統計情報ライブラリー/産業鉱工業生産指数
富山県鉱工業生産の動き
 
(H22.8.25公表)
〜〜平成22年6月分・第U四半期分〜〜   


                   生産指数
                   在庫指数
                   主要業種別指数の推移
                   指数表・配布冊子

総合指数                   平成17年(2005年)=100、季節調整済

 
平成22年6月
前月比(%)
前年同月比(%)
生 産
    89.4     1.1      22.5
在 庫
    84.3   ▲2.7    ▲7.3


  
生産指数(季節調整済指数)は89.4と前月に比べ1.1%の上昇となり、2ヵ月ぶりに上昇した(図表)。

  これは13業種中、化学工業、金属製品工業、輸送機械工業など
9業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は電気機械工業、一般機械工業、プラスチック製品工業など4業種である。

  業種別にみると、化学工業はその他化学製品などの増加により前月比3.0%の上昇で121.7となり、金属製品工業は金属製建具などの増加により前月比5.5%の上昇で81.9となった。他方、電気機械工業は電子部品などの減少により前月比▲5.0%の低下で69.8となり、一般機械工業はロボット・産業機械などの減少により前月比▲3.0%の低下で89.1となった。

  また、前年同月比(原指数)は22.5%の上昇となり、6ヵ月連続で前年を上回った。

  なお、13業種中、平成17年基準の指数
100を上回っている業種は、化学工業(121.7)、食料品工業(106.8)の2業種となっている。

  ※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word2003)           



  在庫指数(季節調整済指数)は84.3と前月に比べ▲2.7%の低下となり、2ヵ月ぶりに低下した(図表)。

  これは13業種中、非鉄金属工業、鉄鋼業など
7業種が低下したことによる。なお、上昇した業種はプラスチック製品工業、繊維工業など6業種である。

  また、前年同月比(原指数)は▲7.3%の低下となり、18ヵ月連続で前年を下回った。


 
主要業種別指数の推移




 
 
 
〜〜平成22年第U四半期分〜〜

           生産指数
           在庫指数
           在庫循環図
           主要業種別指数の推移
           指数表・配布冊子

総合指数                 平成17年(2005年)=100、季節調整済

  平成22年U期
前期(末)比
(%)
前年同期(末)比(%)
生 産
89.6 
4.6  21.6  
在 庫
  84.3  ▲0.2  ▲7.3  
  生産指数(季節調整済指数)は89.6と前期に比べ4.6%の上昇となり、5期連続で上昇した(図表)。

  これは13業種中、化学工業、一般機械工業、鉄鋼業など
8業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は、電気機械工業、金属製品工業、非鉄金属工業など5業種である。

  業種別にみると、化学工業は医薬品などの増加により前期比10.5%の上昇で119.6となり、一般機械工業は金属工作機械などの増加により前期比23.9%の上昇で96.4となった。他方、電気機械工業は集積回路などの減少により前期比▲7.8%の低下で73.0となり、金属製品工業は軽金属板製品などの減少により前期比▲3.8%の低下で80.4となった。

  なお、前年同期比(原指数)は21.6%の上昇となり、2期連続で前年を上回った。

  
在庫指数(季節調整済指数)は84.3と前期末に比べ▲0.2%の低下となり、3期連続で低下した(図表)。

  これは13業種中、非鉄金属工業、繊維工業など
7業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は、化学工業、プラスチック製品工業など6業種である。

  また、前年同期末比(原指数)は▲7.3%の低下となり、6期連続で前年を下回った。


※ 主な業種別の動向は、 「第U四半期業種別の主な動向」 (Word2003)      




 富山県の在庫循環図をみると、平成17年T期は「在庫積み上がり局面」に、U期は「在庫積み増し局

面」へ、V期は「在庫積み上がり局面」へ、W期は「在庫積み増し局面」へ、平成18年T期〜平成19年T

期は「在庫減少局面」に位置し、平成19年U期、V期は「在庫調整局面」へ、W期は「在庫積み増し局面

」へ移動した。平成20年T期は「在庫積み上がり局面」へ、U期は「在庫調整局面」と「在庫減少局面」の

境目付近に、V期は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に、W期、平成21年T期

〜W期は「在庫調整局面」に位置し、平成22年T期は「在庫積み増し局面」へ移動し、今回の平成22年

U期では、生産が前年同期比21.6%増、在庫が前年同期末比▲7.3%減となり、引き続き「在庫積み増し

局面」に位置している。


在庫循環図
  
 
主要業種別指数の推移





※ 富山県期別在庫循環 の推移

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次回公表(更新)予定日 平成22年9月24日(金)
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