富山県鉱工業生産の動き (H28.2.25公表) |
|
総合指数 平成22年(2010年)=100、季節調整済
|
|
|
|
|
98.6 |
▲3.3 | ▲5.5 |
|
131.1 | 0.6 | 2.2 |
1 生産指数(季節調整済指数)は98.6と前月に比べ▲3.3%となり、3ヵ月ぶりに低下した(図表)。 これは13業種中、はん用・生産用・業務用機械工業、パルプ・紙・紙加工品工業、その他製品工業など12業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は鉄鋼業の1業種である。 業種別にみると、はん用・生産用・業務用機械工業は金属工作機械などの減少により同▲4.2%で94.5となり、パルプ・紙・紙加工品工業は同▲21.0%で82.3となった。他方、鉄鋼業は鋳鍛鋼品類などの増加により同3.5%の上昇で89.4となった。 また、前年同月比(原指数)は▲5.5%となり、2ヵ月ぶりに前年を下回った。 なお、13業種中、平成22年基準の指数100を上回っている業種は、化学工業(168.2)、輸送機械工業(129.3)などの3業種となっている。 ※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word) 2 在庫指数(季節調整済指数)は131.1と前月に比べ0.6%の上昇となり、2ヵ月連続で上昇した(図表)。 これは13業種中、化学工業、電気機械工業など4業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は鉄鋼業、パルプ・紙・紙加工品工業など9業種である。 また、前年同月比(原指数)は2.2%の上昇となり、7ヵ月連続で前年を上回った。 |
主要業種別指数の推移
〜〜平成27年第W四半期分〜〜
生産指数
在庫指数
在庫循環図
主要業種別指数の推移
指数表・配布冊子
総合指数 平成22年(2010年)=100、季節調整済
平成27年W期 前期(末)比(%) 前年同期(末)比
(%)生 産 100.8
▲0.9
▲2.2 在 庫 131.1 3.1 2.2
1 生産指数(季節調整済指数)は100.8と前期に比べ▲0.9%となり、2期ぶりに低下した(図表)。
これは13業種中、はん用・生産用・業務用機械工業、繊維工業、金属製品工業など10業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は、化学工業、電気機械工業、輸送機械工業の3業種である。
業種別にみると、はん用・生産用・業務用機械工業はロボット・産業機械などの減少により同▲15.6%で98.7となり、繊維工業は化繊・紡績などの減少により同▲16.4%で94.6となった。他方、化学工業は医薬品などの増加により同6.0%の上昇で170.9となり、電気機械工業は同2.9%の上昇で52.7となった。
なお、前年同期比(原指数)は▲2.2%となり、4期連続で前年を下回った。
2 在庫指数(季節調整済指数)は131.1と前期末に比べ3.1%の上昇となり、2期連続で上昇した(図表)。
これは13業種中、化学工業、プラスチック製品工業など5業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は、はん用・生産用・業務用機械工業、パルプ・紙・紙加工品工業など7業種である。また、食料品工業が横ばいとなった。
前年同期末比(原指数)は2.2%の上昇となり、9期連続で前年を上回った。
※ 主な業種別の動向は、 「四半期業種別の主な動向」 (Word)
富山県の在庫循環図をみると、平成23年T期は「在庫積み増し局面」に位置し、平成23年U期〜平
成24年U期は「在庫積み上がり局面」へ移動した。平成24年V、W期は「在庫調整局面」へ移動し、平成
25年T、U期は「在庫調整局面」と「在庫減少局面」の境目付近に位置し、平成25年V期〜平成26年T
期は、「在庫積み増し局面」へ移動した。 平成26年U、V期は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり
局面」の境目付近に位置し、平成26年W期、平成27年T期は、「在庫積み上がり局面」へ移動し、平成
27年U、V期は、「在庫調整局面」へ移動した。今回の平成27年W期では、生産が前年同期比▲2.2%、
在庫が前年同期末比2.2%増となり、「在庫積み上がり局面」と「在庫調整局面」の境目付近へ移動した。
*在庫循環図
主要業種別指数の推移
※ 富山県期別在庫循環 の推移
次回公表(更新)予定日 平成28年3月25日(金)<鉱工業指数表はこちらへ (Excel)>
<今月分の配布冊子はこちらへ(pdf)>
< 鉱工業生産指数(目次)へ戻る>
このページの感想・意見等はこちらへ
<経済産業省(全国の数値)へ>
<中部経済産業局 電力・ガス事業北陸支局(北陸地域の数値)へ>