1 生産指数(季節調整済指数)は113.6と前月に比べ4.6%の上昇となり、3ヵ月ぶりに上昇した(図表)。
これは13業種中、食料品工業、金属製品工業、電気機械工業など10業種において上昇したことによる。なお、低下した業種は化学工業、はん用・生産用・業務用機械工業、繊維工業の3業種である。
業種別にみると、食料品工業は飲料などの増加により同41.1%の上昇で112.6となり、金属製品工業は金属製建具などの増加により同8.0%の上昇で100.3となった。他方、化学工業は医薬品などの減少により同▲4.4%で219.6となり、はん用・生産用・業務用機械工業は金属工作機械などの減少により同▲1.6%で139.3となった。
また、前年同月比(原指数)は6.4%の上昇となり、4ヵ月連続で前年を上回った。
なお、13業種中、平成22年基準の指数100を上回っている業種は、化学工業(219.6)、はん用・生産用・業務用機械工業(139.3)などの8業種となっている。
※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word)
2 在庫指数(季節調整済指数)は137.0と前月に比べ▲0.7%となり、3ヵ月ぶりに低下した(図表)。
これは13業種中、化学工業、鉄鋼業など7業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は電気機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業など6業種である。
また、前年同月比(原指数)は8.6%の上昇となり、11ヵ月連続で前年を上回った。
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