統計情報ライブラリー/産業鉱工業生産指数
平成22年鉱工業指数の動向/財用途別動向


     1−(1) 投 資 財

     1−(2) 消 費 財
     2     生 産 財

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1.最終需要財

 生産は前年比14.6%上昇の107.0となり、在庫は前年末比▲16.4%低下の90.8となった(統計表第2表・第11表・第13表)。

(1)投資財
 投資財全体では、生産が前年比(原指数)30.9%上昇の86.4となり、在庫が前年末比▲8.1%低下の60.1となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期12.4%、U期15.0%、V期0.9%、W期9.2%と平成21年W期以降5期連続で上昇した(図1、統計表第2表・第11表・第12表・第13表)。




 投資財のうち資本財は、生産が前年比79.7%上昇の94.0となり、在庫が前年末比▲5.5%低下の90.2となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期、U期、V期、W期と平成21年W期以降5期連続で上昇した(図2)。
   



 また、建設財は、生産が前年比6.9%上昇の81.0となり、在庫が前年末比▲9.0%低下の53.8となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期、U期、V期、W期と4期連続で上昇した(図3)。





(2)消費財
 消費財全体では、生産が前年比(原指数)3.1%上昇の135.6となり、在庫が前年末比▲18.5%低下の107.3となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期は▲3.7%と低下し、U期は10.3%と上昇したが、V期では▲0.7%と再び低下し、W期では5.7%と再び上昇した(図4、統計表第2表・第11表・第12表・第13表)。




 消費財のうち耐久消費財は、生産が前年比8.1%上昇の37.3となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期は低下し、U期、V期と2期連続で上昇したが、W期では再び低下した(図5)。



 非耐久消費財は、生産が前年比3.1%上昇の135.7となり、在庫が前年末比▲18.5%低下の107.3となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期は低下し、U期は上昇したが、V期では再び低下し、W期では再び上昇した(図6)。



2.生産財

 生産財全体では、生産が前年比(原指数)19.3%上昇の77.2となり、在庫が前年末比4.5%上昇の79.3となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期は12.1%と平成21年U期以降4期連続で上昇したが、U期▲1.9%、V期▲2.5%、W期▲7.5%と3期連続で低下した(図7、統計表第2表・第11表・第12表・第13表)。





 生産財のうち鉱工業用生産財は、生産が前年比19.8%上昇の76.3となり、在庫が前年末比4.5%上昇の78.8となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期は上昇したが、U期、V期、W期と3期連続で低下した(図8)。




 また、その他用生産財は、生産が前年比9.6%上昇の99.3となり、在庫が前年末比3.0%上昇の88.7となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期、U期、V期と平成21年W期以降4期連続で上昇したが、W期は低下した(図9)。
 

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