富山県鉱工業生産の動き

富山県鉱工業生産の動き (H１５.１１.２０up)

総合指数　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成12年(2000年)＝100、季節調整済

	平成15年9月	前月比（％）	前年同月比（％）
生　産	１０１．０	▲５．０	１．０
在　庫	９８．０	▲４．８	▲０．２

１　生産指数（季節調整済指数）は101.0と前月に比べ▲5.0％減となり、再び低下した。(図表)
　これは、13業種中、一般機械工業、輸送機械工業など9業種が上昇したものの、影響の大きい化学工業、プラスチック製品工業など4業種が低下したためである。
　業種別では、化学工業が医薬品などの減により前月比▲32.9％減の79.1と、プラスチック製品工業が機械器具部品などの減により前月比▲5.5％減の97.3となった。
　他方、一般機械工業はロボット・産業機械などの増により前月比18.6％増の114.7となった。
　この結果、13業種中、平成12年基準の指数100を上回っている業種は、輸送機械工業（152.4）、電気機械工業（142.8）、非鉄金属工業（115.1）、一般機械工業（114.7）の4業種となり、90台の業種は、食料品工業（98.6）、プラスチック製品工業(97.3)、パルプ・紙・紙加工品工業（92.2）、鉄鋼業（90.5）の4業種となった。
　なお、前年同月比（原指数）は1.0％増と18ヶ月連続の上昇となった。

　　※　主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」（Word98）　　　　　　　　　　　

　
２　在庫指数（季節調整済指数）は98.0と前月に比べ▲4.8％減となり、再び低下した。(図表)
　これは、13業種中、電気機械工業、鉄鋼業など8業種が上昇したものの、影響の大きい化学工業、金属製品工業など5業種が低下したためである。　
　なお、前年同月比（原指数）は▲0.2％減となり、4ヶ月ぶりに低下した。

　
主要業種別指数の推移

　　
　
　

～～平成15年第Ⅲ四半期分～～

総合指数　　　　　　　　　　　　　　　　　平成12年(2000年)＝100、季節調整済

　平成15年Ⅲ期前期比（％）前年同期比（％）

生　産
１０２．９

０．１

１．７

在　庫
９８．０

▲４．９

▲０．２

注：数値は、小数点2位以下を四捨五入した形で表示してありますが、元の数値は2位以下の数
　　　があるため、計算したときに小数点1位で差異が出ることがあります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

１　生産指数（季節調整済指数）は102.9で、前期比0.1％増と、再び上昇した。
　これは、13業種中、化学工業、金属製品工業、パルプ・紙・紙加工品工業など5業種が低下したものの、一般機械工業、プラスチック製品工業、非鉄金属工業の8業種が上昇したためである。
　業種別では、化学工業は医薬品などの減により前期比▲11.3％減の102.9に、金属製品工業が軽金属板製品などの減により前期比▲2.0％減の89.8となった。
　他方、一般機械工業がロボット・産業機械などの増により前期比39.8％増の101.3に、プラスチック製品工業が機械器具部品などの増により前期比6.2％増の98.8となった。
　また、前年同期比（原指数）は1.7％増と、6期連続の上昇となった。

　　※　主な業種別の動向は、「第Ⅲ四半期業種別の主な動向」(Word98)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
２　在庫指数（季節調整済指数）は98.0で、前期比▲4.9％減と、再び低下した。
　これは、13業種中、鉄鋼業、非鉄金属工業など10業種が上昇したものの、影響の大きい化学工業、金属製品工業など3業種が低下したためである。
　また、前年同期比（原指数）は▲0.2％減となり、再び低下した。

　富山県の在庫循環は、平成14年Ⅰ期には「在庫調整局面」に、Ⅱ期、Ⅲ期には、「在庫減少局面」に位置し、Ⅳ期には「在庫積み増し局面」に推移した。
　平成15年Ⅰ期、Ⅱ期は「在庫積み増し局面」に位置しており、今回のⅢ期をみると、生産が前年同期比1.7％、在庫が前年同期比▲0.2％となって引き続き「在庫積み増し局面」に位置している。（在庫循環図）

　　

主要業種別指数の推移

※　富山県期別在庫循環の推移

次回公表（更新）予定日　平成１６年２月２０日（金）
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	平成15年Ⅲ期	前期比（％）	前年同期比（％）
生　産	１０２．９	０．１	１．７
在　庫	９８．０	▲４．９	▲０．２