統計情報ライブラリー/産業鉱工業指数
富山県鉱工業生産の動き
 
(H29..25公表)
〜〜平成29年6月分・第U四半期分〜〜

                   生産指数
                   在庫指数
                   主要業種別指数の推移
                   指数表・配布冊子

総合指数                   平成22年(2010年)=100、季節調整済

 
平成29年6月
前月比(%)
前年同月比(%)
生 産
    112.7
     4.3        10.9
在 庫
    128.5       0.4         3.6


1 
生産指数(季節調整済指数)は112.7と前月に比べ4.3%上昇となり、2ヵ月ぶりに上昇した(図表)。  
 これは13業種中、化学工業、電気機械工業、金属製品工業など
8業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は繊維工業、輸送機械工業、プラスチック製品工業など5業種である。
 業種別にみると、化学工業は医薬品などの増加により同13.7%の上昇で183.5となり、電気機械工業は同10.8%の上昇で55.4となった。他方、繊維工業は化繊・紡績などの減少により同▲18.9%で73.0となり、輸送機械工業は同▲10.9%で157.4となった。

 また、前年同月比(原指数)は10.9%の上昇となり、11ヵ月連続で前年を上回った。

  なお、13業種中、平成22年基準の指数
100を上回っている業種は、化学工業(183.5)、はん用・生産用・業務用機械工業(167.1)などの8業種となっている。

※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word)


  
在庫指数(季節調整済指数)は
128.5と前月に比べ0.4%上昇となり、3ヵ月連続で上昇した(図表)。

 これは13業種中、電気機械工業、非鉄金属工業など
5業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は化学工業、鉄鋼業など
8業種である。
  また、前年同月比(原指数)は3.6%の上昇となり、3ヵ月連続で前年を上回った。


 
主要業種別指数の推移




                                   
 

 
〜〜平成29年第U四半期分〜〜

           生産指数
           在庫指数
           在庫循環図
           主要業種別指数の推移
           指数表・配布冊子

総合指数                 平成22年(2010年)=100、季節調整済

  平成29年U期 前期(末)比(%)
前年同期(末)比
(%)
生 産
    113.2
    4.4
    11.2
在 庫
    128.5      3.6     3.6
1  生産指数(季節調整済指数)は113.2と前期に比べ4.4%の上昇となり、6期連続で上昇した(図表)。
 
 これは13業種中、はん用・生産用・業務用機械工業、非鉄金属工業、輸送機械工業など
9業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は、化学工業、鉄鋼業、繊維工業など4業種である。
 
 業種別にみると、はん用・生産用・業務用機械工業はロボット・産業機械などの増加により同25.7%の上昇で164.9となり、非鉄金属工業はアルミニウム圧延製品などの増加により同2.8%の上昇で99.9となった。他方、化学工業は医薬品などの減少により同▲3.9%で189.9となり、鉄鋼業は鋳鍛鋼品類などの減少により同▲2.5%で94.9となった。
 
 なお、前年同期比(原指数)は11.2%の上昇となり、6期連続で前年を上回った。


2  
在庫指数(季節調整済指数)は128.5と前期末に比べ3.6%上昇となり、期ぶりに上昇した(図表)。
  
 これは13業種中、非鉄金属工業、電気機械工業など
6業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は、鉄鋼業、パルプ・紙・紙加工品工業など7業種である。
 
 また、前年同期末比(原指数)は3.6%となり、5期ぶりに前年を上回った。


※ 主な業種別の動向は、 「四半期業種別の主な動向」 (Word)      


 
富山県の在庫循環図をみると、平成25年T、U期は「在庫調整局面」と「在庫減少局面」の境目付近
に位置し、平成25年V期〜平成26年T期は、「在庫積み増し局面」へ移動した。 平成26年U、V期は
「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に位置し、平成26年W期〜平成27年V期は、
「在庫積み上がり局面」へ移動した。平成27年W期は「在庫積み上がり局面」と「在庫調整局面」の境目
付近に位置し、平成28年T期は「在庫積み上がり局面」へ移動した。平成28年U期、V期は「在庫減少
局面」へ移動し、平成28年W期、平成29年T期は「在庫減少局面」と「在庫積み増し局面」の境目に位置
している。

今回の
平成29年U期では、生産が前年同期比11.2%増、在庫が前年同期末比3.6%増となり、
「在庫積み増し局面」に位置している。 

*在庫循環図
  
 
主要業種別指数の推移





※ 富山県期別在庫循環 の推移
                    
 


次回公表(更新)予定日 平成29年9月25日(月)
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