統計情報ライブラリー/産業鉱工業生産指数
富山県鉱工業生産の動き  (H14.11.20up)
〜〜平成14年9月分〜〜   
平成14年第V四半期分はこちら

総合指数                   平成7年(1995年)=100、季節調整済

 
平成14年9月
前月比(%)
前年同月比(%)
生 産
99.9
1.6
10.3
在 庫
88.1
 ▲3.0
▲9.6

 
 生産指数(季節調整済指数)は99.9と、前月に比べ1.6%増となり、再び上昇した。
  これは、13業種中、電気機械工業、その他の工業など4業種が低下したものの、化学工業、一般機械工業、金属製品工業など9業種が上昇したためである。
  業種別では、化学工業医薬品などの増により前月比5.6%増100.7と、一般機械工業金属工作機械などの増により5.8%増96.0となった。他方、電気機械工業集積回路などの減により前月比▲8.3%減192.7となった。
  この結果、13業種中、平成7年基準の指数100を上回っている業種は、電気機械工業(192.7)、プラスチック製品工業(132.2)、輸送機械工業(100.7)、化学工業(100.7)の4業種である。また、90台の業種は、一般機械工業(96.0)、非鉄金属工業(91.5)、窯業・土石製品工業(91.2)の3業種となった。
  なお、前年同月比(原指数)は10.3%増と6ヶ月連続で上昇した。
 
※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word98)

 在庫指数(季節調整済指数)88.1で、前月に比べ▲3.0%の低下となった。
  これは、13業種中、金属製品工業、非鉄金属工業など5業種上昇したものの、化学工業、プラスチック製品工業など8業種低下したためである。
  なお、前年同月比(原指数)は▲9.6%の低下となった。

          
 
主要業種別指数の推移


 
 
 
 
〜〜平成14年第V四半期分〜〜

総合指数                 平成7年(1995年)=100、季節調整済

  平成14年V期
前期比(%)
前年同期比(%)
生 産
99.7
3.5
7.9
在 庫
88.1
▲2・3
▲9.6

                注:数値は、小数点2位以下を四捨五入した形で表示してありますが、元の数値は2位以下の数
                 があるため、計算したときに小数点1位で差異が出ることがあります。

                        

 生産指数(季節調整済指数)99.7で、前期比3.5%増と、2期連続の上昇となった。
 これは、13業種中、食料品工業、繊維工業など4業種が低下したものの、プラスチック製品工業、輸送機械工業、電気機械工業など9業種が上昇したためである。
 業種別では、プラスチック製品工業機械器具部品の増により前期比18.5%増123.5に、輸送機械工業自動車ボデーの増により前期比20.6%増95.5となった。また、電気機械工業が集積回路の増により前期比5.8%増の201.1となった。
 一方、食料品工業乳製品の減により前期比▲3.3%減77.4となった。
 また、前年同期比(原指数)7.9%増と、2期連続の上昇となった。 

   ※ 主な業種別の動向は、「第V四半期業種別の主な動向」(Word98)

 在庫指数(季節調整済指数)は88.1で、前期末に比べ▲2.3%の低下となった。
 これは、13業種中、食料品工業、プラスチック製品工業など5業種が上昇したものの、繊維工業、パルプ・紙・紙加工品工業など8業種が低下したためである。
 また、前年同期末比(原指数)は▲9.6%の低下となった。

 富山県の在庫循環は、平成13年T期からV期まではおおむね「在庫積み上がり局面」に位置しており、W期から「在庫調整局面」に推移した。平成14年T期には「在庫調整局面」に位置していたものの、U期には「在庫減少局面」に推移した。今回の平成14年V期をみると、生産が前年同期比7.9%、在庫が前年同期末比▲9.6%となって「在庫積み増し局面」に推移している(在庫循環図)

  
 
主要業種別指数の推移

※ 富山県期別在庫循環の推移
次回公表(更新)予定日 平成14年12月20日(金)
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