富山県鉱工業生産の動き (H27.11.25公表) |
|
総合指数 平成22年(2010年)=100、季節調整済
|
|
|
|
|
100.8 |
▲2.2 | ▲4.4 |
|
127.1 | 0.2 | 1.0 |
1 生産指数(季節調整済指数)は100.8と前月に比べ▲2.2%となり、4ヵ月ぶりに低下した(図表)。 これは13業種中、はん用・生産用・業務用機械工業、繊維工業、化学工業など6業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は金属製品工業、輸送機械工業、電気機械工業など7業種である。 業種別にみると、はん用・生産用・業務用機械工業はロボット・産業機械などの減少により同▲25.4%で95.0となり、繊維工業は化繊・紡績などの減少により同▲25.5%で106.1となった。他方、金属製品工業は同7.3%の上昇で107.2となり、輸送機械工業は同16.1%の上昇で136.9となった。 また、前年同月比(原指数)は▲4.4%となり、9ヵ月連続で前年を下回った。 なお、13業種中、平成22年基準の指数100を上回っている業種は、化学工業(160.8)、輸送機械工業(136.9)などの9業種となっている。 ※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word) 2 在庫指数(季節調整済指数)は127.1と前月に比べ0.2%の上昇となり、2ヵ月連続で上昇した(図表)。 これは13業種中、化学工業、金属製品工業など6業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は鉄鋼業、電気機械工業など7業種である。 また、前年同月比(原指数)は1.0%の上昇となり、4ヵ月連続で前年を上回った。 |
主要業種別指数の推移
〜〜平成27年第V四半期分〜〜
生産指数
在庫指数
在庫循環図
主要業種別指数の推移
指数表・配布冊子
総合指数 平成22年(2010年)=100、季節調整済
平成27年V期 前期(末)比(%) 前年同期(末)比
(%)生 産 101.7
2.9
▲2.0 在 庫 127.1 0.5 1.0
1 生産指数(季節調整済指数)は101.7と前期に比べ2.9%の上昇となり、4期ぶりに上昇した(図表)。
これは13業種中、繊維工業、はん用・生産用・業務用機械工業、食料品工業など11業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は、化学工業、電気機械工業の2業種である。
業種別にみると、繊維工業は化繊・紡績などの増加により同34.2%の上昇で113.1となり、はん用・生産用・業務用機械工業は金属工作機械などの増加により同2.9%の上昇で116.9となった。他方、化学工業は医薬品などの減少により同▲0.1%で161.2となり、電気機械工業は同▲1.2%で51.2となった。
なお、前年同期比(原指数)は▲2.0%となり、3期連続で前年を下回った。
2 在庫指数(季節調整済指数)は127.1と前期末に比べ0.5%の上昇となり、3期ぶりに上昇した(図表)。
これは13業種中、化学工業、繊維工業など7業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は、鉄鋼業、電気機械工業など6業種である。
前年同期末比(原指数)は1.0%の上昇となり、8期連続で前年を上回った。
※ 主な業種別の動向は、 「四半期業種別の主な動向」 (Word)
富山県の在庫循環図をみると、平成23年T期は「在庫積み増し局面」に位置し、平成23年U期〜平
成24年U期は「在庫積み上がり局面」へ移動した。平成24年V、W期は「在庫調整局面」へ移動し、平成
25年T、U期は「在庫調整局面」と「在庫減少局面」の境目付近に位置し、平成25年V期〜平成26年T
期は、「在庫積み増し局面」へ移動した。 平成26年U、V期は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり
局面」の境目付近に位置し、平成26年W期、平成27年T期は、「在庫積み上がり局面」へ移動し、平成
27年U期は、「在庫調整局面」へ移動した。今回の平成27年V期では、生産が前年同期比▲2.0%、在
庫が前年同期末比1.0%増となり、引き続き「在庫調整局面」に位置している。
*在庫循環図
主要業種別指数の推移
※ 富山県期別在庫循環 の推移
次回公表(更新)予定日 平成27年12月25日(金)<鉱工業指数表はこちらへ (Excel)>
<今月分の配布冊子はこちらへ(pdf)>
< 鉱工業生産指数(目次)へ戻る>
このページの感想・意見等はこちらへ
<経済産業省(全国の数値)へ>
<中部経済産業局 電力・ガス事業北陸支局(北陸地域の数値)へ>