統計情報ライブラリー/産業鉱工業指数
富山県鉱工業生産の動き
 
(H29..24公表)
〜〜平成28年12月分・第W四半期分〜〜

                   生産指数
                   在庫指数
                   主要業種別指数の推移
                   指数表・配布冊子

総合指数                   平成22年(2010年)=100、季節調整済

 
平成28年12月
前月比(%)
前年同月比(%)
生 産
    107.2
   ▲1.0       7.8
在 庫
    124.3    ▲1.8     ▲5.4


1 生産指数(季節調整済指数)は107.2と前月に比べ▲1.0%となり、3ヵ月ぶりに低下した(図表)。  

 これは13業種中、食料品工業、パルプ・紙・紙加工品工業、プラスチック製品工業など7業種が低下したことによる。なお、上昇した業種ははん用・生産用・業務用機械工業、繊維工業、その他工業など6業種である。
 業種別にみると、食料品工業は飲料などの減少により同▲10.1%で97.4となり、パルプ・紙・紙加工品工業は同▲8.1%で90.3となった。他方、はん用・生産用・業務用機械工業はロボット・産業機械などの増加により同7.1%の上昇で131.8となり、繊維工業は衣類などの増加により同4.1%の上昇で87.2となった。


 また、前年同月比(原指数)は7.8%の上昇となり、5ヵ月連続で前年を上回った。

  なお、13業種中、平成22年基準の指数100を上回っている業種は、化学工業(187.9)、輸送機械工業(159.2)などの7業種となっている。

※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word)


  在庫指数(季節調整済指数)は124.3と前月に比べ▲1.8%となり、2ヵ月ぶりに低下した(図表)。

 これは13業種中、化学工業、電気機械工業など8業種が低下したことによる。なお、上昇した業種はプラスチック製品工業、窯業・土石製品工業など5業種である。
 
 また、前年同月比(原指数)は▲5.4%となり、9ヵ月連続で前年を下回った。


 
主要業種別指数の推移




 
 
 
〜〜平成28年第W四半期分〜〜

           生産指数
           在庫指数
           在庫循環図
           主要業種別指数の推移
           指数表・配布冊子

総合指数                 平成22年(2010年)=100、季節調整済

  平成28年W期 前期(末)比(%)
前年同期(末)比
(%)
生 産
    107.1
    4.0
   6.8
在 庫
    124.3      0.1   ▲5.4
1  生産指数(季節調整済指数)は107.1と前期に比べ4.0%の上昇となり、2期ぶりに上昇した(図表)。
 
 これは13業種中、はん用・生産用・業務用機械工業、化学工業、窯業・土石製品工業など
8業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は、繊維工業、パルプ・紙・紙加工品工業、非鉄金属工業など5業種である。
 
 業種別にみると、はん用・生産用・業務用機械工業はロボット・産業機械などの増加により同10.8%の上昇で123.8となり、化学工業は医薬品原末・原液などの増加により同3.2%の上昇で192.1となった。他方、繊維工業は化繊・紡績などの減少により同▲10.5%で84.6となり、パルプ・紙・紙加工品工業は同▲4.2%で95.9となった。
 
 なお、前年同期比(原指数)は6.8%の上昇となり、3期連続で前年を上回った。


2  
在庫指数(季節調整済指数)は124.3と前期末に比べ0.1%の上昇となり、期ぶりに上昇した(図表)。
  
 これは13業種中、化学工業、窯業・土石製品工業など
6業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は、金属製品工業、パルプ・紙・紙加工品工業など7業種である。
 
 また、前年同期末比(原指数)は▲5.4%となり、3期連続で前年を下回った。


※ 主な業種別の動向は、 「四半期業種別の主な動向」 (Word)      


 
富山県の在庫循環図をみると、平成24年T、U期は「在庫積み上がり局面」に位置し、平成24年V、

W期は「在庫調整局面」へ移動した。平成25年T、U期は「在庫調整局面」と「在庫減少局面」の境目付

近に位置し、平成25年V期〜平成26年T期は、「在庫積み増し局面」へ移動した。 平成26年U、V期

は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に位置し、平成26年W期〜平成27年V期

は、「在庫積み上がり局面」へ移動した。平成27年W期は「在庫積み上がり局面」と「在庫調整局面」の境

目付近に位置し、平成28年T期は「在庫積み上がり局面」へ移動した。平成28年U期は「在庫積み増し

局面」へ移動し、平成28年V期は「在庫減少局面」へ移動した。今回の
平成28年W期では、生産が前

年同期比6.8%増、在庫が前年同期末比▲5.4%となり、「在庫積み増し局面」へ移動した。 

*在庫循環図
  
 
主要業種別指数の推移





※ 富山県期別在庫循環 の推移
                    
                                
 
次回公表(更新)予定日 平成29年3月24日(金)
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