統計情報ライブラリー/産業鉱工業指数
富山県鉱工業生産の動き
 
(H29..25公表)
〜〜平成29年3月分・第T四半期分〜〜

                   生産指数
                   在庫指数
                   主要業種別指数の推移
                   指数表・配布冊子

総合指数                   平成22年(2010年)=100、季節調整済

 
平成29年3月
前月比(%)
前年同月比(%)
生 産
    111.9
     3.0        11.7
在 庫
    124.2    ▲ 2.4       ▲6.4


1 
生産指数(季節調整済指数)は111.9と前月に比べ3.0%上昇となり、2ヵ月連続で上昇した(図表)。  
 これは13業種中、はん用・生産用・業務用機械工業、非鉄金属工業、輸送機械工業など
8業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は鉄鋼業、化学工業、電気機械工業など5業種である。
 業種別にみると、はん用・生産用・業務用機械工業はロボット・産業機械などの増加により同3.3%の上昇で142.9となり、非鉄金属工業はアルミニウム二次精錬などの増加により同5.8%の上昇で103.4となった。他方、鉄鋼業は鋳鍛鋼品などの減少により同▲9.5%で92.7となり、化学工業は医薬品などの減少により同▲1.9%で197.1となった。

 また、前年同月比(原指数)は11.7%の上昇となり、8ヵ月連続で前年を上回った。

  なお、13業種中、平成22年基準の指数
100を上回っている業種は、化学工業(197.1)、輸送機械工業(163.4)などの8業種となっている。

※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word)


  
在庫指数(季節調整済指数)は
124.2と前月に比べ▲2.4%となり、3ヵ月ぶりに低下した(図表)。

 これは13業種中、繊維工業、鉄鋼業など
6業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は電気機械工業、窯業・土石製品工業など
6業種である。 また、プラスチック製品工業が横ばいとなった。
  また、前年同月比(原指数)は▲6.4%となり、12ヵ月連続で前年を下回った。


 
主要業種別指数の推移




                                   
 

 
〜〜平成29年第T四半期分〜〜

           生産指数
           在庫指数
           在庫循環図
           主要業種別指数の推移
           指数表・配布冊子

総合指数                 平成22年(2010年)=100、季節調整済

  平成29年T期 前期(末)比(%)
前年同期(末)比
(%)
生 産
    109.1
    1.9
   8.4
在 庫
    124.2      ▲0.1   ▲6.4
1  生産指数(季節調整済指数)は109.1と前期に比べ1.9%の上昇となり、2期連続で上昇した(図表)。
 
 これは13業種中、化学工業、はん用・生産用・業務用機械工業、電気機械工業など
7業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は、輸送機械工業、窯業・土石製品工業、金属製品工業など6業種である。
 
 業種別にみると、化学工業は医薬品などの増加により同3.3%の上昇で198.5となり、はん用・生産用・業務用機械工業は同7.2%の上昇で132.7となった。他方、輸送機械工業は同▲6.9%で146.1となり、窯業・土石製品工業は同▲15.6%で61.7となった。
 
 なお、前年同期比(原指数)は8.4%の上昇となり、4期連続で前年を上回った。


2  
在庫指数(季節調整済指数)は124.2と前期末に比べ▲0.1%となり、期ぶりに低下した(図表)。
  
 これは13業種中、化学工業、金属製品工業など
9業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は、はん用・生産用・業務用機械工業、電気機械工業など4業種である。
 
 また、前年同期末比(原指数)は▲6.4%となり、4期連続で前年を下回った。


※ 主な業種別の動向は、 「四半期業種別の主な動向」 (Word)      


 
富山県の在庫循環図をみると、平成25年T、U期は「在庫調整局面」と「在庫減少局面」の境目付

近に位置し、平成25年V期〜平成26年T期は、「在庫積み増し局面」へ移動した。 平成26年U、V期

は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に位置し、平成26年W期〜平成27年V期

は、「在庫積み上がり局面」へ移動した。平成27年W期は「在庫積み上がり局面」と「在庫調整局面」の境

目付近に位置し、平成28年T期は「在庫積み上がり局面」へ移動した。平成28年U期は「在庫積み増し

局面」へ移動し、平成28年V期は「在庫減少局面」へ移動し、平成28年W期は再び、「在庫積み増し局面

」へ移動した。今回の
平成29年T期では、生産が前年同期比8.4%増、在庫が前年同期末比▲6.4%と

なり、引き続き「在庫積み増し局面」に位置している。 

*在庫循環図
  
 
主要業種別指数の推移





※ 富山県期別在庫循環 の推移
                    
 


次回公表(更新)予定日 平成29年6月23日(金)
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