統計情報ライブラリー/産業鉱工業生産指数
平成23年鉱工業指数の動向/財用途別動向


     1−(1) 投 資 財

     1−(2) 消 費 財
     2     生 産 財

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1.最終需要財

 生産は前年比27.2%上昇の136.1となり、在庫は前年末比16.5%上昇の105.8となった(統計表第2表・第11表・第13表)。

(1)投資財
 投資財全体では、生産が前年比(原指数)11.1%上昇の96.0となり、在庫が前年末比▲18.3%低下の49.1となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期10.8%と平成21年W期以降6期連続で上昇したが、U期▲1.7%、V期▲10.9%、W期▲11.2%と3期連続で低下した(図1、統計表第2表・第11表・第12表・第13表)。



 投資財のうち資本財は、生産が前年比26.6%上昇の119.0となり、在庫が前年末比2.9%上昇の92.8となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期、U期と平成21年W期以降7期連続で上昇したが、V期、W期と低下した(図2)。
   


 また、建設財は、生産が前年比▲1.7%低下の79.6となり、在庫が前年末比▲25.5%低下の40.1となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期、U期、V期、W期と4期連続で低下した(図3)。





(2)消費財
 消費財全体では、生産が前年比(原指数)41.4%上昇の191.8となり、在庫が前年末比26.9%上昇の136.2となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期38.7%と上昇し、U期▲5.5%、V期▲0.1%と低下したが、W期4.6%と再び上昇した(図4、統計表第2表・第11表・第12表・第13表)。



 消費財のうち耐久消費財は、生産が前年比29.8%上昇の48.4となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期、U期、V期と平成22年W期以降4期連続で上昇したが、W期は低下した(図5)。



 非耐久消費財は、生産が前年比41.4%上昇の191.9となり、在庫が前年末比26.9%上昇の136.2となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期は上昇し、U期、V期と低下したが、W期は再び上昇した(図6)。




2.生産財

 生産財全体では、生産が前年比(原指数)▲8.0%低下の71.0となり、在庫が前年末比16.5%上昇の92.4となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期3.8%と上昇したが、U期▲5.1%、V期▲0.3%、W期▲1.0%と3期連続で低下した(図7、統計表第2表・第11表・第12表・第13表)。




 生産財のうち鉱工業用生産財は、生産が前年比▲8.5%低下の69.8となり、在庫が前年末比17.5%上昇の92.6となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期は上昇したが、U期、V期、W期と3期連続で低下した(図8)。



 また、その他用生産財は、生産が前年比0.3%上昇の99.6となり、在庫が前年末比0.7%上昇の89.3となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期は上昇したが、U期は低下し、V期は上昇したが、W期は再び低下した(図9)。
 

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