統計情報ライブラリー/産業鉱工業指数
富山県鉱工業生産の動き
 
(H28.2.25公表)
〜〜平成27年12月分・第W四半期分〜〜

                   生産指数
                   在庫指数
                   主要業種別指数の推移
                   指数表・配布冊子

総合指数                   平成22年(2010年)=100、季節調整済

 
平成27年12月
前月比(%)
前年同月比(%)
生 産
     98.6
  ▲3.3    ▲5.5
在 庫
    131.1     0.6      2.2


1 
生産指数(季節調整済指数)は98.6と前月に比べ▲3.3%となり、3ヵ月ぶりに低下した(図表)。

 これは13業種中、はん用・生産用・業務用機械工業、パルプ・紙・紙加工品工業、その他製品工業など
12業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は鉄鋼業の1業種である。
 業種別にみると、はん用・生産用・業務用機械工業は金属工作機械などの減少により同▲4.2%で94.5となり、パルプ・紙・紙加工品工業は同▲21.0%で82.3となった。他方、鉄鋼業は鋳鍛鋼品類などの増加により同3.5%の上昇で89.4となった。

 また、前年同月比(原指数)は▲5.5%となり、2ヵ月ぶりに前年を下回った。

  なお、13業種中、平成22年基準の指数
100を上回っている業種は、化学工業(168.2)、輸送機械工業(129.3)などの3業種となっている。

※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word)


  
在庫指数(季節調整済指数)は
131.1と前月に比べ0.6%の上昇となり、2ヵ月連続で上昇した(図表)。

 これは13業種中、化学工業、電気機械工業など
4業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は鉄鋼業、パルプ・紙・紙加工品工業など
9業種である。

  また、前年同月比(原指数)は2.2%の上昇となり、7ヵ月連続で前年を上回った。


 
主要業種別指数の推移




 
 
 
〜〜平成27年第W四半期分〜〜

           生産指数
           在庫指数
           在庫循環図
           主要業種別指数の推移
           指数表・配布冊子

総合指数                 平成22年(2010年)=100、季節調整済

  平成27年W期 前期(末)比(%)
前年同期(末)比
(%)
生 産
    100.8
   ▲0.9
  ▲2.2
在 庫
    131.1      3.1    2.2
1  生産指数(季節調整済指数)は100.8と前期に比べ▲0.9%となり、2期ぶりに低下した(図表)。
 
 これは13業種中、はん用・生産用・業務用機械工業、繊維工業、金属製品工業など
10業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は、化学工業、電気機械工業、輸送機械工業の3業種である。
 
 業種別にみると、はん用・生産用・業務用機械工業はロボット・産業機械などの減少により同▲15.6%で98.7となり、繊維工業は化繊・紡績などの減少により同▲16.4%で94.6となった。他方、化学工業は医薬品などの増加により同6.0%の上昇で170.9となり、電気機械工業は同2.9%の上昇で52.7となった。
 
 なお、前年同期比(原指数)は▲2.2%となり、4期連続で前年を下回った。


2  
在庫指数(季節調整済指数)は131.1と前期末に比べ3.1%の上昇となり、期連続で上昇した(図表)。
  
 これは13業種中、化学工業、プラスチック製品工業など
5業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は、はん用・生産用・業務用機械工業、パルプ・紙・紙加工品工業など7業種である。また、食料品工業が横ばいとなった。
 
 前年同期末比(原指数)は2.2%の上昇となり、9期連続で前年を上回った。


※ 主な業種別の動向は、 「四半期業種別の主な動向」 (Word)      


 
富山県の在庫循環図をみると、平成23年T期は「在庫積み増し局面」に位置し、平成23年U期〜平

成24年U期は「在庫積み上がり局面」へ移動した。平成24年V、W期は「在庫調整局面」へ移動し、平成

25年T、U期は「在庫調整局面」と「在庫減少局面」の境目付近に位置し、平成25年V期〜平成26年T

期は、「在庫積み増し局面」へ移動した。 平成26年U、V期は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり

局面」の境目付近に位置し、平成26年W期、平成27年T期は、「在庫積み上がり局面」へ移動し、平成

27年U、V期は、「在庫調整局面」へ移動した。今回の
平成27年W期では、生産が前年同期比▲2.2%、

在庫が前年同期末比2.2%増となり、「在庫積み上がり局面」と「在庫調整局面」の境目付近へ移動した。 

*在庫循環図
  
 
主要業種別指数の推移





※ 富山県期別在庫循環 の推移

                    
                                
 
次回公表(更新)予定日 平成28年3月25日(金)
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