富山県鉱工業生産の動き (H13.3.19up) |
〜〜平成13年 1月分〜〜 |
|
|
|
|
|
98.9
|
▲1.5
|
4.2
|
|
94.2
|
5.3
|
2.5
|
生産指数は98.9と、前月に比べ▲1.5%減となり、平成7年基準の指数100を下回った。
これは、13業種中、その他の工業(精密機械工業等)、金属製品工業など6業種が上昇したものの、プラスチック製品工業、繊維工業など7業種が低下したためである。 業種別では、その他の工業が精密機械工業をはじめ生産が全般的に堅調なことにより前月比5.2%増の93.9となった。金属製品工業は板軽金属製品を中心に生産が増加したことにより前月比0.7%増の86.2となった。一方、プラスチック製品工業は機械器具部品の生産減により前月比▲9.2%減の111.6となった。繊維工業は平成12年12月の増加の反動から前月比▲7.8%減の62.8となった。 この結果、全業種中、平成7年基準の指数100を上回っている業種は、電気機械工業(156.6)、プラスチック製品工業(111.6)、窯業・土石製品工業(107.6)、一般機械工業(106.3)の4業種であり、10月以降続いている。また、90.0台の業種は、化学工業(99.2)、パルプ・紙・紙加工品工業(97.7)、その他の工業(93.9)、非鉄金属工業(90.7)の4業種であり、前月80台であったその他の工業が再び90台に上昇したほか、食料品工業(86.4)は依然80台となっている。 なお、前年同月比では4.2%の上昇となった。 在庫指数は94.2であり、前月と比べ5.3%の上昇となった。 これは、13業種中、プラスチック製品工業、食料品工業の2業種が低下したものの、化学工業、非鉄金属工業など11業種が上昇したためである。
|
・業種別動向(月別)へ |
|
平成13年1月分業種別の動向
※業種は寄与率(全体に与える影響)の大きい順に掲載
※ウエイトは10000分比で算出
<生 産>
低下した主な業種
業 種 ウエイト 指 数 前月比 前年同月比 寄与した主な品目 プラスチック製品工業 341.6 111.6 ▲9.2% ▲4.0% 機械器具部品など 繊維工業 672.9 62.8 ▲7.8% ▲5.0% その他繊維製品(ニット生地)など 一般機械工業 993.3 106.3 ▲3.0% 7.0%金属工作機械など 上昇した主な業種
業 種 ウエイト 指 数 前月比 前年同月比 寄与した主な品目 その他の工業 490.8 93.9 5.2% 0.5% 精密機械工業など 金属製品工業 2,515.1 86.2 0.7% 4.5% 板軽金属製品など 窯業・土石製品工業 266.2 107.6 3.9% ▲2.4%炭素製品など
<在 庫>
上昇した主な業種
業 種 ウエイト 指 数 前月比 前年同月比 寄与した主な品目 化学工業 2,149.1 124.3 7.8% 8.1% 医薬品など 非鉄金属工業 506.2 95.1 8.6% ▲6.4% 伸銅製品など 金属製品工業 2,536.4 75.4 1.6% ▲1.2% 金属製建具など
低下した主な業種
業 種 ウエイト 指 数 前月比 前年同月比 寄与した主な品目 プラスチック製品工業 654.3 81.3 ▲7.5% ▲18.7% 日用品雑貨など 食料品工業 573.5 106.0 ▲1.4% 6.6% 飲料など
主要業種別指数の推移
<鉱工業指数表はこちらへ>