統計情報ライブラリー/産業鉱工業生産指数
平成21年鉱工業指数の動向/財用途別動向


     1−(1) 投 資 財

     1−(2) 消 費 財
     2     生 産 財

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1.最終需要財

 生産は前年比▲11.2%低下の93.4となり、在庫は前年末比13.6%上昇の108.6となった(統計表第2表・第11表・第13表)。

(1)投資財
 投資財全体では、生産が前年比(原指数)▲27.0%低下の66.0となり、在庫が前年末比▲17.1%低下の65.4となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期▲19.2%、U期▲0.6%、V期▲1.4%と平成19年T期以降11期連続で低下したが、W期は2.9%と上昇した。(図1、統計表第2表・第11表・第12表・第13表)。




 投資財のうち資本財は、生産が前年比▲45.7%低下の52.3となり、在庫が前年末比▲4.5%低下の95.5となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期、U期、V期と平成20年T期以降7期連続で低下したが、W期は上昇した。(図2)。
   



 また、建設財は、生産が前年比▲12.1%低下の75.8となり、在庫が前年末比▲20.7%低下の59.1となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期は低下したが、U期は上昇し、V期、W期と2期連続で低下した。 (図3)。





(2)消費財
 消費財全体では、生産が前年比(原指数)4.5%上昇の131.5となり、在庫が前年末比26.0%上昇の131.7となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期0.8%、U期2.9%と2期連続で上昇したが、V期は▲6.5%と低下し、W期では0.6%と再び上昇した (図4、統計表第2表・第11表・第12表・第13表)。




消費財のうち耐久消費財は、生産が前年比66.7%上昇の34.5となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期は上昇したが、U期は低下し、V期では再び上昇したが、W期では再び低下した。(図5)



 非耐久消費財は、生産が前年比4.5%上昇の131.6となり、在庫が前年末比26.0%上昇の131.7となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期、U期と2期連続で上昇したが、V期は低下し、W期では再び上昇した(図6)。



2.生産財

 生産財全体では、生産が前年比(原指数)▲31.1%低下の64.7となり、在庫が前年末比▲21.2%低下の75.9となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期は▲29.5%と平成20年T期以降5期連続で低下したが、U期8.3%、V期3.7%、W期11.1%と3期連続で上昇した (図7、統計表第2表・第11表・第12表・第13表)。





 生産財のうち鉱工業用生産財は、生産が前年比▲31.9%低下の63.7となり、在庫が前年末比▲21.0%低下の75.4となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期は低下したが、U期、V期、W期は上昇した (図8)。




 また、その他用生産財は、生産が前年比▲11.0%低下の90.6となり、在庫が前年末比▲23.6%低下の86.1となった。また、生産を前期比(季節調整済指数)でみると、T期は低下し、U期は上昇したが、V期は再び低下し、W期では再び上昇した(図9)。
 

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