統計情報ライブラリー/産業漁業センサス
流通加工調査の概要

1.水産物流通機関 取扱い数量、金額ともに減少〜 
 漁業地区内で過去1年間に水産物を取り扱い、第一次段階の取引を行った魚市場は10市場となりました。
 平成14年1月1日から12月31日までの年間取り扱い数量は2万8,730トン、同金額は132億6,172万円で、前回に比べ取り扱い数量は18.2%、金額は20.8%の減少となりました。


2.冷凍・冷蔵工場 取扱い数量、金額ともに減少〜
 主機10馬力以上の製氷・冷蔵・冷凍設備を有し、過去1年間に水産物を取り扱った冷凍・冷蔵工場数は61工場で、前回に比べ2工場増加しました。
 また、冷蔵能力は6万6,544トンで前回に比べ0.6%の減少となりました。


3.水産加工場 工場数は減少〜
 過去1年間に水産物を加工製造した水産加工場は137工場で、前回に比べ7工場、4.9%減少しました。
 営んだ加工種類別にみると、富山県の水産加工生産量の半数近くを占める「ねり製品」の工場が廃業等により4工場、7.8%減少しているのをはじめ、「乾製品」や「調味加工品」の取り扱い工場数が大幅に減少しています。