富山県鉱工業生産の動き (H14.2.20up) |
平成13年第W四半期分はこちら |
総合指数 平成7年(1995年)=100、季節調整済
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86.7
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▲4.5
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▲13.0
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94.9
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0.2
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5.3
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生産指数(季節調整済指数)は86.7と、前月に比べ▲4.5%減となり、2ケ月連続で低下した。
これは、13業種中、パルプ・紙・紙加工品工業、その他の工業など4業種が上昇したものの、一般機械工業、化学工業など9業種が低下したためである。 業種別では、パルプ・紙・紙加工品工業が紙などの増により前月比5.4%増の88.0となった。その他の工業はゴム製品工業などの増により前月比3.9%増の76.5となった。一方、一般機械工業は産業機械・ロボット、金属工作機械などの減により前月比▲18.2%減の75.5となった。電気機械工業は集積回路などの減により前月比▲5.9%減の158.8となった。 この結果、13業種中、平成7年基準の指数100を上回っている業種は、電気機械工業(158.8)のみであり、前月100台であったプラスチック製品工業は90台になった。また、90台の業種は、プラスチック製品工業(93.6)、窯業・土石製品工業(91.5)の2業種であり、前月90台であった一般機械工業は70台になった。 なお、前年同月比(原指数)は▲13.0%減と11ヶ月連続の低下となった。 ※ 主な業種別の動向は、「業種別の主な動向」(Word98) ・ 在庫指数(季節調整済指数)は94.9で、前月に比べ0.2%増となった。
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主要業種別指数の推移
〜〜平成13年第W四半期分〜〜 総合指数 平成7年(1995年)=100、季節調整済
生産指数前期比は、90.1666÷91.8666×100−100=ー1.850(四捨五入)=ー1.9と計算しています。
平成13年W期 前期比(%) 前年同期比(%) 生 産 90.2 ▲1.9 ▲8.5在 庫 94.9 ▲3.2 5.3
・生産指数(季節調整済指数)は90.2で、前期比▲1.9%減と4期連続の低下なった。
これは、13業種中、電気機械工業、窯業・土石製品工業など3業種が上昇したものの、金属製品工業、プラスチック製品工業など10業種が低下したためである。
業種別では、電気機械工業が集積回路の増により対前期比5.9%増の164.9に、窯業・土石製品工業が炭素製品などの増により対前期比4.8%増の94.5となった。
一方、金属製品工業は軽金属板製品の減により対前期比▲3.0%減の78.1に、プラスチック製品工業は機械器具部品の減により対前期比▲13.7%減の100.6となった。
また、前年同期比(原指数)は▲8.5%減と4期連続の低下となった。※ 主な業種別の動向は、「第W四半期業種別の主な動向」(Word98)
・在庫指数(季節調整済指数)は94.9で、前期末に比べ▲3.2%減となった。
これは、13業種中、化学工業、食料品工業の2業種が上昇したものの、鉄鋼業、非鉄金属工業など11業種が低下したためである。
また、前年同期末比(原指数)は5.3%の上昇となった。・富山県の在庫循環は、平成13年T期からV期まではおおむね「在庫積み上がり局面」に位置しており、今回のW期をみると、生産前年同期比マイナス(▲8.5%)、在庫前年同期末比プラス(5.3%)となって「在庫調整局面」に推移している(在庫循環図)。
<鉱工業指数表はこちらへ(Excel97)>主要業種別指数の推移
※ 富山県期別在庫循環の推移
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