統計情報ライブラリー/産業鉱工業生産指数
富山県鉱工業生産の動き  (H14.5.20up)
〜〜平成14年3月分〜〜   
平成14年第T四半期分はこちら

総合指数                   平成7年(1995年)=100、季節調整済

 
平成14年3月
前月比(%)
前年同月比(%)
生 産
88.6
▲1.4
▲7.1
在 庫
92.2
 ▲2.1
▲4.8

 
 生産指数(季節調整済指数)は88.6と、前月に比べ▲1.4%減となり、再び低下した。
  これは、13業種中、電気機械工業、金属製品工業など6業種が上昇したものの、化学工業、一般機械工業など7業種が低下したためである。
  業種別では、電気機械工業は集積回路などの増により前月比5.1%増の168.7となった。一方、化学工業が医薬品などの減により前月比▲10.8%減の83.5となった。
  この結果、13業種中、平成7年基準の指数100を上回っている業種は、前月に引き続き電気機械工業(168.7)のみである。また、90台の業種は、プラスチック製品工業(94.2)のみであり、前月90台であった化学工業、一般機械工業は80台になった。
  なお、前年同月比(原指数)は▲7.1%減と14ヶ月連続の低下となった。
 
※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word98)

 ・ 在庫指数(季節調整済指数)92.2で、前月に比べ▲2.1%低下となった。
  これは、13業種中、非鉄金属工業、繊維工業など6業種が上昇したものの、金属製品工業、化学工業など7業種が低下したためである。
  なお、前年同月比(原指数)は▲4.8%の低下となった。

          
 
主要業種別指数の推移


 
 
 
 
〜〜平成14年第T四半期分〜〜

総合指数                 平成7年(1995年)=100、季節調整済

  平成14年T期
前期比(%)
前年同期比(%)
生 産
88.9
▲1.4
▲8.0
在 庫
92.2
▲2.8
▲4.8
生産指数前期比は、88.8666÷90.1666×100−100=-1.442(四捨五入)=-1.4と計算しています。
                        
 ・生産指数(季節調整済指数)88.9で、前期比▲1.4%減と5期連続の低下なった。
 これは、13業種中、非鉄金属工業、化学工業など3業種が上昇したものの、窯業・土石製品工業、プラスチック製品工業など10業種が低下したためである。
 業種別では、非鉄金属工業が電線ケーブルの増により対前期比4.8%増の87.4に、化学工業が尿素の増により対前期比2.5%増の88.4となった。
 一方、窯業・土石製品工業はガラス製品の減により対前期比▲9.1%減の85.9に、プラスチック製品工業は機械器具部品の減により対前期比▲8.6%減91.9となった。
 また、前年同期比(原指数)▲8.0%減と5期連続の低下となった。 

   ※ 主な業種別の動向は、「第W四半期業種別の主な動向」(Word98)

 ・在庫指数(季節調整済指数)は92.2で、前期末に比べ▲2.8%減となった。
 これは、13業種中、プラスチック製品工業、繊維工業など4業種が上昇したものの、金属製品工業、食料品工業など9業種が低下したためである。
 また、前年同期末比(原指数)は▲4.8%の低下となった。

 ・富山県の在庫循環は、平成13年T期からV期まではおおむね「在庫積み上がり局面」に位置しており、W期から「在庫調整局面」に推移した。今回の平成14年T期をみると、生産前年同期比マイナス(▲8.0%)、在庫前年同期末比マイナス(▲4.8%)となって「在庫調整局面」に位置している(在庫循環図)

  
 
主要業種別指数の推移

※ 富山県期別在庫循環の推移
次回公表(更新)予定日 平成14年6月20日(木)
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