統計情報ライブラリー/産業鉱工業生産指数
富山県鉱工業生産の動き
 
(H24.8.24公表)
〜〜平成24年6月分・第U四半期分〜〜


                   生産指数
                   在庫指数
                   主要業種別指数の推移
                   指数表・配布冊子

総合指数                   平成17年(2005年)=100、季節調整済

 
平成24年6月
前月比(%)
前年同月比(%)
生 産
     90.1    ▲0.8     ▲9.0
在 庫
    102.5    ▲3.7      13.0


  
生産指数(季節調整済指数)は90.1と前月に比べ▲0.8%の低下となり、2ヵ月ぶりに低下した(図表)。

  これは13業種中、金属製品工業、輸送機械工業、パルプ・紙・紙加工品工業など
9業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は一般機械工業、化学工業、電気機械工業など4業種である。

  業種別にみると、金属製品工業は軽金属板製品などの減少により前月比▲6.4%の低下で79.2となり、輸送機械工業は前月比▲38.3%の低下で72.8となった。他方、一般機械工業は金属工作機械などの増加により前月比13.6%の上昇で92.7となり、化学工業は医薬品などの増加により前月比3.1%の上昇で164.5となった。

  また、前年同月比(原指数)は▲9.0%の低下となり、6ヵ月連続で前年を下回った。

  なお、13業種中、平成17年基準の指数
100を上回っている業種は、化学工業(164.5)、食料品工業(107.8)の2業種となっている。

  ※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word2003)           



  在庫指数(季節調整済指数)は102.5と前月に比べ▲3.7%の低下となり、2ヵ月ぶりに低下した(図表)。

  これは13業種中、化学工業、非鉄金属工業など
6業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は繊維工業、プラスチック製品工業など7業種である。

  また、前年同月比(原指数)は13.0%の上昇となり、16ヵ月連続で前年を上回った。


 
主要業種別指数の推移




 
 
 
〜〜平成24年第U四半期分〜〜

           生産指数
           在庫指数
           在庫循環図
           主要業種別指数の推移
           指数表・配布冊子

総合指数                 平成17年(2005年)=100、季節調整済

  平成24年U期 前期(末)比(%)
前年同期(末)比
(%)
生 産
     90.0   ▲3.6  ▲4.3
在 庫
    102.5   ▲1.8  13.0
  生産指数(季節調整済指数)は90.0と前期に比べ▲3.6%の低下となり、2期ぶりに低下した(図表)。

  これは13業種中、一般機械工業、金属製品工業、その他工業など
9業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は、食料品工業、電気機械工業、輸送機械工業など4業種である。

  業種別にみると、一般機械工業は金属工作機械などの減少により前期比▲4.4%の低下で88.5となり、金属製品工業は金属製建具などの減少により前期比▲5.0%の低下で81.2となった。他方、食料品工業は飲料などの増加により前期比9.3%の上昇で114.3となり、電気機械工業は集積回路などの増加により前期比1.2%の上昇で42.8となった。

  なお、前年同期比(原指数)は▲4.3%の低下となり、2期連続で前年を下回った。

  
在庫指数(季節調整済指数)は102.5と前期末に比べ▲1.8%の低下となり、7期ぶりに低下した(図表)。

  これは13業種中、非鉄金属工業、金属製品工業など
7業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は、化学工業、繊維工業など6業種である。

  また、前年同期末比(原指数)は13.0%の上昇となり、6期連続で前年を上回った。


※ 主な業種別の動向は、 「四半期業種別の主な動向」 (Word2003)      




 富山県の在庫循環図をみると、平成17年T期は「在庫積み上がり局面」に、U期は「在庫積み増し局

面」へ、V期は「在庫積み上がり局面」へ、W期は「在庫積み増し局面」へ移動した。平成18年T期〜平

成19年T期は「在庫減少局面」に位置し、平成19年U期、V期は「在庫調整局面」へ、W期は「在庫積み

増し局面」へ移動した。平成20年T期は「在庫積み上がり局面」へ、U期は「在庫調整局面」と「在庫減少

局面」の境目付近に、V期は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に、W期、平成

21年T期〜W期は「在庫調整局面」に位置し、平成22年T期〜平成23年T期は「在庫積み増し局面」

に、U期、V期、W期、W期、平成24年T期は「在庫積み上がり局面」に位置していた。今回の平成24年

U期では、生産が前年同期比▲4.3%減、在庫が前年同期末比13.0%増となり、引き続き「在庫積み上がり

局面」に位置している。


在庫循環図
  
 
主要業種別指数の推移





※ 富山県期別在庫循環 の推移

                      点線内を拡大
                                
 
次回公表(更新)予定日 平成24年9月25日(火)
<鉱工業指数表はこちらへ (Excel2003)>

<今月分の配布冊子はこちらへ(pdf)>

< 鉱工業生産指数(目次)へ戻る>

このページの感想・意見等はこちらへ

  <経済産業省(全国の数値)へ>