統計情報ライブラリー/産業鉱工業生産指数
富山県鉱工業生産の動き
 
(H24.11.26公表)
〜〜平成24年9月分・第V四半期分〜〜


                   生産指数
                   在庫指数
                   主要業種別指数の推移
                   指数表・配布冊子

総合指数                   平成17年(2005年)=100、季節調整済

 
平成24年9月
前月比(%)
前年同月比(%)
生 産
     88.5      3.5     ▲5.7
在 庫
     97.9      0.0       1.7


  
生産指数(季節調整済指数)は88.5と前月に比べ3.5%の上昇となり、4ヵ月ぶりに上昇した(図表)。

  これは13業種中、一般機械工業、電気機械工業、輸送機械工業など
9業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は化学工業、鉄鋼業、プラスチック製品工業などの4業種である。

  業種別にみると、一般機械工業は金属工作機械などの増加により前月比15.2%の上昇で95.0となり、電気機械工業は集積回路などの増加により前月比6.4%の上昇で39.9となった。他方、化学工業はその他化学製品の減少により前月比▲3.4%の低下で161.3となり、鉄鋼業は鋳鍛鋼品類などの減少により前月比▲7.0%の低下で71.7となった。

  また、前年同月比(原指数)は▲5.7%の低下となり、9ヵ月連続で前年を下回った。

  なお、13業種中、平成17年基準の指数
100を上回っている業種は、化学工業(161.3)、食料品工業(108.4)の2業種となっている。

  ※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word2003)           



  在庫指数(季節調整済指数)は97.9横ばいとなった(図表)。

  これは13業種中、化学工業、一般機械工業など
6業種が低下し、繊維工業、非鉄金属工業など7業種が上昇したことによる

  また、前年同月比(原指数)は1.7%の上昇となり、19ヵ月連続で前年を上回った。


 
主要業種別指数の推移




 
 
 
〜〜平成24年第V四半期分〜〜

           生産指数
           在庫指数
           在庫循環図
           主要業種別指数の推移
           指数表・配布冊子

総合指数                 平成17年(2005年)=100、季節調整済

  平成24年V期 前期(末)比(%)
前年同期(末)比
(%)
生 産
     87.7   ▲2.6  ▲5.6
在 庫
     97.9   ▲4.5   1.7
  生産指数(季節調整済指数)は87.7と前期に比べ▲2.6%の低下となり、2期連続で低下した(図表)。

  これは13業種中、電気機械工業、輸送機械工業、鉄鋼業など
9業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は、化学工業、一般機械工業、その他工業など4業種である。

  業種別にみると、電気機械工業は回転・静止電気機器などの減少により前期比▲6.1%の低下で40.2となり、輸送機械工業は前期比▲36.6%の低下で64.3となった。他方、化学工業は医薬品などの増加により前期比4.0%の上昇で165.5となり、一般機械工業は金属工作機械などの増加により前期比0.5%の上昇で88.9となった。

  なお、前年同期比(原指数)は▲5.6%の低下となり、3期連続で前年を下回った。

  
在庫指数(季節調整済指数)は97.9と前期末に比べ▲4.5%の低下となり、2期連続で低下した(図表)。

  これは13業種中、化学工業、パルプ・紙・紙加工製品工業など
9業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は、プラスチック製品工業、鉄鋼業など4業種である。

  また、前年同期末比(原指数)は1.7%の上昇となり、7期連続で前年を上回った。


※ 主な業種別の動向は、 「四半期業種別の主な動向」 (Word2003)      




 富山県の在庫循環図をみると、平成17年T期は「在庫積み上がり局面」に、U期は「在庫積み増し局

面」へ、V期は「在庫積み上がり局面」へ、W期は「在庫積み増し局面」へ移動した。平成18年T期〜平

成19年T期は「在庫減少局面」に位置し、平成19年U期、V期は「在庫調整局面」へ、W期は「在庫積み

増し局面」へ移動した。平成20年T期は「在庫積み上がり局面」へ、U期は「在庫調整局面」と「在庫減少

局面」の境目付近に、V期は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に、W期、平成

21年T期〜W期は「在庫調整局面」に位置し、平成22年T期〜平成23年T期は「在庫積み増し局面」

に、U期、V期、W期、W期、平成24年T期〜U期は「在庫積み上がり局面」に位置していた。今回の

成24年
V期では、生産が前年同期比▲5.6%減、在庫が前年同期末比1.7%増となり、「在庫調整局面」に

位置している。


在庫循環図
  
 
主要業種別指数の推移





※ 富山県期別在庫循環 の推移

                      点線内を拡大
                                
 
次回公表(更新)予定日 平成24年12月25日(火)
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