統計情報ライブラリー/産業鉱工業指数
富山県鉱工業生産の動き
 
(H30..25公表)
〜〜平成30年3月分・第T四半期分〜〜

                   生産指数
                   在庫指数
                   主要業種別指数の推移
                   指数表・配布冊子

総合指数                   平成22年(2010年)=100、季節調整済

 
平成30年3月
前月比(%)
前年同月比(%)
生 産
    108.6
     0.8        ▲4.5
在 庫
    133.4      1.4          7.6


1 
生産指数(季節調整済指数)は108.6と前月に比べ0.8%の上昇となり、2ヵ月連続で上昇した(図表)。  

  これは13業種中、鉄鋼業、金属製品工業、輸送機械工業など
9業種において上昇したことによる。なお、低下した業種ははん用・生産用・業務用機械工業、化学工業、電気機械工業など3業種である。また、プラスチック製品工業が横ばいとなった。
  業種別にみると、鉄鋼業は素製品(鋼半製品含)などの増加により同25.7%の上昇で100.7となり、金属製品工業は金属製建具などの増加により同5.5%の上昇で100.8となった。他方、はん用・生産用・業務用機械工業はロボット・産業機械などの減少により同▲11.6%で129.7となり、化学工業は化学肥料などの減少により同▲2.1%で191.4となった。

 また、前年同月比(原指数)は▲4.5%となり、2ヵ月連続で前年を下回った。

  なお、13業種中、平成22年基準の指数
100を上回っている業種は、化学工業(191.4)、はん用・生産用・業務用機械工業(129.7)などの10業種となっている。

※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word)


 
在庫指数(季節調整済指数)は
133.4と前月に比べ1.4%の上昇となり、4ヵ月連続で上昇した(図表)。

  これは13業種中、鉄鋼業、電気機械工業など
6業種上昇したことによる。なお、低下した業種は化学工業、プラスチック製品工業など
7業種である。
  また、前年同月比(原指数)は7.6%の上昇となり、4か月連続で前年を上回った。


 
主要業種別指数の推移






                                   

 

 

〜〜平成30年第T四半期分〜〜


           生産指数
           在庫指数
           在庫循環図
           主要業種別指数の推移
           指数表・配布冊子

総合指数                 平成22年(2010年)=100、季節調整済

  平成30年T期 前期(末)比(%)
前年同期(末)比
(%)
生 産
    107.7
   ▲0.3
   ▲1.8
在 庫
    133.4
     6.5     7.6
※在庫の四半期の数値は期末値である。
           


1 
生産指数(季節調整済指数)は107.7と前期に比べ▲0.3%となり、2期ぶりに低下した(図表)。
 
  これは13業種中、はん用・生産用・業務用機械工業、金属製品工業、プラスチック製品工業など
8業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は、電気機械工業、食料品工業、化学工業など4業種である。また、窯業・土石製品工業が横ばいとなった。
 
  業種別にみると、はん用・生産用・業務用機械工業はロボット・産業機械などの減少により同▲5.0%で135.6となり、金属製品工業は金属製建具などの減少により同▲3.5%で96.6となった。他方、電気機械工業は電子部品などの増加により同11.5%の上昇で55.2となり、食料品工業は飲料などの増加により同2.8%の上昇で101.5となった。
 
  なお、前年同期比(原指数)は▲1.8%となり、9期ぶりに前年を下回った。


2  
在庫指数(季節調整済指数)は133.4と前期末に比べ6.5%の上昇となり、期ぶりに上昇した(図表)。
  
 これは13業種中、化学工業、電気機械工業など
5業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は、パルプ・紙・紙加工品工業、金属製品工業など8業種である。
 
 また、前年同期末比(原指数)は7.6%の上昇となり、4期連続で前年を上回った。


※ 主な業種別の動向は、 「四半期業種別の主な動向」 (Word)      


 
富山県の在庫循環図をみると、平成26年T期は「在庫積み増し局面」に位置し、 平成26年U期、V期は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に位置し、平成26年W期〜平成27年V期は「在庫積み上がり局面」へ移動した。平成27年W期は「在庫積み上がり局面」と「在庫調整局面」の境目付近に位置し、平成28年T期は「在庫積み上がり局面」へ移動した。平成28年U期、V期は「在庫減少局面」へ移動し、平成28年W期、平成29年T期は「在庫減少局面」と「在庫積み増し局面」の境目付近に位置し、平成29年U期は「在庫積み増し局面」に移動した。平成29年V期、W期は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に位置し、今回の平成30年T期では、生産が前年同期比▲1.8%、在庫が前年同期末比7.6%増となり、「在庫積み上がり局面」に移動した。 

*在庫循環図

  
 

主要業種別指数の推移





※ 富山県期別在庫循環 の推移
                   
 



次回公表(更新)予定日 平成30年6月25日(月)
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