統計情報ライブラリー/産業鉱工業指数
富山県鉱工業生産の動き
 
(H31..25公表)
〜〜平成30年12月分・第W四半期分〜〜

                   生産指数
                   在庫指数
                   主要業種別指数の推移
                   指数表・配布冊子

総合指数                   平成22年(2010年)=100、季節調整済

 
平成30年12月
前月比
前年同月比
生 産
    109.2
  ▲0.6%    ▲1.2%
在 庫
    139.1     3.0%     10.3%
 生産指数(季節調整済指数)は109.2と前月に比べ▲0.6%となり、2ヵ月連続で低下した(図表)。
  これは13業種中、はん用・生産用・業務用機械工業、食料品工業、その他工業など
5業種において低下したことによる。なお、上昇した業種は繊維工業、輸送機械工業、金属製品工業などの8業種である。
  業種別にみると、はん用・生産用・業務用機械工業はロボット・産業機械などの減少により同▲15.9%で135.3となり、食料品工業は飲料などの減少により同▲4.0%で98.4となった。他方、繊維工業は化繊・紡績などの増加により同72.6%の上昇で86.3となり、輸送機械工業は同33.9%の上昇で145.5 となった。
  また、前年同月比(原指数)は▲1.2%となり、6ヵ月ぶりに前年を下回った。 なお、13業種中、平成22年基準の指数
100を上回っている業種は、化学工業(210.0)、輸送機械工業(145.5)などの5業種となっている。

※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word)

  在庫指数(季節調整済指数)は139.1と前月に比べ3.0%上昇となり、3ヵ月ぶりに上昇した(図表)。
  これは13業種中、化学工業、繊維工業など
6業種上昇したことによる。なお、低下した業種は食料品工業、パルプ・紙・紙加工品工業など6業種である。また、プラスチック製品工業が横ばいとなった。
  前年同月比(原指数)は10.3%の上昇となり、13ヵ月連続で前年を上回った。

 
主要業種別指数の推移






               
 
〜〜平成30年第W四半期分〜〜

           生産指数
           在庫指数
           在庫循環図
           主要業種別指数の推移
           指数表・配布冊子

総合指数                 平成22年(2010年)=100、季節調整済

  平成30年W期 前期(末)比
前年同期(末)比
生 産
    110.9
▲0.2%
 3.6%
在 庫
    139.1
 0.9%  10.3%
※在庫の四半期の数値は期末値である。
         
1  生産指数(季節調整済指数)は110.9と前期に比べ▲0.2%となり、2期連続で低下した(図表)。
  これは13業種中、化学工業、繊維工業、窯業・土石製品工業など
5業種低下したことによる。なお、上昇した業種は、はん用・生産用・業務用機械工業、食料品工業、輸送機械工業など8業種である。
  業種別にみると、化学工業は医薬品などの減少により同▲7.2%で212.0となり、繊維工業は化繊・紡績などの減少により同▲23.4%で73.7となった。他方、はん用・生産用・業務用機械工業はロボット・産業機械などの増加により同7.2%の上昇で146.4となり、食料品工業は飲料などの増加により同7.1%の上昇で105.0となった。  
  なお、前年同期比(原指数)は3.6%の上昇となり、3期連続で前年を上回った。

2 
 在庫指数(季節調整済指数)は139.1と前期末に比べ0.9%上昇となり、2期連続で上昇した(図表)。   
  これは13業種中、電気機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業など
7業種上昇したことによる。なお、低下した業種は、化学工業、鉄鋼業など6業種である。  
  また、前年同期末比(原指数)は10.3%の上昇となり、7期連続で前年を上回った。


※ 主な業種別の動向は、 「四半期業種別の主な動向」 (Word)      


 富山県の在庫循環図
をみると、平成26年T期は「在庫積み増し局面」に位置し、平成26年U期、V期は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に位置し、平成26年W期〜平成27年V期は「在庫積み上がり局面」へ移動した。平成27年W期は「在庫積み上がり局面」と「在庫調整局面」の境目付近に位置し、平成28年T期は「在庫積み上がり局面」へ移動した。平成28年U期、V期は「在庫減少局面」へ移動し、平成28年W期、平成29年T期は「在庫減少局面」と「在庫積み増し局面」の境目付近に位置し、平成29年U期は「在庫積み増し局面」に移動した。平成29年V期は「在庫積み上がり局面」に移動し、平成29年W期は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に位置し、平成30年T期〜V期は「在庫積み上がり局面」に移動した。
 今回の
平成30年W期では、生産が前年同期比3.6%増、在庫が前年同期末比10.3%増となり、引き続き「在庫積み上がり局面」に位置している。


*在庫循環図

主要業種別指数の推移





※ 富山県期別在庫循環 の推移
                   
 


次回公表(更新)予定日 平成31年3月25日(月)
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