富山県鉱工業生産の動き (H28.8.25公表) |
|
総合指数 平成22年(2010年)=100、季節調整済
|
|
|
|
|
100.5 |
0.8 | 0.2 |
|
125.1 | ▲2.1 | ▲4.4 |
1 生産指数(季節調整済指数)は100.5と前月に比べ0.8%の上昇となり、2ヵ月ぶりに上昇した(図表)。 これは13業種中、金属製品工業、化学工業、非鉄金属工業など6業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は鉄鋼業、繊維工業、輸送機械工業など7業種である。 業種別にみると、金属製品工業は金属製建具などの増加により同9.7%の上昇で107.5となり、化学工業は医薬品などの増加により同2.8%の上昇で177.3となった。他方、鉄鋼業は鋳鍛鋼品類などの減少により同▲12.5%で78.6となり、繊維工業は化繊・紡績などの減少により同▲20.1%で45.6となった。 また、前年同月比(原指数)は0.2%の上昇となり、4ヵ月連続で前年を上回った。 なお、13業種中、平成22年基準の指数100を上回っている業種は、化学工業(177.3)、輸送機械工業(145.0)などの8業種となっている。 ※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word) 2 在庫指数(季節調整済指数)は125.1と前月に比べ▲2.1%となり、3ヵ月連続で低下した(図表)。 これは13業種中、化学工業、電気機械工業など8業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は窯業・土石製品工業、パルプ・紙・紙加工品工業など5業種である。 また、前年同月比(原指数)は▲4.4%となり、3ヵ月連続で前年を下回った。 |
主要業種別指数の推移
〜〜平成28年第U四半期分〜〜
生産指数
在庫指数
在庫循環図
主要業種別指数の推移
指数表・配布冊子
総合指数 平成22年(2010年)=100、季節調整済
平成28年U期 前期(末)比(%) 前年同期(末)比
(%)生 産 105.5
4.5
5.2 在 庫 125.1 ▲5.7 ▲4.4
1 生産指数(季節調整済指数)は105.5と前期に比べ4.5%の上昇となり、2期連続で上昇した(図表)。
これは13業種中、化学工業、輸送機械工業、はん用・生産用・業務用機械工業など7業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は、繊維工業、電気機械工業、プラスチック製品工業など6業種である。
業種別にみると、化学工業は医薬品などの増加により同22.7%の上昇で212.6となり、輸送機械工業は自動車部品などの増加により同6.3%の上昇で150.0となった。他方、繊維工業は化繊・紡績などの減少により同▲33.7%で64.1となり、電気機械工業は同▲8.4%で49.3となった。
なお、前年同期比(原指数)は5.2%の上昇となり、6期ぶりに前年を上回った。
2 在庫指数(季節調整済指数)は125.1と前期末に比べ▲5.7%となり、3期ぶりに低下した(図表)。
これは13業種中、化学工業、繊維工業など7業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は、食料品工業、金属製品工業など6業種である。
また、前年同期末比(原指数)は▲4.4%となり、11期ぶりに前年を下回った。
※ 主な業種別の動向は、 「四半期業種別の主な動向」 (Word)
富山県の在庫循環図をみると、平成24年T、U期は「在庫積み上がり局面」に位置し、平成24年V、
W期は「在庫調整局面」へ移動した。平成25年T、U期は「在庫調整局面」と「在庫減少局面」の境目付
近に位置し、平成25年V期〜平成26年T期は、「在庫積み増し局面」へ移動した。 平成26年U、V期
は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に位置し、平成26年W期〜平成27年V期
は、「在庫積み上がり局面」へ移動した。平成27年W期は「在庫積み上がり局面」と「在庫調整局面」の境
目付近に位置し、平成28年T期は「在庫積み上がり局面」へ移動した。今回の平成28年U期では、生
産が前年同期比5.2%増、在庫が前年同期末比▲4.4%となり、「在庫積み増し局面」へ移動した。
*在庫循環図
主要業種別指数の推移
※ 富山県期別在庫循環 の推移
次回公表(更新)予定日 平成28年9月26日(月)<鉱工業指数表はこちらへ (Excel)>
<今月分の配布冊子はこちらへ(pdf)>
< 鉱工業生産指数(目次)へ戻る>
このページの感想・意見等はこちらへ
<経済産業省(全国の数値)へ>
<中部経済産業局 電力・ガス事業北陸支局(北陸地域の数値)へ>