富山県鉱工業生産の動き (H17.11.25公表) |
|
総合指数 平成12年(2000年)=100、季節調整済
|
|
|
|
|
107.6 | 2.6 | 1.5 |
|
99.4 | 1.3 | ▲0.2 |
1 生産指数(季節調整済指数)は107.6と前月に比べ2.6%上昇し、2ヵ月ぶりに上昇した(図表)。 これは13業種中、金属製品工業、プラスチック製品工業など6業種が低下したものの、化学工業、一般機械工業など7業種が上昇したためである。 業種別にみると、化学工業は医薬品などの増加により前月比11.5%上昇の108.0となり、一般機械工業は金属工作機械などの増加により前月比24.6%上昇の124.0となった。他方、金属製品工業が金属製建具などの減少により前月比▲10.5%低下の88.4となり、プラスチック製品工業がその他プラスチック製品などの減少により前月比▲6.7%低下の108.5となった。 この結果、13業種中、平成12年基準の指数100を上回っている業種は、電気機械工業(143.6)、一般機械工業(124.0)、非鉄金属工業(117.9)、鉄鋼業(111.3)、プラスチック製品工業(108.5)、化学工業(108.0)、輸送機械工業(103.3)の7業種となった。 なお、前年同月比(原指数)は1.5%上昇し、4ヵ月ぶりに前年を上回った。 ※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word98) 2 在庫指数(季節調整済指数)は99.4と前月に比べ1.3%上昇し、2ヵ月ぶりに上昇した(図表)。 これは13業種中、非鉄金属工業、食料品工業の4業種が低下したものの、化学工業、電気機械工業など9業種が上昇したためである。 なお、前年同月比(原指数)は▲0.2%低下し、2ヵ月連続で前年を下回った。 |
主要業種別指数の推移
〜〜平成17年第V四半期分〜〜 総合指数 平成12年(2000年)=100、季節調整済
平成17年V期 前期(末)
比(%)前年同期
(末)比(%)生 産 106.4▲0.4 ▲0.5 在 庫 99.43.4 ▲0.2 注:数値は、小数点2位以下を四捨五入した形で表示してありますが、元の数値は2位以下の数 があるため、計算したときに小数点1位で差異が出ることがあります。
1 生産指数(季節調整済指数)は106.4と前期に比べ▲0.4%低下し、3期ぶりに低下した(図表)。
これは13業種中、電気機械工業、プラスチック製品工業などの7業種が上昇したものの、影響の大きい一般機械工業、化学工業など6業種が低下したためである。
業種別にみると、一般機械工業がロボット・産業機械などの減少により前期比▲12.1%低下の112.3となり、化学工業が医薬品などの減少により前期比▲2.8%低下の108.8となった。他方、電気機械工業は電子部品などの増加により前期比5.1%上昇の137.9となり、プラスチック製品工業は機械器具部品などの増加により前期比5.4%上昇の114.6となった。
なお、前年同期比(原指数)は▲0.5%低下し、2期ぶりに前年を下回った。
※ 主な業種別の動向は、 「第V四半期業種別の主な動向」 (Word98)
2 在庫指数(季節調整済指数)は99.4と前期末に比べ3.4%上昇し、2期ぶりに上昇した(図表)。
これは13業種中、非鉄金属工業、輸送機械工業など3業種が低下したものの、プラスチック製品工業、鉄鋼業など10業種が上昇したためである。
なお、前年同期末比(原指数)は▲0.2%低下し、2期連続で前年を下回った。
富山県の在庫循環図をみると、平成12年はおおむね「在庫積み増し局面」に位置し、平成13年T期〜V期にはおおむね「在庫積み上がり局面」に推移していた。その後、平成13年W期〜平成14年V期の「在庫調整局面」、「在庫減少局面」を経て、平成14年W期〜平成15年V期には「在庫積み増し局面」に移り、平成15年W期〜平成16年T期は「在庫積み上がり局面」に入った。しかし、平成16年U期〜V期にはふたたび「在庫積み増し局面」へ、W期では「在庫減少局面」へ、平成17年T期では「在庫調整局面」へと戻った。
今回の平成17年V期では、生産が前年同期比▲0.5%減、在庫が前年同期末比▲0.2%減となり、U期の「在庫減少局面」と「在庫積み増し局面」の境目付近から、「在庫調整局面」へ移動した。
(在庫循環図)
主要業種別指数の推移<鉱工業指数表はこちらへ (Excel97)>
※ 富山県期別在庫循環 の推移次回公表(更新)予定日 平成17年12月26日(月)
<今月分の配布冊子はこちらへ(pdf)>
< 鉱工業生産指数(目次)へ戻る>
このページの感想・意見等はこちらへ <tokei4@pref.toyama.lg.jp>
<経済産業省(全国の数値)へ>