統計情報ライブラリー/産業鉱工業指数
富山県鉱工業生産の動き
 
(H30.11.26公表)
〜〜平成30年9月分・第V四半期分〜〜

                   生産指数
                   在庫指数
                   主要業種別指数の推移
                   指数表・配布冊子

総合指数                   平成22年(2010年)=100、季節調整済

 
平成30年9月
前月比
前年同月比
生 産
    108.6
  ▲3.1%      3.5%
在 庫
    138.0     4.1%      9.4%
 生産指数(季節調整済指数)は108.6と前月に比べ▲3.1となり、2ヵ月連続で低下した(図表)。
   これは13業種中、電気機械工業、食料品工業、金属製品工業など
10業種において低下したことによる。なお、上昇した業種は化学工業、はん用・生産用・業務用機械工業、鉄鋼業の3業種である。
  業種別にみると、電気機械工業は電子部品などの減少により同▲11.7%で47.5となり、食料品工業は飲料などの減少により同▲25.1%で79.8となった。他方、化学工業は医薬品などの増加により同3.4%の上昇で229.6となり、はん用・生産用・業務用機械工業は金属工作機械などの増加により同6.0%の上昇で141.5となった。
  また、前年同月比(原指数)は3.5%の上昇となり、3ヵ月連続で前年を上回った。
  なお、13業種中、平成22年基準の指数
100を上回っている業種は、化学工業(229.6)、はん用・生産用・業務用機械工業(141.5)などの3業種となっている。

※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word)

 在庫指数(季節調整済指数)は138.0と前月に比べ4.1%上昇となり、2ヵ月連続で上昇した(図表)。
  これは13業種中、化学工業、鉄鋼業など
9業種上昇したことによる。なお、低下した業種はプラスチック製品工業、パルプ・紙・紙加工品工業など4業種である。
  また、前年同月比(原指数)は9.4%の上昇となり、10ヵ月連続で前年を上回った。

 
主要業種別指数の推移






               
 
〜〜平成30年第V四半期分〜〜

           生産指数
           在庫指数
           在庫循環図
           主要業種別指数の推移
           指数表・配布冊子

総合指数                 平成22年(2010年)=100、季節調整済

  平成30年V期 前期(末)比
前年同期(末)比
生 産
    111.6
▲1.5%
 5.8%
在 庫
    138.0
 4.1%  9.4%
※在庫の四半期の数値は期末値である。
         
 生産指数(季節調整済指数)は111.6と前期に比べ▲1.5%となり、2期ぶりに低下した(図表)。
  これは13業種中、はん用・生産用・業務用機械工業、非鉄金属工業、金属製品工業など
7業種低下した ことによる。なお、上昇した業種は、化学工業、繊維工業、電気機械工業など6業種である。
  業種別にみると、はん用・生産用・業務用機械工業はロボット・産業機械などの減少により同▲11.9%で136.3となり、非鉄金属工業はアルミニウム圧延製品などの減少により同▲3.8%で99.9となった。他方、化学工業は医薬品などの増加により同5.1%の上昇で229.6となり、繊維工業は化繊・紡績などの増加により同14.4%の上昇で101.0となった。  
  なお、前年同期比(原指数)は5.8%の上昇となり、2期連続で前年を上回った。

2  
在庫指数(季節調整済指数)は138.0と前期末に比べ4.1%上昇となり、2期ぶりに上昇した(図表)。   
  これは13業種中、化学工業、繊維工業など
8業種上昇したことによる。なお、低下した業種は、窯業・土石製品工業、はん用・生産用・業務用機械工業など5業種である。  
  また、前年同期末比(原指数)は9.4%の上昇となり、6期連続で前年を上回った。


※ 主な業種別の動向は、 「四半期業種別の主な動向」 (Word)      


  富山県の在庫循環図をみると、平成26年T期は「在庫積み増し局面」に位置し、 平成26年U期、V期は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に位置し、平成26年W期〜平成27年V期は「在庫積み上がり局面」へ移動した。平成27年W期は「在庫積み上がり局面」と「在庫調整局面」の境目付近に位置し、平成28年T期は「在庫積み上がり局面」へ移動した。平成28年U期、V期は「在庫減少局面」へ移動し、平成28年W期、平成29年T期は「在庫減少局面」と「在庫積み増し局面」の境目付近に位置し、平成29年U期は「在庫積み増し局面」に移動した。平成29年V期、W期は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に位置し、平成30年T期、U期は、「在庫積み上がり局面」に移動した。今回の平成30年V期では、生産が前年同期比5.8%増、在庫が前年同期末比9.4%増となり、引き続き「在庫積み上がり局面」に位置している。

*在庫循環図

主要業種別指数の推移





※ 富山県期別在庫循環 の推移
                   
 


次回公表(更新)予定日 平成30年12月25日(火)
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