統計情報ライブラリー/産業鉱工業生産指数
富山県鉱工業生産の動き
 
(H23.2.25公表)
〜〜平成22年12月分・第W四半期分〜〜


                   生産指数
                   在庫指数
                   主要業種別指数の推移
                   指数表・配布冊子

総合指数                   平成17年(2005年)=100、季節調整済

 
平成22年12月
前月比(%)
前年同月比(%)
生 産
     88.2     3.4      9.0
在 庫
     85.2     3.3    ▲ 5.6


  
生産指数(季節調整済指数)は88.2と前月に比べ3.4%の上昇となり、2ヵ月ぶりに上昇した(図表)。

  これは13業種中、影響の大きい化学工業や電気機械工業、一般機械工業など
5業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は金属製品工業、食料品工業、輸送機械工業など8業種である。

  業種別にみると、化学工業は医薬品などの増加により前月比14.6%の上昇で131.4となり、電気機械工業は集積回路などの増加により前月比8.9%の上昇で53.9となった。他方、金属製品工業は鉄構物などの減少により前月比▲2.7%の低下で78.1となり、食料品工業は飲料などの減少により前月比▲8.7%の低下で92.9となった。

  また、前年同月比(原指数)は9.0%の上昇となり、12ヵ月連続で前年を上回った。

  なお、13業種中、平成17年基準の指数
100を上回っている業種は、化学工業(131.4)、一般機械工業(103.8)の2業種となっている。

  ※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word2003)           



  在庫指数(季節調整済指数)は85.2と前月に比べ3.3%の上昇となり、2ヵ月ぶりに上昇した(図表)。

  これは13業種中、繊維工業、化学工業など
9業種が上昇したことによる。なお、低下した業種はパルプ・紙・紙加工品工業、窯業・土石製品工業など4業種である。

  また、前年同月比(原指数)は▲5.6%の低下となり、24ヵ月連続で前年を下回った。


 
主要業種別指数の推移




 
 
 
〜〜平成22年第W四半期分〜〜

           生産指数
           在庫指数
           在庫循環図
           主要業種別指数の推移
           指数表・配布冊子

総合指数                 平成17年(2005年)=100、季節調整済

  平成22年W期 前期(末)比(%)
前年同期(末)比
(%)
生 産
     86.5 1.7      8.4
在 庫
     85.2   1.7    ▲ 5.6
  生産指数(季節調整済指数)は86.5と前期に比べ▲1.7%の低下となり、2期連続で低下した(図表)。

  これは13業種中、電気機械工業、プラスチック製品工業、輸送機械工業など
9業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は、化学工業、一般機械工業、非鉄金属工業など4業種である。

  業種別にみると、電気機械工業は集積回路などの減少により前期比▲20.2%の低下で53.7となり、プラスチック製品工業は機械器具部品などの減少により前期比▲9.6%の低下で66.8となった。他方、化学工業は医薬品などの増加により前期比2.4%の上昇で124.7となり、一般機械工業は金属工作機械などの増加により前期比3.6%の上昇で98.7となった。

  なお、前年同期比(原指数)は8.4%の上昇となり、4期連続で前年を上回った。

  
在庫指数(季節調整済指数)は85.2と前期末に比べ1.7%の上昇となり、5期ぶりに上昇した(図表)。

  これは13業種中、上昇の大きかった繊維工業、輸送機械工業など
6業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は、一般機械工業、パルプ・紙・紙加工品工業など7業種である。

  また、前年同期末比(原指数)は▲5.6%の低下となり、8期連続で前年を下回った。


※ 主な業種別の動向は、 「第U四半期業種別の主な動向」 (Word2003)      




 富山県の在庫循環図をみると、平成17年T期は「在庫積み上がり局面」に、U期は「在庫積み増し局

面」へ、V期は「在庫積み上がり局面」へ、W期は「在庫積み増し局面」へ、平成18年T期〜平成19年T

期は「在庫減少局面」に位置し、平成19年U期、V期は「在庫調整局面」へ、W期は「在庫積み増し局面

」へ移動した。平成20年T期は「在庫積み上がり局面」へ、U期は「在庫調整局面」と「在庫減少局面」の

境目付近に、V期は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に、W期、平成21年T期

〜W期は「在庫調整局面」に位置し、平成22年T期〜V期は「在庫積み増し局面」へ位置し、今回の平

22年W期では、生産が前年同期比8.4%増、在庫が前年同期末比▲5.6%減となり、引き続き「在庫積

増し局面」に位置している。


在庫循環図
  
 
主要業種別指数の推移





※ 富山県期別在庫循環 の推移

                      点線内を拡大
                                
 
次回公表(更新)予定日 平成23年3月25日(金)
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