統計情報ライブラリー/産業鉱工業生産指数
富山県鉱工業生産の動き  (H16.2.20up)
〜〜平成15年12月分〜〜   
平成15年第W四半期分はこちら

総合指数                   平成12年(2000年)=100、季節調整済

 
平成15年12月
前月比(%)
前年同月比(%)
生 産
105.1
1.1
4.4
在 庫
105.6
 3.7
4.3

 
1 生産指数(季節調整済指数)は105.1と前月に比べ1.1%増となり、2ヶ月連続で上昇した。(図表)
 これは、13業種中、電気機械工業、輸送機械工業など10業種が低下したものの、影響の大きい化学工業、一般機械工業など3業種が上昇したためである。
 業種別では、化学工業は医薬品などの増により前月比7.29%増の117.5、一般機械工業がロボット・産業機械などの増により前月比4.3%増の100.3となった。
 他方、電気機械工業は集積回路などの減により前月比▲4.2%減の136.8となった。
 この結果、13業種中、平成12年基準の指数100を上回っている業種は、電気機械工業(136.8)、輸送機械工業(128.3)、化学工業(117.5)、非鉄金属工業(111.3)、プラスチック製品工業(100.5)、一般機械工業(100.3)の6業種となり、90台の業種は、パルプ・紙・紙加工品工業(95.0)、食料品工業(94.3)、鉄鋼業(90.4)の3業種となった。
 なお、前年同月比(原指数)は4.4%増と2ヶ月連続で上昇した。
 

  ※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word98)           

 
2 在庫指数(季節調整済指数)は105.6と前月に比べ3.7%増となり、3ヶ月連続で上昇した。(図表)
 これは、13業種中、非鉄金属工業、輸送機械工業など5業種が低下したものの、化学工業、プラスチック製品工業など8業種が上昇したためである。 
 なお、前年同月比(原指数)は4.3%増となり、3ヶ月連続で上昇した。

 

          

 
主要業種別指数の推移



 

 
 
 
〜〜平成15年第W四半期分〜〜

総合指数                 平成12年(2000年)=100、季節調整済

   平成15年W期
前期(末)比(%)
前年同期
(末)比(%)
生 産
103.2
0.3
1.0
在 庫
105.6
7.8
4.3

                注:数値は、小数点2位以下を四捨五入した形で表示してありますが、元の数値は2位以下の数
      があるため、計算したときに小数点1位で差異が出ることがあります。

                        

1 生産指数(季節調整済指数)は103.2で、前期比0.3%増と、2期連続で上昇した。
 これは、13業種中、金属製品工業、一般機械工業、食料品工業など4業種が低下したものの、化学工業、電気機械工業、パルプ・紙・紙加工品工業の9業種が上昇したためである。
 業種別では、化学工業は医薬品などの増により前期比2.8%増の105.8に、電気機械工業が電子部品などの増により前期比1.6%増の139.6となった。 
 他方、金属製品工業が軽金属板製品などの減により前期比▲3.7%減の86.5に、一般機械工業が金属工作機械などの減により前期比▲5.4%減の96.3となった。
 また、前年同期比(原指数)は1.0%増と、7期連続の上昇となった。
 

  ※ 主な業種別の動向は、「第V四半期業種別の主な動向」(Word98)                      

2 在庫指数(季節調整済指数)は105.6で、前期末比7.8%増と、再び上昇した。
 これは、13業種中、一般機械工業、鉄鋼業など3業種が低下したものの、化学工業、プラスチック製品工業など10業種が上昇したためである。
 また、前年同期末比(原指数)は4.3%増となり、再び上昇した。
 

 富山県の在庫循環は、平成14年T期には「在庫調整局面」に、U期、V期には、「在庫減少局面」に位置し、W期には「在庫積み増し局面」に推移した。
 平成15年T期、U期、V期は「在庫積み増し局面」に位置しており、今回のW期をみると、生産が前年同期比1.0%、在庫が前年同期末比4.3%となって「在庫積み上がり局面」に位置している。(在庫循環図)

  
 

主要業種別指数の推移



※ 富山県期別在庫循環の推移

次回公表(更新)予定日 平成16年3月22日(月)
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