統計情報ライブラリー/産業鉱工業指数
富山県鉱工業生産の動き
 
(H30..24公表)
〜〜平成30年6月分・第U四半期分〜〜

                   生産指数
                   在庫指数
                   主要業種別指数の推移
                   指数表・配布冊子

総合指数                   平成22年(2010年)=100、季節調整済

 
平成30年6月
前月比
前年同月比
生 産
    111.5
  ▲4.0%    ▲2.8%
在 庫
    132.6   ▲4.8%      3.2%


 生産指数(季節調整済指数)は111.5と前月に比べ▲4.0%となり、5ヵ月ぶりに低下した(図表)。  
  これは13業種中、化学工業、はん用・生産用・業務用機械工業、金属製品工業など11業種において
低下
したことによる。なお、
上昇した業種は電気機械工業、繊維工業の2業種である。
  業種別にみると、化学工業は医薬品などの減少により同▲10.0%で207.6となり、はん用・生産用・業務用機械工業は金属工作機械などの減少により同▲6.6%で151.6となった。他方、電気機械工業は電子部品などの増加により同10.6%の上昇で49.9となり、繊維工業は化繊・紡績などの増加により同10.8%の上昇で95.8となった。
 また、前年同月比(原指数)は▲2.8%となり、2ヵ月ぶりに前年を下回った。

  なお、13業種中、平成22年基準の指数100を上回っている業種は、化学工業(207.6)、はん用・生産用・業務用機械工業(151.6)などの6業種となっている。

※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word)

  
在庫指数(季節調整済指数)は
132.6と前月に比べ▲4.8%となり、2ヵ月ぶりに低下した(図表)。
  これは13業種中、化学工業、電気機械工業など7業種低下したことによる。なお、上昇した業種は鉄鋼業、プラスチック製品工業など
6業種である。
  また、前年同月比(原指数)は3.2%の上昇となり、7か月連続で前年を上回った。


 
主要業種別指数の推移






                  

 
〜〜平成30年第U四半期分〜〜

           生産指数
           在庫指数
           在庫循環図
           主要業種別指数の推移
           指数表・配布冊子

総合指数                 平成22年(2010年)=100、季節調整済

  平成30年U期 前期(末)比
前年同期(末)比
生 産
    113.3
 5.2%
 0.1%
在 庫
    132.6
▲0.6%  3.2%
※在庫の四半期の数値は期末値である。
         
1 生産指数(季節調整済指数)は113.3と前期に比べ5.2%の上昇となり、2期ぶりに上昇した(図表)。
  これは13業種中、化学工業、はん用・生産用・業務用機械工業、非鉄金属工業など
9業種上昇したことによる。なお、低下した業種は、電気機械工業、輸送機械工業、窯業・土石製品工業など4業種である。
  業種別にみると、化学工業は医薬品などの増加により同12.7%の上昇で218.5となり、はん用・生産用・業務用機械工業はロボット・産業機械などの増加により同14.1%の上昇で154.7となった。他方、電気機械工業は同▲10.9%で49.2となり、輸送機械工業は同▲10.9%の上昇で105.3となった。
  なお、前年同期比(原指数)は0.1%の上昇となり、2期ぶりに前年を上回った。

2  
在庫指数(季節調整済指数)は132.6と前期末に比べ▲0.6%となり、期ぶりに低下した(図表)。
 これは13業種中、化学工業、窯業・土石製品工業など
5業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は、鉄鋼業、電気機械工業など8業種である。
 また、前年同期末比(原指数)は3.2%の上昇となり、5期連続で前年を上回った。


※ 主な業種別の動向は、 「四半期業種別の主な動向」 (Word)      


  富山県の在庫循環図をみると、平成26年T期は「在庫積み増し局面」に位置し、 平成26年U期、V期は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に位置し、平成26年W期〜平成27年V期は「在庫積み上がり局面」へ移動した。平成27年W期は「在庫積み上がり局面」と「在庫調整局面」の境目付近に位置し、平成28年T期は「在庫積み上がり局面」へ移動した。平成28年U期、V期は「在庫減少局面」へ移動し、平成28年W期、平成29年T期は「在庫減少局面」と「在庫積み増し局面」の境目付近に位置し、平成29年U期は「在庫積み増し局面」に移動した。平成29年V期、W期は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に位置し、平成30年T期は、「在庫積み上がり局面」に移動した。 今回の平成30年U期では、生産が前年同期比0.1%増、在庫が前年同期末比3.2%増となり、引き続き「在庫積み上がり局面」に位置している。

*在庫循環図

主要業種別指数の推移





※ 富山県期別在庫循環 の推移
                   
 



次回公表(更新)予定日 平成30年9月25日(火)
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