統計情報ライブラリー/産業鉱工業生産指数
富山県鉱工業生産の動き
 
(H23.8.25公表)
〜〜平成23年6月分・第U四半期分〜〜


                   生産指数
                   在庫指数
                   主要業種別指数の推移
                   指数表・配布冊子

総合指数                   平成17年(2005年)=100、季節調整済

 
平成23年6月
前月比(%)
前年同月比(%)
生 産
     94.4     5.9      6.7
在 庫
     90.3     1.3      7.4


  
生産指数(季節調整済指数)は94.4と前月に比べ5.9%の上昇となり、3ヵ月ぶりに上昇した(図表)。

  これは13業種中、一般機械工業、化学工業、金属製品工業など
11業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は食料品工業、鉄鋼業の2業種である。

  業種別にみると、一般機械工業は金属工作機械などの増加により前月比14.0%の上昇で153.0となり、化学工業は医薬品などの増加により前月比4.9%の上昇で140.1となった。他方、食料品工業は飲料などの減少により前月比▲9.3%の低下で98.5となり、鉄鋼業は鋳鍛鋼品類などの減少により前月比▲6.0%の低下で93.0となった。

  また、前年同月比(原指数)は6.7%の上昇となり、2ヵ月連続で前年を上回った。

  なお、13業種中、平成17年基準の指数
100を上回っている業種は、一般機械工業(153.0)、化学工業(140.1)の2業種となっている。

  ※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word2003)           



  在庫指数(季節調整済指数)は90.3と前月に比べ1.3%の上昇となり、2ヵ月ぶりに上昇した(図表)。

  これは13業種中、鉄鋼業、化学工業など
6業種が上昇したことによる。なお、低下した業種はパルプ・紙・紙加工品工業、金属製品工業など7業種である。

  また、前年同月比(原指数)は7.4%の上昇となり、4ヵ月連続で前年を上回った。


 
主要業種別指数の推移




 
 
 
〜〜平成23年第U四半期分〜〜

           生産指数
           在庫指数
           在庫循環図
           主要業種別指数の推移
           指数表・配布冊子

総合指数                 平成17年(2005年)=100、季節調整済

  平成23年U期 前期(末)比(%)
前年同期(末)比
(%)
生 産
     91.0 4.8  2.7
在 庫
     90.3   0.6  7.4
  生産指数(季節調整済指数)は91.0と前期に比べ▲4.8%の低下となり、2期ぶりに低下した(図表)。

  これは13業種中、化学工業、電気機械工業、輸送機械工業など
10業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は、一般機械工業、食料品工業、鉄鋼業の3業種である。

  業種別にみると、化学工業は医薬品などの減少により前期比▲6.0%の低下で139.4となり、電気機械工業は集積回路などの減少により前期比▲8.5%の低下で47.1となった。他方、一般機械工業はロボット・産業機械などの増加により前期比6.1%の上昇で132.0となり、食料品工業は飲料などの増加により前期比8.5%の上昇で106.8となった。

  なお、前年同期比(原指数)は2.7%の上昇となり、6期連続で前年を上回った。

  
在庫指数(季節調整済指数)は90.3と前期末に比べ0.6%の上昇となり、3期連続で上昇した(図表)。

  これは13業種中、化学工業、一般機械工業など
7業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は、パルプ・紙・紙加工品工業、金属製品工業など6業種である。

  また、前年同期末比(原指数)は7.4%の上昇となり、2期連続で前年を上回った。


※ 主な業種別の動向は、 「第T四半期業種別の主な動向」 (Word2003)      




 富山県の在庫循環図をみると、平成17年T期は「在庫積み上がり局面」に、U期は「在庫積み増し局

面」へ、V期は「在庫積み上がり局面」へ、W期は「在庫積み増し局面」へ、平成18年T期〜平成19年T

期は「在庫減少局面」に位置し、平成19年U期、V期は「在庫調整局面」へ、W期は「在庫積み増し局面

」へ移動した。平成20年T期は「在庫積み上がり局面」へ、U期は「在庫調整局面」と「在庫減少局面」の

境目付近に、V期は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に、W期、平成21年T期

〜W期は「在庫調整局面」に位置し、平成22年T期〜平成23年T期は「在庫積み増し局面」へ位置し、

の平23年U期では、生産が前年同期比2.7%増、在庫が前年同期末比7.4%増となり、「在庫積

がり局面」に位置している。


在庫循環図
  
 
主要業種別指数の推移





※ 富山県期別在庫循環 の推移

                      点線内を拡大
                                
 
次回公表(更新)予定日 平成23年9月26日(月)
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