富山県の景気は着実に回復しており、日本銀行富山事務所では、2月に公表した「富山県金融経済クォータリー(2017年冬)」において、ほぼ2年ぶりに全体判断を引上げました。判断の引上げに当っては、足許の個人消費と生産の改善がポイントとなりました。
もっとも、個人消費については、足許の状況や回復の方向性を懸念する声も一部に聞かれます。
個人消費は、GDPの半分以上を占める最大の需要項目であるだけに、その動向は景気全体に大きく影響します。本稿では、富山県の個人消費の現況と先行きの方向性について各種の指標を用いて点検していただきました。
中国南部およびヒマラヤ原産の高さ1〜2mになる落葉低木です。ジンチョウゲの仲間で、3〜4月ごろ葉の展開に先だち淡い黄色の花が咲きます。樹皮は日本銀行券(お札)や手漉き和紙の原料として利用されています。名前のとおり、枝が三つに分枝するという特徴があり、中央植物園の繊維の植物エリアにて観察できます。
(富山県中央植物園で撮影)
写真・文:富山県中央植物園