統計情報ライブラリー/産業鉱工業指数
富山県鉱工業生産の動き
 
(H30..26公表)
〜〜平成29年12月分・第W四半期分〜〜

                   生産指数
                   在庫指数
                   主要業種別指数の推移
                   指数表・配布冊子

総合指数                   平成22年(2010年)=100、季節調整済

 
平成29年12月
前月比(%)
前年同月比(%)
生 産
    111.5
     5.9         3.6
在 庫
    125.3      0.8          1.0


1 
生産指数(季節調整済指数)は111.5と前月に比べ5.9%の上昇となり、2ヵ月ぶりに上昇した(図表)。  

  これは13業種中、化学工業、はん用・生産用・業務用機械工業、プラスチック製品工業など
13業種すべてにおいて上昇したことによる。
  業種別にみると、化学工業は医薬品などの増加により同9.9%の上昇で205.0となり、はん用・生産用・業務用機械工業は金属工作機械などの増加により、同12.9%の上昇で149.2となった。

 また、前年同月比(原指数)は3.6%の上昇となり、2ヵ月ぶりに前年を上回った。

  なお、13業種中、平成22年基準の指数
100を上回っている業種は、化学工業(205.0)、はん用・生産用・業務用機械工業(149.2)などの9業種となっている。

※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word)


 
在庫指数(季節調整済指数)は
125.3と前月に比べ0.8%の上昇となり、4ヵ月ぶりに上昇した(図表)。

  これは13業種中、電気機械工業、プラスチック製品工業など
9業種上昇したことによる。なお、低下した業種は化学工業、鉄鋼業など
4業種である。
  また、前年同月比(原指数)は1.0%の上昇となり、2ヵ月ぶりに前年を上回った。


 
主要業種別指数の推移






                                   

 

 

〜〜平成29年第W四半期分〜〜


           生産指数
           在庫指数
           在庫循環図
           主要業種別指数の推移
           指数表・配布冊子

総合指数                 平成22年(2010年)=100、季節調整済

  平成29年W期 前期(末)比(%)
前年同期(末)比
(%)
生 産
    108.0
     1.7
     1.7
在 庫
    125.3     ▲ 0.7     1.0
1 生産指数(季節調整済指数)は108.0と前期に比べ1.7%の上昇となり、2期ぶりに上昇した(図表)。
 
  これは13業種中、電気機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業、化学工業など
8業種が上昇した
ことによる。なお、
低下した業種は、金属製品工業、輸送機械工業、その他工業など5業種である。
 
  業種別にみると、電気機械工業は電子部品などの増加により同6.5%の上昇で49.5となり、はん用・生産用・業務用機械工業は金属工作機械などの増加により同3.3%の上昇で142.8となった。他方、金属製品工業は金属製建具などの減少により同▲0.6%で100.1となり、輸送機械工業は同▲9.7%で117.6となった。
 
  なお、前年同期比(原指数)は1.7%の上昇となり、8期連続で前年を上回った。


2  
在庫指数(季節調整済指数)は125.3と前期末に比べ▲0.7%となり、期連続で低下した(図表)。
  
 これは13業種中、鉄鋼業、電気機械工業など
3業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は、化学工業、パルプ・紙・紙加工品工業など10業種である。
 
 また、前年同期末比(原指数)は1.0%の上昇となり、3期連続で前年を上回った。


※ 主な業種別の動向は、 「四半期業種別の主な動向」 (Word)      


 
富山県の在庫循環図をみると、平成25年T、U期は「在庫調整局面」と「在庫減少局面」の境目付近
に位置し、平成25年V期〜平成26年T期は、「在庫積み増し局面」へ移動した。 平成26年U、V期は
「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に位置し、平成26年W期〜平成27年V期は、
「在庫積み上がり局面」へ移動した。平成27年W期は「在庫積み上がり局面」と「在庫調整局面」の境目
付近に位置し、平成28年T期は「在庫積み上がり局面」へ移動した。平成28年U期、V期は「在庫減少
局面」へ移動し、平成28年W期、平成29年T期は「在庫減少局面」と「在庫積み増し局面」の境目付近に位置し、平成29年U期は「在庫積み増し局面」に位置し、平成29年V期は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に移動した。

今回の
平成29年W期では、生産が前年同期比1.7%増、在庫が前年同期末比1.0%増となり、
引き続き「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に位置している。 

*在庫循環図

  
 

主要業種別指数の推移





※ 富山県期別在庫循環 の推移
                   
 



次回公表(更新)予定日 平成30年3月26日(月)

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