富山県鉱工業生産の動き (H18.5.25公表) |
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総合指数 平成12年(2000年)=100、季節調整済
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108.5 | 2.8 | 1.8 |
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99.8 | 5.1 | ▲5.8 |
1 生産指数(季節調整済指数)は108.5と前月に比べ2.8%上昇し、4ヵ月ぶりに上昇した(図表)。 これは13業種中、一般機械工業、鉄鋼業など3業種が低下したものの、電気機械工業、化学工業など10業種が上昇したためである。 業種別にみると、電気機械工業が集積回路などの増加により前月比3.8%上昇の138.1となり、化学工業は医薬品などの増加により前月比3.4%上昇の117.2となった。他方、一般機械工業は金属工作機械などの減少により前月比▲5.3%低下の115.8となり、鉄鋼業は鋳鍛工品類などの減少により前月比▲3.4%低下の110.0となった。 この結果、13業種中、平成12年基準の指数100を上回っている業種は、電気機械工業(138.1)、非鉄金属工業(128.4)、化学工業(117.2)、輸送機械工業(117.0)、一般機械工業(115.8)、プラスチック製品工業(110.8)、鉄鋼業(110.0)の7業種となった。 なお、前年同月比(原指数)は1.8%上昇し、7ヶ月連続で前年を上回った。 ※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word98) 2 在庫指数(季節調整済指数)は99.8と前月に比べ5.1%上昇し、3ヵ月ぶりに上昇した(図表)。 これは13業種中、パルプ・紙・紙加工品工業、金属製品工業など6業種が低下したものの、化学工業、非鉄金属工業など7業種が上昇したためである。 なお、前年同月比(原指数)は▲5.8%低下し、2ヵ月連続で前年を下回った。 |
主要業種別指数の推移
〜〜平成18年第T四半期分〜〜 総合指数 平成12年(2000年)=100、季節調整済
平成18年T期 前期(末)比
(%)前年同期(末)比(%) 生 産 106.7▲1.0 2.2 在 庫 99.8▲0.1 ▲5.8 注:数値は、小数点2位以下を四捨五入した形で表示してありますが、元の数値は2位以下の数 があるため、計算したときに小数点1位で差異が出ることがあります。
1 生産指数(季節調整済指数)は106.7前期に比べ▲1.0%低下し、2期ぶりに低下した(図表)。
これは13業種中、食料品工業、パルプ・紙・紙加工品工業などの8業種が上昇したものの、影響の大きい一般機械工業、繊維工業など5業種が低下したためである。
業種別にみると、一般機械工業はロボット・産業機械などの減少により前期比▲9.4%低下の132.6となり、繊維工業は化繊・紡績などの減少により前期比▲8.7%低下の70.5となった。他方、食料品工業が乳製品などの増加により前期比4.4%上昇の90.0となり、パルプ・紙・紙加工品工業が紙などの増加により前期比2.5%上昇の96.6となった。
なお、前年同期比(原指数)は2.2%上昇し、2期連続で前年を上回った。
※ 主な業種別の動向は、 「第T四半期業種別の主な動向」 (Word98)
2 在庫指数(季節調整済指数)は99.8と前期末に比べ▲0.1%低下し3期ぶりに低下した(図表)。 これは13業種中、電気機械工業、非鉄金属工業など5業種が上昇したものの、その他の工業、繊維工業など8業種が低下したためである。
なお、前年同期末比(原指数)は▲5.8%低下し、2期ぶりに前年を下回った。
富山県の在庫循環図をみると、平成12年はおおむね「在庫積み増し局面」に位置し、平成13年T期〜V期にはおおむね「在庫積み上がり局面」に推移していた。その後、平成13年W期〜平成14年V期の「在庫調整局面」、「在庫減少局面」を経て、平成14年W期〜平成15年V期には「在庫積み増し局面」に移り、平成15年W期〜平成16年T期は「在庫積み上がり局面」に入った。しかし、平成16年U期〜V期にはふたたび「在庫積み増し局面」へ、W期では「在庫減少局面」へ、平成17年T期では「在庫調整局面」へと戻り、U期の「在庫減少局面」と「在庫積み増し局面」の境目付近を経て、V期には、「在庫調整局面」、W期では「在庫積み増し局面」へ移動した。
今回の平成18年T期では生産が前年同期比2.2%増、在庫が前年同期末比▲5.8%減となり、「在庫減少局面」へ戻った。
(在庫循環図)
主要業種別指数の推移<鉱工業指数表はこちらへ (Excel97)>
※ 富山県期別在庫循環 の推移次回公表(更新)予定日 平成18年6月25日(木)
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