの、4品目(回転・静止電気機器、半導体、集積回路、抵抗器)が減少したことによる(表5、統計表第1表)。
 在庫指数は前年末比9.7%(寄与度1.06)の上昇で369.8となり、4年連続で上昇した。これは3品目中、2品目(回転・静止電気機器、半導体)が減少したものの、1品目(電子部品)が増加したことによる(表5、統計表第9表)。


A 生 産
 四半期別生産指数の前期比(季節調整済指数)は、T期は1.7%と上昇し、U期▲4.9%と低下し、V期1.1%と上昇したが、W期▲6.5%と再び低下した。
 また、前年同期比(原指数)は、T期▲4.7%、U期▲12.9%、V期▲4.6%、W期▲8.0%と平成23年U期以降11期連続で前年を下回った(図19、統計表第3表)。

B 在 庫
 四半期別在庫指数の前期末比(季節調整済指数)は、T期▲6.1%、U期▲2.5%と2期連続で低下し、V期13.9%と上昇したが、W期▲0.8%と再び低下した。
 また、前年同期末比(原指数)は、T期34.6%、U期32.7%、V期31.9%、W期9.7%と平成22年U期以降15期連続で前年を上回った(図20、統計表第4表)。

 



(6)輸送機械工業

@ 概 況
 生産指数は前年比1.3%(寄与度0.04)の上昇で105.2となり、2年連続で上昇した。これは3品目中、2品目(自動車部品、二輪自動車部品)が減少したものの、1品目(自動車ボデー)が増加したことによる(表6、統計表第1表)。
 在庫指数は前年末比▲2.0%(寄与度▲0.05)で152.2となり、平成21年以降初めて低下した。これは1品目(二輪自動車部品)が増加したものの、1品目(自動車部品)が減少したことによる(表6、統計表第9表)。

 


A 生 産
 四半期別生産指数の前期比(季節調整済指数)は、T期7.7%と平成24年W期以降2期連続で上昇し、U期▲0.5%と低下したが、V期2.0%、W期11.2%と2期連続で上昇した。
 また、前年同期比(原指数)は、T期▲5.7%、U期▲14.8%と平成24年W期以降3期連続で前年を下回ったが、V期9.6%、W期22.5%と2期連続で前年を上回った(図23、統計表第3表)。

 

B 在 庫
 四半期別在庫指数の前期末比(季節調整済指数)は、T期▲2.0%と低下し、U期10.4%と上昇したが、V期▲7.2%、W期▲2.1%と2期連続で低下した。
 また、前年同期末比(原指数)は、T期12.3%、U期24.4%、V期8.1%と平成24年U期以降6期連続で前年を上回ったが、W期▲2.0%と前年を下回った(図24、統計表第4表)。

 




(7)窯業・土石製品工業

@ 概 況
 生産指数は前年比8.0%(寄与度0.21)の上昇で96.9となり、2年ぶりに上昇した。これは6品目中、3品目(生コンクリート、ファインセラミックス、その他窯業・土石製品)が減少したものの、3品目(ガラス製品、セメント製品、炭素製品)が上昇したことによる(表7、統計表第1表)。
 在庫指数は前年末比11.2%(寄与度0.32)の上昇で90.1となり、2年連続で上昇した。これは5品目中、1品目(その他窯業・土石製品)が減少したものの、4品目(ガラス製品、セメント製品、炭素製品、ファインセラミックス)が増加したことによる(表7、統計表第9表)。


A 生 産
 四半期別生産指数の前期比(季節調整済指数)は、T期16.6%と上昇したが、U期▲1.5%、V期▲1.8%、W期▲6.8%と3期連続で低下した。
 また、前年同期比(原指数)は、T期7.5%、U期12.1%、V期13.8%と3期連続で前年を上回ったが、W期▲0.4%と前年を下回った(図27、統計表第3表)。
 
B 在 庫
 四半期別在庫指数の前期末比(季節調整済指数)は、T期は21.5%、U期2.8%、V期5.4%と平成24年W期以降4期連続で上昇したが、W期▲8.1%と低下した。
 また、前年同期末比(原指数)は、T期19.4%、U期30.9%、V期50.2%、W期11.2%と平成24年W期以降5期連続で前年を上回った(図28、統計表第4表)。

 
 


(8)化学工業

@ 概 況
 生産指数は前年比3.1%(寄与度0.62)の上昇で134.4となり、4年連続で上昇した。これは8品目中、1品目(プラスチック樹脂)が減少したものの、7品目(化学肥料、ソーダ工業品、無機化学製品、その他化学製品、接着剤、医薬品原末・原液、医薬品)が増加したことによる(表8、統計表第1表)。
 在庫指数は前年末比15.2%(寄与度4.21)の上昇で136.0となり、2年ぶりに上昇した。これは8品目中、3品目(化学肥料、無機化学製品、プラスチック樹脂)が減少したものの、5品目(ソーダ工業品、その他化学製品、接着剤、医薬品原末・原液、医薬品)が増加したことによる(表8、統計表第9表)。

 

A 生 産
  四半期別生産指数の前期比(季節調整済指数)は、T期8.4%、U期1.6%と2期連続で上昇し、V期▲4.5%と低下したが、W期4.9%と再び上昇した。
 また、前年同期比(原指数)は、T期2.8%、U期5.8%と2期連続で前年を上回り、V期▲3.5%と前年を下回ったが、W期6.8%と再び前年を上回った(図31、統計表第3表)。
B 在 庫
 四半期別在庫指数の前期末比(季節調整済指数)は、T期14.0%、U期2.0%と2期連続で上昇し、V期▲1.6%と低下したが、W期2.2%と再び上昇した。
 また、前年同期末比(原指数)は、T期4.4%、U期9.5%、V期3.9%、W期15.2%と4期連続で前年を上回った(図32、統計表第4表)。




(9)プラスチック製品工業
@ 概 況
 生産指数は前年比5.3%(寄与度0.43)の上昇で99.1となり、3年ぶりに上昇した。これは6品目中、3品目(機械器具部品、日用品雑貨、建材・強化製品)が減少したものの、3品目(フィルム・シート、容器、その他プラスチック製品)が増加したことによる(表9、統計表第1表)。
 在庫指数は前年末比▲10.0%(寄与度▲0.98)で109.3となり、平成21年以降初めて低下した。これは6品目中、2品目(機械器具部品、その他プラスチック製品)が増加したものの4品目(フィルム・シート、容器、日用品雑貨、建材・強化製品)が減少したことによる(表9、統計表第9表)。



   

A 生 産
 四半期別生産指数の前期比(季節調整済指数)は、T期2.4%、U期0.5%、V期8.8%、W期2.7%と平成24年W期以降5期連続で上昇した。
 また、前年同期比(原指数)は、T期▲3.9%、U期▲2.5%と平成24年V期以降4期連続で前年を下回ったが、V期13.5%、W期15.1%と2期連続で前年を上回った(図35、統計表第3表)。

B 在 庫
 四半期別在庫指数の前期末比(季節調整済指数)は、T期▲5.6%、U期▲2.5%、V期▲1.2%、W期▲2.6%と4期連続で低下した。
また、前年同期末比(原指数)は、T期3.3%と平成22年W期以降10期連続で前年を上回ったが、U期▲1.8%、V期▲6.1%、W期▲10.0%と3期連続で前年を下回った(図36、統計表第4表)。




(10)パルプ・紙・紙加工品工業
@ 概 況
 生産指数は前年比3.7%(寄与度0.11)の上昇で96.9となり、2年ぶりに上昇した。これは5品目中1品目(その他紙製品)が減少したものの、4品目(パルプ、紙、板紙、ダンボール・箱・袋)が増加したことによる(表10、統計表第1表)。
 在庫指数は前年末比▲2.0%(寄与度▲0.13)で92.8となり平成21年以降初めて低下した。これは4品目中、1品目(その他紙製品)が増加し、1品目(紙)が横ばいとなったものの、2品目(板紙、ダンボール・箱・袋)が減少したことによる(表10、統計表第9表)。

 


A 生 産
 四半期別生産指数の前期比(季節調整済指数)は、T期6.1%上昇し、U期▲0.7%と低下したが、V期5.3%と上昇し、W期▲4.5%と再び低下した。
 また、前年同期比(原指数)は、T期▲3.2%と平成24年T期以降5期連続で前年を下回ったが、U期2.6%、V期10.6%、W期4.6%と3期連続で前年を上回った(図39、統計表第3表)。

B 在 庫
 四半期別在庫指数の前期末比(季節調整済指数)は、T期6.5%と上昇し、U期▲1.7%と低下したが、V期5.4%と上昇し、W期▲7.6%と再び低下した。
 また、前年同期末比(原指数)は、T期0.1%と前年を上回り、U期▲8.5%と前年を下回ったが、V期4.4%と上回り、W期▲2.0%と再び前年を下回った(図40、統計表第4表)。




(11)繊維工業
@ 概 況
 生産指数は前年比▲1.2%(寄与度▲0.03)で97.0となり、2年ぶりに低下した。これは5品目中、2品目(化繊・紡績、織物)が増加したものの、3品目(染色整理、衣類、その他繊維製品)が減少したことによる(表11、統計表第1表)。
 在庫指数は前年末比5.7%(寄与度0.18)の上昇で99.5となり、3年ぶりに上昇した。これは5品目中、2品目(染色整理、その他繊維製品)が減少したものの、3品目(化繊・紡績、織物、衣類)が増加したことによる(表11、統計表第9表)。


 

A 生 産
 四半期別生産指数の前期比(季節調整済指数)は、T期▲0.9%と低下し、U期3.8%と上昇したが、V期▲2.0%と低下し、W期2.2%と再び上昇した。
 また、前年同期比(原指数)は、T期▲8.7%、U期▲2.7%と平成24年V期以降4期連続で前年を下回ったが、V期3.0%、W期4.3%と2期連続で前年を上回った(図43、統計表第3表)。
  
B 在 庫
 四半期別在庫指数の前期末比(季節調整済指数)は、T期1.3%、U期1.5%と上昇し、V期0.0%と横ばいとなったが、W期4.0%と再び上昇した。
 また、前年同期末比(原指数)は、T期▲13.4%、U期▲15.4%、V期▲15.5%と平成24年W期以降4期連続で前年を下回ったが、W期5.7%と前年を上回った(図44、統計表第4表)。




(12)食料品工業
@ 概 況
 生産指数は前年比1.0%(寄与度0.05)の上昇で111.3となり、4年連続で上昇した。これは8品目中、5品目(調味料、惣菜、飲料、その他食料品工業製品、その他食料品)が減少したものの、3品目(冷凍調理品、乳製品、畜産製品)が増加したことによる(表12、統計表第1表)。
 在庫指数は前年末比▲3.2%(寄与度▲0.15)で77.8となり、4年連続で低下した。これは7品目中2品目(冷凍調理品、畜産製品)が増加したものの、5品目(乳製品、調味料、飲料、その他食料品工業製品、その他食料品)が減少したことによる(表12、統計表第9表)。



A 生 産
 四半期別生産指数の前期比(季節調整済指数)は、T期0.9%、U期0.4%、V期2.4%と平成24年W期以降4期連続で上昇したが、W期▲1.0%と低下した。
 また、前年同期比(原指数)は、T期▲1.8%、U期▲0.9%と2期連続で前年を下回ったが、V期4.4%、W期2.4%と2期連続で前年を上回った(図47、統計表第3表)。

B 在 庫
 四半期別生産指数の前期比(季節調整済指数)は、T期▲0.1%と平成23年T期以降9期連続で低下したが、U期1.9%と上昇し、V期▲2.3%、W期▲2.2%と2期連続で低下した。
 また、前年同期比(原指数)は、T期▲4.7%、U期▲0.9%、V期▲3.7%、W期▲3.2%と平成22年U期以降15期連続で前年を下回った(図48、統計表第4表)。





(13)その他の工業

@ 概 況
 生産指数は前年比4.8%(寄与度0.21)の上昇で102.2となり、2年ぶりに上昇した。これは4品目中、1品目(印刷業)が減少したものの、3品目(ゴム製品工業、木材・木製品工業、その他製品工業)が増加したことによる(表13、統計表第1表)。
 在庫指数は前年末比▲16.6%(寄与度▲0.20)で74.3となり、2年連続で低下した。これは2品目すべて(木材・木製品工業、その他製品工業)が減少したことによる(表13、統計表第9表)。

 

A 生 産
 四半期別生産指数の前期比(季節調整済指数)は、T期5.9%、U期1.7%、V期2.5%、W期0.4%と4期連続で上昇した。
 また、前年同期比(原指数)は、T期▲2.0%と平成24年U期以降4期連続で前年を下回ったが、U期4.7%、V期7.5%、W期9.3%と3期連続で前年を上回った(図51、統計表第3表)。

B 在 庫
 四半期別在庫指数の前期末比(季節調整済指数)は、T期▲12.1%、U期▲12.2%、V期▲3.0%と平成24年W期以降4期連続で低下したが、W期6.7%と上昇した。
 また、前年同期末比(原指数)は、T期▲13.9%、U期▲27.2%、V期▲28.4%、W期▲16.6%と平成24年W期以降5期連続で前年を下回った(図52、統計表第4表)。


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