統計情報ライブラリー/産業鉱工業生産指数
富山県鉱工業生産の動き
 
(H22.11.25公表)
〜〜平成22年9月分・第V四半期分〜〜


                   生産指数
                   在庫指数
                   主要業種別指数の推移
                   指数表・配布冊子

総合指数                   平成17年(2005年)=100、季節調整済

 
平成22年9月
前月比(%)
前年同月比(%)
生 産
    85.5   ▲ 6.1      13.5
在 庫
    83.8   ▲ 0.8     ▲ 8.3


  
生産指数(季節調整済指数)は85.5と前月に比べ▲6.1%の低下となり、2ヵ月ぶりに低下した(図表)。

  これは13業種中、化学工業、繊維工業、金属製品工業など
10業種が低下したことによる。なお、上昇した業種はその他工業、電気機械工業、食料品工業の3業種である。

  業種別にみると、化学工業は医薬品などの減少により前月比▲13.3%の低下で114.5となり、繊維工業は化繊・紡績などの減少により前月比▲26.6%の低下で51.5となった。他方、その他工業は印刷業などの増加により前月比3.1%の上昇で87.0となり、電気機械工業は集積回路などの増加により前月比0.4%の上昇で68.5となった。

  また、前年同月比(原指数)は13.5%の上昇となり、9ヵ月連続で前年を上回った。

  なお、13業種中、平成17年基準の指数
100を上回っている業種は、化学工業(114.5)、食料品工業(103.2)の2業種となっている。

  ※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word2003)           



  在庫指数(季節調整済指数)は83.8と前月に比べ▲0.8%の低下となり、2ヵ月ぶりに低下した(図表)。

  これは13業種中、化学工業、繊維工業など
7業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は鉄鋼業、パルプ・紙・紙加工品工業など6業種である。

  また、前年同月比(原指数)は▲8.3%の低下となり、21ヵ月連続で前年を下回った。


 
主要業種別指数の推移




 
 
 
〜〜平成22年第V四半期分〜〜

           生産指数
           在庫指数
           在庫循環図
           主要業種別指数の推移
           指数表・配布冊子

総合指数                 平成17年(2005年)=100、季節調整済

  平成22年V期
前期(末)比
(%)
前年同期(末)比(%)
生 産
88.0 
▲ 1.8  18.5  
在 庫
  83.8  ▲ 0.6  ▲ 8.3  
  生産指数(季節調整済指数)は88.0と前期に比べ▲1.8%の低下となり、6期ぶりに低下した(図表)。

  これは13業種中、電気機械工業、非鉄金属工業、一般機械工業など
7業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は、化学工業、金属製品工業、窯業・土石製品工業など6業種である。

  業種別にみると、電気機械工業は集積回路などの減少により前期比▲7.8%の低下で67.3となり、非鉄金属工業はアルミニウム圧延製品などの減少により前期比▲4.3%の低下で80.2となった。他方、化学工業は化学肥料などの増加により前期比1.8%の上昇で121.8となり、金属製品工業は軽金属板製品などの増加により前期比1.0%の上昇で81.2となった。

  なお、前年同期比(原指数)は18.5%の上昇となり、3期連続で前年を上回った。

  
在庫指数(季節調整済指数)は83.8と前期末に比べ▲0.6%の低下となり、4期連続で低下した(図表)。

  これは13業種中、化学工業、金属製品工業など
8業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は、鉄鋼業、パルプ・紙・紙加工品工業など5業種である。

  また、前年同期末比(原指数)は▲8.3%の低下となり、7期連続で前年を下回った。


※ 主な業種別の動向は、 「第U四半期業種別の主な動向」 (Word2003)      




 富山県の在庫循環図をみると、平成17年T期は「在庫積み上がり局面」に、U期は「在庫積み増し局

面」へ、V期は「在庫積み上がり局面」へ、W期は「在庫積み増し局面」へ、平成18年T期〜平成19年T

期は「在庫減少局面」に位置し、平成19年U期、V期は「在庫調整局面」へ、W期は「在庫積み増し局面

」へ移動した。平成20年T期は「在庫積み上がり局面」へ、U期は「在庫調整局面」と「在庫減少局面」の

境目付近に、V期は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に、W期、平成21年T期

〜W期は「在庫調整局面」に位置し、平成22年T期、U期は「在庫積み増し局面」へ位置し、今回の平成

22年V期では、生産が前年同期比18.5%増、在庫が前年同期末比▲8.3%減となり、引き続き「在庫積み

増し局面」に位置している。


在庫循環図
  
 
主要業種別指数の推移





※ 富山県期別在庫循環 の推移

                      点線内を拡大
                                
 
次回公表(更新)予定日 平成22年12月24日(金)
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