統計情報ライブラリー/産業漁業センサス
漁船
1.漁船総隻数 ―漁船隻数減少、動力船の約7割は10トン未満―
図6
 漁業経営体が過去1年間に使用し、調査日現在保有する漁船の総隻数は996隻で、前回に比べ168隻(14.4%)減少した。
 漁船の種類別にみると、動力船は638隻(構成比64.1%)で、総隻数の約6割と最も多く、次いで船外機付船が285隻(同28.6%)、無動力船73隻(同7.3%)の順となっている。
 このうち動力船をトン数規模別にみると3トン未満が141隻(構成比22.1%)、3立方m5トンが178隻(同27.9%)、5〜10トンが139隻(同21.8%)の順となっており、10トン未満の動力船が約7割を占めている。

表13

 全国と比べると、富山県は5トン以上の占める割合が大きい。
 特に20トン以上の占める割合は7.5%と、全国(1.9%)の約4倍と大きく上回っている。

図7

2.漁業層別の動力船隻数、トン数及び馬力数
 動力船について1経営体平均動力船隻数をみると、前回と比べ、15.0%増加した。
 また、動力船1隻あたりのトン数及び主機関の馬力数をみると、前回と比べ、沿岸漁業層でトン数、馬力数ともに増加している。

表14