統計情報ライブラリー/産業鉱工業生産指数
富山県鉱工業生産の動き
 
(H19.8.24公表)
〜〜平成19年6月分・第U四半期分〜〜   

総合指数                   平成12年(2000年)=100、季節調整済

 
平成19年6月
前月比(%)
前年同月比(%)
生 産
   104.8   ▲1.8     ▲3.6
在 庫
   101.9     4.2        1.8
1  生産指数(季節調整済指数)は104.8と前月に比べ▲1.8%の低下となり、2ヵ月ぶりに低下した(図表)。
 これは13業種中、一般機械工業、化学工業など
5業種が上昇したものの、電気機械工業、金属製品工業など8業種が低下したことによる。
 業種別にみると、電気機械工業は集積回路などの減少により前月比▲8.7%の低下で123.4となり、金属製品工業は金属製建具などの減少により前月比▲7.2%の低下で88.1となった。他方、一般機械工業が金属工作機械などの増加により前月比13.3%の上昇で156.5となり、化学工業は医薬品などの増加により前月比3.3%の上昇で108.6となった。
 また、13業種中、平成12年基準の指数
100を上回っている業種は、一般機械工業(156.5)、非鉄金属工業(124.4)、電気機械工業(123.4)、鉄鋼業(116.1)、輸送機械工業(112.1)、化学工業(108.6)、プラスチック製品工業(101.4)の7業種となった。
  なお、前年同月比(原指数)は▲3.6%の低下となり、2ヵ月ぶりに前年を下回った。

  ※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word2003)           


2  在庫指数(季節調整済指数)は101.9と前月に比べ4.2%の上昇となり、2ヵ月連続で上昇した(図表)。
 これは13業種中、パルプ・紙・紙加工品工業、食料品工業など
6業種が低下したものの、化学工業、電気機械工業など7業種が上昇したことによる。
   なお、前年同月比(原指数)は1.8%の上昇となり、3ヵ月ぶりに前年を上回った。
 
主要業種別指数の推移

 
 
 
〜〜平成19年第U四半期分〜〜

総合指数                 平成12年(2000年)=100、季節調整済

  平成19年U期
前期(末)比
(%)
前年同期(末)比(%)
生 産
105.2 
▲2.1  ▲1.0  
在 庫
 101.9  2.8   1.8  

注:数値は、小数点2位以下を四捨五入した形で表示してありますが、元の数値は2位以下の数 があるため、計算したときに小数点1位で差異が出ることがあります。

1  生産指数(季節調整済指数)は105.2と前期に比べ▲2.1%低下し、2期連続で低下した(図表)。
 これは13業種中、一般機械工業、輸送機械工業など
4業種が上昇したものの、電気機械工業、化学工業など9業種が低下したことによる。
 業種別にみると、電気機械工業は集積回路などの減少により前期比▲6.2%低下の126.6となり、化学工業は医薬品などの減少により前期比▲3.9%低下の103.8となった。他方、一般機械工業がロボット・産業機械などの増加により前期比6.2%の上昇で153.3となり、輸送機械工業は自動車ボデーなどの増加により前期比25.0%の上昇で106.9となった。
 なお、前年同期比(原指数)は▲1.0%低下し、4期ぶりに前年を下回った。

2  
在庫指数(季節調整済指数)は101.9と前期末に比べ2.8%の上昇となり2期連続で上昇した(図表)。
  これは13業種中、化学工業、食料品工業の
5業種が低下したものの、電気機械工業、非鉄金属工業など8業種が上昇したことによる。
   なお、前年同期末比(原指数)は1.8%の上昇となり、2期連続で前年を上回った。

※ 主な業種別の動向は、 「第W四半期業種別の主な動向」 (Word2003)      


  富山県の在庫循環図をみると、H12年はおおむね「在庫積み増し局面」に位置し、H13年T期〜V期にはおおむね「在庫積み上がり局面」に推移していた。その後、H13年W期〜H14年V期の「在庫調整局面」、「在庫減少局面」を経て、H14年W期〜H15年V期には「在庫積み増し局面」に、H15年W期〜H16年T期は「在庫積み上がり局面」に入った。しかし、H16年U期〜V期には再び「在庫積み増し局面」へ、W期では「在庫減少局面」へ、H17年T期では「在庫調整局面」へと戻り、U期の「在庫減少局面」と「在庫積み増し局面」の境目付近を経て、V期には、「在庫調整局面」、W期では「在庫積み増し局面」へ移動した。H18年T期は「在庫減少局面」へ、U期は「在庫積み上がり局面」へ、V期〜W期は「在庫積み増し局面」へ移動した。
  H19年T期は「在庫積み上がり局面」に、今回の平成19年U期では生産が前年同月比▲1.0%減、在庫が前年同期末比▲2.1%減となり、引き続き「在庫積み上がり局面」に位置している。


在庫循環図
  
 
主要業種別指数の推移

※ 富山県期別在庫循環 の推移
次回公表(更新)予定日 平成19年9月25日(火)
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