統計情報ライブラリー/産業鉱工業生産指数
富山県鉱工業生産の動き
 
(H25.2.25公表)
〜〜平成24年12月分・第W四半期分〜〜


                   生産指数
                   在庫指数
                   主要業種別指数の推移
                   指数表・配布冊子

総合指数                   平成17年(2005年)=100、季節調整済

 
平成24年12月
前月比(%)
前年同月比(%)
生 産
     89.5      4.1     ▲5.1
在 庫
     90.8    ▲3.8     ▲7.7


 
生産指数(季節調整済指数)は89.5と前月に比べ4.1%の上昇となり、2ヵ月連続で上昇した(図表)。

  これは13業種中、化学工業、電気機械工業、輸送機械工業など
8業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は金属製品工業、その他工業、窯業・土石製品工業など5業種である。

  業種別にみると、化学工業は医薬品などの増加により前月比7.2%の上昇で166.9となり、電気機械工業は電子部品などの増加により前月比6.2%の上昇で44.7となった。他方、金属製品工業は鉄構物などの減少により前月比▲1.6%の低下で79.9となり、その他工業は前月比▲6.9%の低下で78.4となった。

  また、前年同月比(原指数)は▲5.1%の低下となり、2ヵ月連続で前年を下回った。

  なお、13業種中、平成17年基準の指数
100を上回っている業種は、化学工業(166.9)、食料品工業(103.7)の2業種となっている。

  ※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word2003)           



  在庫指数(季節調整済指数)は90.8と前月に比べ▲3.8%の低下となり、3ヵ月連続で低下した(図表)。

  これは13業種中、化学工業、パルプ・紙・紙加工品工業など
6業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は金属製品工業、非鉄金属工業など7業種である。

 また、前年同月比(原指数)は▲7.7%の低下となり、3ヵ月連続で前年を下回った。


 
主要業種別指数の推移




 
 
 
〜〜平成24年第W四半期分〜〜

           生産指数
           在庫指数
           在庫循環図
           主要業種別指数の推移
           指数表・配布冊子

総合指数                 平成17年(2005年)=100、季節調整済

  平成24年W期 前期(末)比(%)
前年同期(末)比
(%)
生 産
     86.9   ▲0.9  ▲3.8
在 庫
     90.8   ▲7.3  ▲7.7
  生産指数(季節調整済指数)は86.9と前期に比べ▲0.9%の低下となり、3期連続で低下した(図表)。

  これは13業種中、化学工業、一般機械工業、鉄鋼業など
9業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は、電気機械工業、金属製品工業、輸送機械工業など4業種である。

  業種別にみると、化学工業は医薬品などの減少により前期比▲4.3%の低下で158.4となり、一般機械工業はロボット・産業機械などの減少により前期比▲7.6%の低下で82.1となった。他方、電気機械工業は電子部品などの増加により前期比6.5%の上昇で42.8となり、金属製品工業は軽金属板製品などの増加により前期比4.9%の上昇で81.6となった。

  なお、前年同期比(原指数)は▲3.8%の低下となり、4期連続で前年を下回った。

  在庫指数(季節調整済指数)は90.8と前期末に比べ▲7.3%の低下となり、3期連続で低下した(図表)。

  これは13業種中、化学工業、繊維工業など
8業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は、金属製品工業、非鉄金属工業など5業種である。

  また、前年同期末比(原指数)は▲7.7%の低下となり、8期ぶりに前年を下回った。


※ 主な業種別の動向は、 「四半期業種別の主な動向」 (Word2003)      




 富山県の在庫循環図をみると、平成17年T期は「在庫積み上がり局面」に、U期は「在庫積み

増し局面」へ、V期は「在庫積み上がり局面」へ、W期は「在庫積み増し局面」へ移動した。平成

18年T期〜平成19年T期は「在庫減少局面」に位置し、平成19年U期、V期は「在庫調整局面」

へ、W期は「在庫積み増し局面」へ移動した。平成20年T期は「在庫積み上がり局面」へ、U期は

「在庫調整局面」と「在庫減少局面」の境目付近に、V期は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上が

り局面」の境目付近に位置し、W期、平成21年T期〜W期は「在庫調整局面」へ移動した。平成

22年T期〜平成23年T期は「在庫積み増し局面」に、U期は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上

がり局面」の境目付近に、V期、W期、平成24年T期、U期は「在庫積み上がり局面」に位置し、

V期は「在庫調整局面」へ移動した。今回の平成24年W期では、生産が前年同期比▲3.8%減、在

庫が前年同期末比▲7.7%減となり、「在庫減少局面」に位置している。



在庫循環図
  
 
主要業種別指数の推移





※ 富山県期別在庫循環 の推移

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次回公表(更新)予定日 平成25年3月25日(月)
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