統計情報ライブラリー/産業鉱工業生産指数
富山県鉱工業生産の動き
 
(H19.11.26公表)
〜〜平成19年9月分・第V四半期分〜〜   

総合指数                   平成12年(2000年)=100、季節調整済

 
平成19年9月
前月比(%)
前年同月比(%)
生 産
   104.1   ▲1.6     ▲5.4
在 庫
   100.2     1.5        0.1
1  生産指数(季節調整済指数)は104.1と前月に比べ▲1.6%の低下となり、3ヵ月ぶりに低下した(図表)。
 これは13業種中、化学工業、金属製品工業など
6業種が上昇したものの、電気機械工業、一般機械工業など7業種が低下したことによる。
 業種別にみると、電気機械工業は集積回路などの減少により前月比▲4.8%の低下で125.0となり、一般機械工業はロボット・産業機械などの減少により前月比▲8.0%の低下で133.8となった。他方、化学工業が医薬品などの増加により前月比5.3%の上昇で106.6となり、金属製品工業は前月比2.6%の上昇で96.2となった。
 また、13業種中、平成12年基準の指数
100を上回っている業種は、一般機械工業(133.8)、電気機械工業(125.0)、非鉄金属工業(120.8)、鉄鋼業(116.9)、化学工業(106.6)の5業種となった。
  なお、前年同月比(原指数)は▲5.4%の低下となり、2ヵ月連続で前年を下回った。

  ※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word2003)           


2  在庫指数(季節調整済指数)は100.2と前月に比べ1.5%の上昇となり、3ヵ月ぶりに上昇した(図表)。
 これは13業種中、非鉄金属工業、プラスチック製品工業など
7業種が低下したものの、影響の大きい化学工業、輸送機械工業など6業種が上昇したことによる。
  なお、前年同月比(原指数)は0.1%の上昇となり、2ヵ月ぶりに前年を上回った。
 
主要業種別指数の推移

 
 
 
〜〜平成19年第V四半期分〜〜

総合指数                 平成12年(2000年)=100、季節調整済

  平成19年V期
前期(末)比
(%)
前年同期(末)比(%)
生 産
105.0 
▲0.2  ▲2.4  
在 庫
 100.2  ▲1.7   0.1  

注:数値は、小数点2位以下を四捨五入した形で表示してありますが、元の数値は2位以下の数 があるため、計算したときに小数点1位で差異が出ることがあります。

1 生産指数(季節調整済指数)は105.0と前期に比べ▲0.2%の低下となり、3期連続で低下した(図表)。
 これは13業種中、金属製品工業、化学工業など
4業種が上昇したものの、一般機械工業、パルプ・紙・紙加工品工業など9業種が低下したことによる。
 業種別にみると、一般機械工業はロボット・産業機械などの減少により前期比▲6.8%低下の142.8となり、パルプ・紙・紙加工品工業は紙などの減少により前期比▲6.4%低下の90.6となった。他方、金属製品工業がその他金属製品などの増加により前期比2.5%の上昇で94.0となり、化学工業は医薬品などの増加により前期比1.7%の上昇で105.6となった。
 なお、前年同期比(原指数)は▲2.4%の低下となり、2期連続で前年を下回った。

2 
在庫指数(季節調整済指数)は100.2と前期末に比べ▲1.7%の低下となり3期ぶりに低下した(図表)。
  これは13業種中、化学工業、輸送機械工業など
8業種が上昇したものの、電気機械工業、パルプ・紙・紙加工品工業の5業種が低下したことによる。
  なお、前年同期末比(原指数)は0.1%の上昇となり、3期連続で前年を上回った。

※ 主な業種別の動向は、 「第W四半期業種別の主な動向」 (Word2003)      


  富山県の在庫循環図をみると、H12年はおおむね「在庫積み増し局面」に位置し、H13年T期〜V期にはおおむね「在庫積み上がり局面」に推移していた。その後、H13年W期〜H14年V期の「在庫調整局面」、「在庫減少局面」を経て、H14年W期〜H15年V期には「在庫積み増し局面」に、H15年W期〜H16年T期は「在庫積み上がり局面」に入った。しかし、H16年U期〜V期には再び「在庫積み増し局面」へ、W期では「在庫減少局面」へ、H17年T期では「在庫調整局面」へと戻り、U期の「在庫減少局面」と「在庫積み増し局面」の境目付近を経て、V期には、「在庫調整局面」、W期では「在庫積み増し局面」へ移動した。H18年T期は「在庫減少局面」へ、U期は「在庫積み上がり局面」へ、V期〜W期は「在庫積み増し局面」へ移動した。H19年T期、U期は「在庫積み上がり局面」に、今回の平成19年V期では生産が前年同月比▲2.4%減、在庫が前年同期末比0.1%増となり、「在庫調整局面」へ移動した。

在庫循環図
  
 
主要業種別指数の推移

※ 富山県期別在庫循環 の推移
次回公表(更新)予定日 平成19年12月25日(火)
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