統計情報ライブラリー/産業鉱工業生産指数
富山県鉱工業生産の動き
 
(H21.2.25公表)
〜〜平成20年12月分・第W四半期分〜〜   

総合指数                   平成17年(2005年)=100、季節調整済

 
平成20年12月
前月比(%)
前年同月比(%)
生 産
    83.5   ▲7.2    ▲15.3
在 庫
    98.1   ▲1.1        1.9
1  生産指数(季節調整済指数)は83.5と前月に比べ▲7.2%の低下となり、4ヵ月連続で低下した(図表)。
 これは13業種中、電気機械工業、金属製品工業など
10業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は輸送機械工業、一般機械工業などの3業種である。
 業種別にみると、電気機械工業は集積回路などの減少により前月比▲25.8%の低下で61.5となり、金属製品工業は金属製建具などの減少により前月比▲11.6%の低下で79.9となった。他方、一般機械工業は金属工作機械などの増加により前月比2.8%の上昇で79.4となり、輸送機械工業は前月比29.5%の上昇で82.9となった。
 また、前年同月比(原指数)は▲15.3%の低下となり、3ヵ月連続で前年を下回った。
 なお、13業種中、平成17年基準の指数
100を上回っている業種は、化学工業(112.2)、食料品工業(100.3)の2業種となった。

  ※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word2003)           


2  在庫指数(季節調整済指数)は98.1と前月に比べ▲1.1%の低下となり、2ヵ月ぶりに低下した(図表)。
 これは13業種中、化学工業、輸送機械工業など
5業種が低下したことによる。なお、上昇した業種は金属製品工業、一般機械工業など8業種である。
 また、前年同月比(原指数)は1.9%の上昇となり、5ヵ月連続で前年を上回った。
 
主要業種別指数の推移

 
 
 
〜〜平成20年第W四半期分〜〜

総合指数                 平成17年(2005年)=100、季節調整済

  平成20年V期
前期(末)比
(%)
前年同期(末)比(%)
生 産
90.3 
▲10.9  ▲11.8  
在 庫
  98.1  0.2  1.9  

注:数値は、小数点2位以下を四捨五入した形で表示してありますが、元の数値は2位以下の数 があるため、計算したときに小数点1位で差異が出ることがあります。

1  生産指数(季節調整済指数)は90.3と前期に比べ▲10.9%の低下となり、2期ぶりに低下した(図表)。 
 これは、電気機械工業、化学工業など
13業種すべてが低下したことによる。
 業種別にみると、電気機械工業は集積回路などの減少により前期比▲17.6%の低下で79.8となり、化学工業は医薬品などの減少により前期比▲13.3%の低下で113.7となった。
 なお、前年同期比(原指数)は▲11.8%の低下となり、2期ぶりに前年を下回った。

2  
在庫指数(季節調整済指数)は98.1と前期末に比べ0.2%の上昇となり、2期連続で上昇した(図表)。
  これは13業種中、プラスチック製品工業、パルプ・紙・紙加工品工業など
8業種が上昇したことによる。なお、低下した業種は、化学工業、輸送機械工業などの5業種である。
  また、前年同期末比(原指数)は1.9%の上昇となり、2期連続で前年を上回った。

※ 主な業種別の動向は、 「第W四半期業種別の主な動向」 (Word2003)      


  富山県の在庫循環図をみると、平成17年T期は「在庫積み上がり局面」に、U期は「在庫積み増し局面」へ、V期は「在庫積み上がり局面」へ、W期は「在庫積み増し局面」へ、平成18年T期〜平成19年T期は「在庫減少局面」に位置し、平成19年U期、V期は「在庫調整局面」へ、W期は「在庫積み増し局面」へ移動した。平成20年T期は「在庫積み上がり局面」へ、U期は「在庫調整局面」と「在庫減少局面」の境目付近に、V期は「在庫積み増し局面」と「在庫積み上がり局面」の境目付近に、今回の平成20年W期では、生産が前年同期比▲11.8%減、在庫が前年同期末比1.9%増となり、「在庫調整局面」へ移動した。

在庫循環図
  
 
主要業種別指数の推移

※ 富山県期別在庫循環 の推移
次回公表(更新)予定日 平成21年3月25日(水)
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