１ 生産指数（季節調整済指数）は87.7と前月に比べ▲2.8％の低下となり、２ヵ月ぶりに低下した(図表)。
これは13業種中、化学工業、電気機械工業、一般機械工業など９業種が低下したことによる。なお、上昇した業種はその他工業、輸送機械工業、鉄鋼業など４業種である。
業種別にみると、化学工業はプラスチック樹脂などの減少により前月比▲3.6％の低下で154.5となり、電気機械工業は電子部品などの減少により前月比▲10.6％の低下で42.1となった。他方、その他工業は前月比3.5％の上昇で89.5となり、輸送機械工業は前月比5.5％の上昇で72.7となった。
また、前年同月比（原指数）は0.7％の上昇となり、２ヵ月連続で前年を上回った。 なお、13業種中、平成17年基準の指数100を上回っている業種は、化学工業（154.5）、食料品工業（104.8）の２業種となっている。
※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」（Word2003）
２ 在庫指数（季節調整済指数）は94.0と前月に比べ▲1.8％の低下となり、３ヵ月連続で低下した(図表)。
これは13業種中、化学工業、繊維工業など９業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は一般機械工業、パルプ・紙・紙加工品工業など３業種である。また、窯業・土石製品工業が横ばいとなった。
また、前年同月比（原指数）は▲4.0％の低下となり、11ヵ月連続で前年を下回った。
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富山県鉱工業生産の動き
