統計情報ライブラリー/産業鉱工業指数
富山県鉱工業生産の動き
 
(H29.11.24公表)
〜〜平成29年9月分・第V四半期分〜〜

                   生産指数
                   在庫指数
                   主要業種別指数の推移
                   指数表・配布冊子

総合指数                   平成22年(2010年)=100、季節調整済

 
平成29年9月
前月比(%)
前年同月比(%)
生 産
    105.2
    ▲0.8       ▲ 1.2
在 庫
    126.2     ▲1.9          1.0


1 
生産指数(季節調整済指数)は105.2と前月に比べ▲0.8%となり、3ヵ月連続で低下した(図表)。  

  これは13業種中、鉄鋼業、電気機械工業、その他工業など
5業種が低下したことによる。なお、上昇
した業種は化学工業、はん用・生産用・業務用機械工業、プラスチック製品工業など
8業種である。
  業種別にみると、鉄鋼業は鋳鍛鋼品類などの減少により同▲10.3%で89.3となり、電気機械工業は同
▲18.8%で38.8となった。他方、化学工業は医薬品などの増加により同7.3%の上昇で194.3となり、
はん用・生産用・業務用機械工業はロボット・産業機械などの増加により同4.0%の上昇で146.3となった。

 また、前年同月比(原指数)は▲1.2%となり、14ヵ月ぶりに前年を下回った。

  なお、13業種中、平成22年基準の指数
100を上回っている業種は、化学工業(194.3)、はん用・生産用・業務用機械工業(146.3)などの8業種となっている。

※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word)


 
在庫指数(季節調整済指数)は
126.2と前月に比べ▲1.9%となり、2ヵ月ぶりに低下した(図表)。

  これは13業種中、化学工業、電気機械工業など
8業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は金属製品工業、はん用・生産用・業務用機工業など
5業種である。
  また、前年同月比(原指数)は1.0%の上昇となり、6ヵ月連続で前年を上回った。


 
主要業種別指数の推移






                                   

 

 

〜〜平成29年第V四半期分〜〜


           生産指数
           在庫指数
           在庫循環図
           主要業種別指数の推移
           指数表・配布冊子

総合指数                 平成22年(2010年)=100、季節調整済

  平成29年V期 前期(末)比(%)
前年同期(末)比
(%)
生 産
    106.2
   ▲ 6.2
     1.3
在 庫
    126.2     ▲ 1.8     1.0
1 生産指数(季節調整済指数)は106.2と前期に比べ▲6.2%となり、7期ぶりに低下した(図表)。
 
  これは13業種中、はん用・生産用・業務用機械工業、電気機械工業、輸送機械工業など
7業種が低下した
ことによる。なお、
上昇した業種は、繊維工業、非鉄金属工業、その他工業など6業種である。
 
  業種別にみると、はん用・生産用・業務用機械工業はロボット・産業機械などの減少により同▲16.2%で  
138.2となり、電気機械工業は同▲12.8%で46.5となった。他方、繊維工業は化繊・紡績などの増加により同  
7.8%の上昇で92.4となり、非鉄金属工業は同1.5%の上昇で101.4となった。
 
  なお、前年同期比(原指数)は1.3%の上昇となり、7期連続で前年を上回った。


2  
在庫指数(季節調整済指数)は126.2と前期末に比べ▲1.8%となり、期ぶりに低下した(図表)。
  
 これは13業種中、化学工業、はん用・生産用・業務用機械工業など
5業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は、プラスチック製品工業、金属製品工業など8業種である。
 
 また、前年同期末比(原指数)は1.0%の上昇となり、2期連続で前年を上回った。


※ 主な業種別の動向は、 「四半期業種別の主な動向」 (Word)      


 
富山県の在庫循環図をみると、平成25年T、U期は「在庫調整局面」と「在庫減少局面」の境目付近
に位置し、平成25年V期〜平成26年T期は、「在庫積み増し局面」へ移動した。 平成26年U、V期は
「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に位置し、平成26年W期〜平成27年V期は、
「在庫積み上がり局面」へ移動した。平成27年W期は「在庫積み上がり局面」と「在庫調整局面」の境目
付近に位置し、平成28年T期は「在庫積み上がり局面」へ移動した。平成28年U期、V期は「在庫減少
局面」へ移動し、平成28年W期、平成29年T期は「在庫減少局面」と「在庫積み増し局面」の境目に位置
し、平成29年U期は「在庫積み増し局面」に移動した。

今回の
平成29年V期では、生産が前年同期比1.3%増、在庫が前年同期末比1.0%増となり、
「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目に位置している。 

*在庫循環図

  
 

主要業種別指数の推移





※ 富山県期別在庫循環 の推移
                    
 



次回公表(更新)予定日 平成29年12月25日(月)

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