統計情報ライブラリー/産業鉱工業生産指数
富山県鉱工業生産の動き
 
(H24.5.25公表)
〜〜平成24年3月分・第T四半期分〜〜


                   生産指数
                   在庫指数
                   主要業種別指数の推移
                   指数表・配布冊子

総合指数                   平成17年(2005年)=100、季節調整済

 
平成24年3月
前月比(%)
前年同月比(%)
生 産
     97.6     2.7     ▲1.5
在 庫
    105.6     2.2     17.6


  
生産指数(季節調整済指数)は97.6と前月に比べ2.7%の上昇となり、2ヵ月連続で上昇した(図表)。

  これは13業種中、一般機械工業、化学工業、輸送機械工業など
9業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は金属製品工業、非鉄金属工業、その他工業など4業種である。

  業種別にみると、一般機械工業は金属工作機械などの増加により前月比23.6%の上昇で100.5となり、化学工業は医薬品などの増加により前月比5.3%の上昇で173.7となった。他方、金属製品工業は金属製建具などの減少により前月比▲7.0%の低下で82.1となり、非鉄金属工業はアルミニウム圧延製品などの減少により前月比▲6.8%の低下で85.6となった。

  また、前年同月比(原指数)は▲1.5%の低下となり、2ヵ月ぶりに前年を下回った。

  なお、13業種中、平成17年基準の指数
100を上回っている業種は、化学工業(173.7)、食料品工業(118.1)、輸送機械工業(101.3)、一般機械工業(100.5)の4業種となっている。

  ※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word2003)           



  在庫指数(季節調整済指数)は105.6と前月に比べ2.2%の上昇となり、3ヵ月連続で上昇した(図表)。

  これは13業種中、鉄鋼業、プラスチック製品工業など
8業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は化学工業、非鉄金属工業など5業種である。

  また、前年同月比(原指数)は17.6%の上昇となり、13ヵ月連続で前年を上回った。


 
主要業種別指数の推移




 
 
 
〜〜平成24年第T四半期分〜〜

           生産指数
           在庫指数
           在庫循環図
           主要業種別指数の推移
           指数表・配布冊子

総合指数                 平成17年(2005年)=100、季節調整済

  平成24年T期 前期(末)比(%)
前年同期(末)比
(%)
生 産
     94.4   5.7  ▲0.3
在 庫
    105.6   8.0  17.6
  生産指数(季節調整済指数)は94.4と前期に比べ5.7%の上昇となり、2期連続で上昇した(図表)。

  これは13業種中、化学工業、電気機械工業、輸送機械工業など
12業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は、パルプ・紙・紙加工品工業の1業種である。

  業種別にみると、化学工業は医薬品などの増加により前期比9.3%の上昇で164.4となり、電気機械工業は電子部品などの増加により前期比11.7%の上昇で42.9となった。他方、パルプ・紙・紙加工品工業は前期比▲3.4%の低下で83.1となった。

  なお、前年同期比(原指数)は▲0.3%の低下となり、2期ぶりに前年を下回った。

  
在庫指数(季節調整済指数)は105.6と前期末に比べ8.0%の上昇となり、6期連続で上昇した(図表)。

  これは13業種中、化学工業、鉄鋼業、など
7業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は、繊維工業、非鉄金属工業など6業種である。

  また、前年同期末比(原指数)は17.6%の上昇となり、5期連続で前年を上回った。


※ 主な業種別の動向は、 「第V四半期業種別の主な動向」 (Word2003)      




 富山県の在庫循環図をみると、平成17年T期は「在庫積み上がり局面」に、U期は「在庫積み増し局

面」へ、V期は「在庫積み上がり局面」へ、W期は「在庫積み増し局面」へ移動した。平成18年T期〜平

成19年T期は「在庫減少局面」に位置し、平成19年U期、V期は「在庫調整局面」へ、W期は「在庫積み

増し局面」へ移動した。平成20年T期は「在庫積み上がり局面」へ、U期は「在庫調整局面」と「在庫減少

局面」の境目付近に、V期は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に、W期、平成

21年T期〜W期は「在庫調整局面」に位置し、平成22年T期〜平成23年T期は「在庫積み増し局面」

に、U期、V期、W期、は「在庫積み上がり局面」に位置していた。今回の平成24年T期では、生産が前

年同期比▲0.3%減、在庫が前年同期末比17.6%増となり、引き続き「在庫積み上がり局面」に位置してい

る。


在庫循環図
  
 
主要業種別指数の推移





※ 富山県期別在庫循環 の推移

                      点線内を拡大
                                
 
次回公表(更新)予定日 平成24年6月25日(月)
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