統計情報ライブラリー/産業鉱工業生産指数
富山県鉱工業生産の動き  (H14.8.20up)
〜〜平成14年6月分〜〜   
平成14年第U四半期分はこちら

総合指数                   平成7年(1995年)=100、季節調整済

 
平成14年6月
前月比(%)
前年同月比(%)
生 産
94.0
▲6.7
2.3
在 庫
88.1
 ▲3.4
▲7.0

 
 生産指数(季節調整済指数)は94.0と、前月に比べ▲6.7%減となり、前月の大幅な上昇から再び低下となった。
  これは、13業種中、パルプ・紙・紙加工品工業、鉄鋼業の2業種が上昇したものの、電気機械工業、金属製品工業など11業種が低下したためである。
  業種別では、電気機械工業集積回路などの減により前月比6.8%減187.3となった。一方、パルプ・紙・紙加工品工業その他紙製品などの増により前月比6.2%増90.2となった。
  この結果、13業種中、平成7年基準の指数100を上回っている業種は、電気機械工業(187.3)、プラスチック製品工業(104.4)の2業種である。また、90台の業種は、化学工業(95.3)、パルプ・紙・紙加工品工業(90.2)の2業種であり、パルプ・紙・紙加工品工業は前月84.9から上昇した。
  なお、前年同月比(原指数)は2.3%増と3ヶ月連続で上昇した。
 
※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word98)

 在庫指数(季節調整済指数)90.2で、前月に比べ▲3.4%の低下となった。
  これは、13業種中、食料品工業、鉄鋼業など6業種上昇したものの、化学工業、非鉄金属工業など7業種低下したためである。
  なお、前年同月比(原指数)は▲7.0%の低下となった。

          
 
主要業種別指数の推移


 
 
 
 
〜〜平成14年第U四半期分〜〜

総合指数                 平成7年(1995年)=100、季節調整済

  平成14年U期
前期比(%)
前年同期比(%)
生 産
96.3
8.1
3.4
在 庫
90.2
▲1・7
▲7.0

                注:数値は、小数点2位以下を四捨五入した形で表示してありますが、元の数値は2位以下の数
                 があるため、計算したときに小数点1位で差異が出ることがあります。

                        

 生産指数(季節調整済指数)96.3で、前期比8.1%増と、平成12年W期以来、6期ぶりの上昇となった。
 これは、13業種中、繊維工業、その他の工業の2業種が低下したものの、電気機械工業、化学工業、金属製品工業など11業種が上昇したためである。
 業種別では、電気機械工業集積回路の増により前期比18.6%増190.0に、化学工業医薬品の増により前期比6.4%増94.9となった。
 一方、繊維工業織物の減により前期比▲0.3%減57.2となった。
 また、前年同期比(原指数)3.4%増と、平成12年W期以来、6期ぶりの上昇となった。 

   ※ 主な業種別の動向は、「第U四半期業種別の主な動向」(Word98)

 在庫指数(季節調整済指数)は90.2で、前期末に比べ▲1.7%の低下となった。
 これは、13業種中、金属製品工業、鉄鋼業など5業種が上昇したものの、一般機械工業、化学工業など8業種が低下したためである。
 また、前年同期末比(原指数)は▲7.0%の低下となった。

 富山県の在庫循環は、平成13年T期からV期まではおおむね「在庫積み上がり局面」に位置しており、W期から「在庫調整局面」に推移した。平成14年T期には「在庫調整局面」に位置していたものの、「在庫減少局面」に向かいつつあった。今回の平成14年U期をみると、生産が前年同期比3.4%、在庫が前年同期末比▲7.0%となって「在庫積み増し局面」に推移している(在庫循環図)

  
 
主要業種別指数の推移

※ 富山県期別在庫循環の推移
次回公表(更新)予定日 平成14年9月20日(金)
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