統計情報ライブラリー/産業鉱工業生産指数
富山県鉱工業生産の動き
 
(H19.2.26公表)
〜〜平成18年12月分・第W四半期分〜〜   

総合指数                   平成12年(2000年)=100、季節調整済

 
平成18年12月
前月比(%)
前年同月比(%)
生 産
    111.0    4.2        1.1
在 庫
    98.7     0.9       ▲0.4
1  生産指数(季節調整済指数)111.0と前月に比べ4.2%上昇し、2ヵ月ぶりに上昇した(図表)。
 これは13業種中、電気機械工業、化学工業など
9業種が上昇し、一般機械工業、輸送機械工業など4業種が低下したことによる。
 業種別にみると、電気機械工業は集積回路などの増加により前月比11.1%上昇の134.1となり、化学工業は医薬品など増加により前月比5.6%上昇の117.5となった。他方、一般機械工業がロボット・産業機械などの減少により前月比▲3.9%の低下で152.1となり、輸送機械工業は自動車ボデーなどの減少により前月比▲16.0%の低下で96.1となった。
 この結果、13業種中、平成12年基準の指数100を上回っている業種は、一般機械工業(152.1)、電気機械工業(134.1)、非鉄金属工業(126.7)、化学工業(117.5)、鉄鋼業(114.5)、プラスチック製品工業(103.8)、金属製品工業(101.1)の7業種となった。
  なお、前年同月比(原指数)は1.1%の上昇となり、2ヵ月ぶりに前年を上回った。

  ※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word98)           


2  在庫指数(季節調整済指数)98.7と前月に比べ0.9%上昇し、4ヵ月ぶりに上昇した(図表)。
これは13業種中、電気機械工業、その他の工業など
11業種が低下したものの、影響の大きい化学工業、金属製品工業の2業種が上昇したことによる。
   なお、前年同月比(原指数)は▲0.4%の低下となり、2ヵ月連続で前年を下回った。
 
主要業種別指数の推移

 
 
 
〜〜平成18年第W四半期分〜〜

総合指数                 平成12年(2000年)=100、季節調整済

  平成18年W期
前期(末)比
(%)
前年同期(末)比(%)
生 産
109.6 
0.6  1.2  
在 庫
 98.7  ▲2.1   ▲0.4  

注:数値は、小数点2位以下を四捨五入した形で表示してありますが、元の数値は2位以下の数 があるため、計算したときに小数点1位で差異が出ることがあります。

1  生産指数(季節調整済指数)109.6と前期に比べ0.6%上昇し、2期連続で上昇した(図表)。
 これは13業種中、一般機械工業、化学工業など
7業種が上昇し、電気機械工業、プラスチック製品工業など6業種が低下したことによる。
 業種別にみると、一般機械工業はロボット・産業機械などの増加により前期比15.4%上昇の154.7となり、化学工業は医薬品などの増加により前期比6.4%上昇の116.0なった。他方、電気機械工業は集積回路などの減少により前期比▲7.0%の低下で130.8となり、プラスチック製品工業が機械器具部品などの減少により前期比▲1.8%の低下で106.1となった。
 なお、前年同期比(原指数)は1.2%上昇し、2期連続で前年を上回った。

2  在庫指数(季節調整済指数)98.7と前期末に比べ▲2.1%の低下となり3期ぶりに低下した(図表)。
  これは13業種中、電気機械工業、その他の工業など11業種が低下し、非鉄金属工業、繊維工業の2業種が上昇したことによる。
 なお、前年同期末比(原指数)は▲0.4%の低下となり、3期ぶりに前年を下回った。

※ 主な業種別の動向は、 「第W四半期業種別の主な動向」 (Word98)      


  富山県の在庫循環図をみると、H12年はおおむね「在庫積み増し局面」に位置し、H13年T期〜V期にはおおむね「在庫積み上がり局面」に推移していた。その後、H13年W期〜H14年V期の「在庫調整局面」、「在庫減少局面」を経て、H14年W期〜H15年V期には「在庫積み増し局面」に、H15年W期〜H16年T期は「在庫積み上がり局面」に入った。しかし、H16年U期〜V期には再び「在庫積み増し局面」へ、W期では「在庫減少局面」へ、H17年T期では「在庫調整局面」へと戻り、U期の「在庫減少局面」と「在庫積み増し局面」の境目付近を経て、V期には、「在庫調整局面」、W期では「在庫積み増し局面」へ移動した。
 H18年T期は「在庫減少局面」へ、U期は「在庫積み上がり局面」へ、V期は「在庫積み増し局面」へ移動した。
  今回のH18年W期は生産が前年同期比1.2%の増、在庫が前年同期末比▲0.4%の減となり、V期に引き続き「在庫積み増し局面」に位置している。


在庫循環図
  
 
主要業種別指数の推移

※ 富山県期別在庫循環 の推移
次回公表(更新)予定日 平成19年3月26日(月)
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