統計情報ライブラリー/産業鉱工業生産指数
富山県鉱工業生産の動き
 
(H23.11.25公表)
〜〜平成23年9月分・第V四半期分〜〜


                   生産指数
                   在庫指数
                   主要業種別指数の推移
                   指数表・配布冊子

総合指数                   平成17年(2005年)=100、季節調整済

 
平成23年9月
前月比(%)
前年同月比(%)
生 産
     85.2  ▲ 3.7    ▲ 1.4
在 庫
     96.7     1.6     16.0


  
生産指数(季節調整済指数)は85.2と前月に比べ▲3.7%の低下となり、3ヵ月連続で低下した(図表)。

  これは13業種中、一般機械工業、鉄鋼業、輸送機械工業など
9業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は繊維工業、その他工業、パルプ・紙・紙加工品工業など4業種である。

  業種別にみると、一般機械工業は金属工作機械などの減少により前月比▲12.3%の低下で99.2となり、鉄鋼業は熱間圧延鋼材などの減少により前月比▲10.3%の低下で84.6となった。他方、繊維工業は化繊・紡績などの増加により前月比8.2%の上昇で64.4となり、その他工業は前月比10.8%の上昇で90.0となった。

  また、前年同月比(原指数)は▲1.4%の低下となり、2ヵ月連続で前年を下回った。

  なお、13業種中、平成17年基準の指数
100を上回っている業種は、化学工業(137.1)1業種となっている。

  ※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word2003)           



  在庫指数(季節調整済指数)は96.7と前月に比べ1.6%の上昇となり、4ヵ月連続で上昇した(図表)。

  これは13業種中、化学工業、パルプ・紙・紙加工品工業など
6業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は非鉄金属工業、繊維工業など7業種である。

  また、前年同月比(原指数)は16.0%の上昇となり、7ヵ月連続で前年を上回った。


 
主要業種別指数の推移




 
 
 
〜〜平成23年第V四半期分〜〜

           生産指数
           在庫指数
           在庫循環図
           主要業種別指数の推移
           指数表・配布冊子

総合指数                 平成17年(2005年)=100、季節調整済

  平成23年V期 前期(末)比(%)
前年同期(末)比
(%)
生 産
     88.1 3.2 ▲ 0.1
在 庫
     96.7   7.1  16.0
  生産指数(季節調整済指数)は88.1と前期に比べ▲3.2%の低下となり、2期連続で低下した(図表)。

  これは13業種中、一般機械工業、電気機械工業、その他工業など
6業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は、非鉄金属工業、輸送機械工業、パルプ・紙・紙加工品工業など7業種である。

  業種別にみると、一般機械工業は金属工作機械などの減少により前期比▲16.4%の低下で110.3となり、電気機械工業は集積回路などの減少により前期比▲11.7%の低下で41.6となった。他方、非鉄金属工業は非鉄金属鋳物などの増加により前期比5.4%の上昇で82.7となり、輸送機械工業は前期比56.9%の上昇で72.5となった。

  なお、前年同期比(原指数)は▲0.1%の低下となり、7期ぶりに前年を下回った。

  
在庫指数(季節調整済指数)は96.7と前期末に比べ7.1%の上昇となり、4期連続で上昇した(図表)。

  これは13業種中、化学工業、繊維工業など
8業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は、鉄鋼業、非鉄金属工業など4業種である。なお、その他工業1業種横ばいとなっている。

  また、前年同期末比(原指数)は16.0%の上昇となり、3期連続で前年を上回った。


※ 主な業種別の動向は、 「第V四半期業種別の主な動向」 (Word2003)      




 富山県の在庫循環図をみると、平成17年T期は「在庫積み上がり局面」に、U期は「在庫積み増し局

面」へ、V期は「在庫積み上がり局面」へ、W期は「在庫積み増し局面」へ、平成18年T期〜平成19年T

期は「在庫減少局面」に位置し、平成19年U期、V期は「在庫調整局面」へ、W期は「在庫積み増し局面

」へ移動した。平成20年T期は「在庫積み上がり局面」へ、U期は「在庫調整局面」と「在庫減少局面」の

境目付近に、V期は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に、W期、平成21年T期

〜W期は「在庫調整局面」に位置し、平成22年T期〜平成23年T期は「在庫積み増し局面」へ位置し、

U期は「在庫積み上がり局面」に位置し、今の平23年V期では、生産が前年同期比▲0.1%減、在庫

が前年同期末比16.0%増となり、「在庫積み上がり局面」に位置している。


在庫循環図
  
 
主要業種別指数の推移





※ 富山県期別在庫循環 の推移

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次回公表(更新)予定日 平成23年12月22日(木)
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