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富山県鉱工業生産の動き　 (H13.8.20up)

〈平成１３年６月分〉

・ 生産指数は91.1と前月に比べ▲3.4％減と、前月の上昇から再び低下となった。平成12年６月分から平成７年基準の指数　１００を下回っている。
　　これは、13業種中、化学工業、プラスチック製品工業、金属製品工業など、4業種が上昇したものの、　電気機械工業 、一般機械工業、繊維工業など9業種が低下したためである。
 業種別では、電気機械工業が集積回路の生産減により前月比▲6.6％減の137.2となった。一般機械工業は金属工作機械の生産が低下したことにより前月比▲5.3％減の101.9となった。
一方、化学工業は医薬品の生産増により前月比1.7％増の89.4となった。プラスチック製品工業は日用品などのその他プラスチック製品の生産増により前月比7.5％増の111.9となった。
 この結果、全業種中、平成7年基準の指数100を上回っている業種は、前月に引き続き電気機械工業（137.2）、プラスチック製品工業（111.9）、一般機械工業（101.9）の3業種である。
 その他90台の業種は、パルプ・紙・紙加工品工業（92.9）、窯業・土石製品工業（90.9）の2業種で、非鉄金属工業(88.2)は90台から80台に低下した。
　なお、前年同月比は▲7.8％と５か月連続の低下となった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
・ 在庫指数は97.1で、前月に比べ0.6％の上昇となった。
これは、13業種中、プラスチック製品工業、電気機械工業など2業種が低下したものの、非鉄金属工業、鉄鋼業などの11業種が上昇したためである。
　　なお、前年同月比は6.0％の上昇となった。

※　主な業種の内訳は、「業種別の動向」を参照（Word98）
 
 

　　
主要業種別指数の推移

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